更新日:2017年5月23日
工場や倉庫などで採用されることの多い折半屋根ですが、鋼板を折り曲げ谷と山が連なった形状の金属屋根になります。
施工コストを下げ、比較的軽量なことから工場、倉庫のほかにも店舗でも使用されることの多い屋根材ですが一般的なお住まいではあまり見かけることはありません。
折半屋根についての詳しい説明はこちらをご覧ください→
工場などでよく見かける折半屋根の特徴と修理ポイント
このページでは工場や倉庫など、折半屋根工事を行った事例をまとめてみました。
折半屋根の点検・施工事例
・ボルト部分の補修
金属屋根のデメリットに錆びが発生しやすい点があげられます。
金属の錆びはあっという間に広がってしまい、耐食し屋根に穴が開いてしまったという事例も少なくありません。
金属屋根に錆びが出てきた時点で、屋根の機能は低下している状態を表しますので屋根が錆びてきたなと感じた時点で、金属屋根はメンテナンスの時期に来ていると言えるでしょう。
折半屋根は屋根材を重ね、ボルトを締めて施工されています。
多くの折半屋根の場合、このボルト部分のもらい錆びを防ぐために、ボルトキャップを施してある場合が多いのですが築年数が経過している古い建物では、そのような施工をしていない場合があります。
ボルト部分に錆びが発生している場合には、錆びてしまった箇所にケレンをかけ、錆びを落としたのちに錆び止めを塗布する方法などがあります。
工場・倉庫の折半屋根のボルト補修、点検・工事事例
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・折半屋根の塗装工事
折半屋根のメンテナンスとして、美観の維持だけではなく防水機能の維持として塗装工事は欠かせない工事です。前述でもありましたが、折半屋根は金属屋根となりますので、どうしても錆びが発生しやすい屋根材となります。防水機能を維持させてあげることで、錆びの発生を防ぎます。
折半屋根の場合、気を付けなければならないのが塗装面積になります。
例えば、屋根面積が図面上200㎡であったとしても、折半屋根は山と谷が連なった屋根材であるため平坦な屋根を1㎡塗装する場合と折半屋根では使う塗料の数量は変わってきてしまうのです。
工場・倉庫の折半屋根の塗装、点検・工事事例
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・折半屋根のカバー工法
折半屋根を採用されている建物として、工場、倉庫、店舗が多く普段の業務を長期間休業することが難しい場合があります。
屋根の状態などによってはカバー工法での対応が難しい場合もありますが、施工期間を短縮できるカバー工法は人気の工事となります。
一般的なお住まいの屋根と比べて折半屋根の場合は施工方法が異なりますので、雨漏りに対しても広く対応できる場合があります。
工場・倉庫の折半屋根のカバー工法の施工事例
基本情報
- 使用材料屋根:ルーフ600(ガルバリウム鋼板) 外壁塗:セラミクリーン 防水:サラセーヌ
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工場・倉庫などのメンテナンスは計画をしっかり立てる
大型の工場、倉庫などは規模の大きな工事となりますので、一般的なお住まいと比べても工期が長期間にわたることや、工事前の処理に時間がかかってしまう場合がございます。
大型工場や倉庫などの場合は長期的なメンテナンス計画を立て、しっかりとしたスケジュール管理が必要とされます。
ざっくばらんな見積もり書や、工事提案書を提出する業者の場合は思うように工事が進まない可能性が充分にあります。
また、屋根の中でも板金工事に優れた業者を選定しなければなりません。
大型工場や倉庫などの実績が多数ある業者の場合、経験が多く蓄積されています。工場や倉庫の工事経験のある業者を選ばれることをおすすめします。
当店では、大型工場、倉庫、店舗などの豊富な実績と蓄積された経験があります。
担当者が最適なメンテナンス方法をご提案させていただきますので、お気軽に0120-989-742までご相談ください。