久しぶりに訪れた別荘やセカンドハウスが荒れていて驚いたという方も多いのではないでしょうか?
当社では、遠方の別荘やセカンドハウスの屋根工事・点検も承っております。
別荘やセカンドハウスはその環境や立地が全く異なるため、長寿命にするためには特有のメンテナンスやリフォームが必要です。そのポイントについて詳しく解説していきますので、是非参考にしてみてください。
まず始めにお伝えしたいことは「別荘だからこそ一歩先周りした、こまめなメンテナンスが必要」だということです。
普段お住まいのご自宅とは違い、年に数回という頻度で使用する別荘の場合、例えば「屋根で異音がする」「雨が降ると天井裏で雨が滴る音がする」などといった些細な変化に気付きにくいものです。気付くのが遅れてしまった結果、被害が拡大してしまったというケースを本当にたくさん見てきました。だからこそ街中の建物以上に早め早めのメンテナンスが大事だということです。
普段気付かないことが多いからこそ、建物を気遣った一歩先回りしたメンテナンスが必要になってくるのです。まず最初に別荘を取り巻く環境について詳しく見ていくことにしましょう。
海の近くは塩害による影響を大きく受けることになります
海を一望できる、海岸のすぐそば、とても魅力的な立地ですが、建物にとっては街中よりも苛酷な環境です。
ご存知の通り、海に近ければ近いほど潮風がもたらす塩害の被害を受けやすくなります。塩分を含んだ潮風は建物の鉄部を通常より早く劣化させます。また塗膜の劣化の進行も早め、塗膜で保護された外壁や屋根、軒天や破風を傷めることにも繋がります。
当然海沿いの建物には塩害に強い建材が使われていることが多いのですが、それでも早めのメンテナンスが重要になります。
特に海から500m以内の建物は重塩害地域として特に潮風の影響を受けやすく、塩害が発生しやすいと言えるためこまめに点検を行う必要があると言えます。
海岸沿いは強風の影響も受けやすい
海岸沿いというのは遮るものがない上に、気圧の関係で特に日中は海から陸地に向かって風が強く吹くという特徴があります。
強風は知らず知らずのうちに屋根材を劣化させています。屋根材を固定している釘がさび、強風で屋根材や屋根に取り付けられている板金部材、役物などが飛んでしまうということが実際に多く発生しています。また太平洋側、日本海側ともに海岸沿いは台風の影響も受けやすく強風・暴風に加えて大雨の影響も受けやすいなどお住まいの外装材の飛散から、一気に雨漏りにまで発展するなどの立地的なリスクを負いやすい一面もあります。
山の中は植物と紫外線がお住まいにとっての大敵です
山の中で建物を傷めるものの一つとして挙げられるのがまず植物です。代表的な犯人が落葉です。雨樋に溜まれば排水不良を起こして建物を傷めます。バルコニーやウッドデッキに積もったままになると、そこから傷んでいきます。蔦が建物に絡みつけば外壁や軒天、屋根の隙間へと入り込み、破壊しながら内部へ侵入していきます。
また山などは木が多く、木陰も多いため紫外線のことを気になさらない方もいらっしゃると思いますが、実は標高が高い山などは海よりも紫外線量が多いことがあるのです。
標高が高くなるほど空気が薄くなるので、散乱せずにそのまま降り注いでくるため紫外線量が多くなるのです。一般には1000m高くなると紫外線量は10%増えると言われています。
住宅地でもそうですがやはり別荘であっても紫外線や植物から受ける影響は大きいためこまめに手を入れてあげることが大切になるのです。
人が住んでいないことで換気が不十分になり、湿気が家を傷める原因に
建物には適度な換気と湿度が必要ですが、これらは人が住むことで十分な換気が行われ、適切な湿度に保たれていることが多いわけですが年に数回、数か月に一度しか人が訪れない別荘では、利用しない間の換気が行われることがありませんよね。換気が行われなければ室内に湿気がこもってしまうことになり建物の劣化を早めてしまうことにも繋がります。
また湿気ということで言えば、自然環境に恵まれた立地に建てられることも多い別荘ですが、別荘地の建物の多くは建物の周り(犬走といいます)は土のままというのが多かったりします。実は土のままの犬走ですと、土が湿気を多く含んでいるため建物に与える影響も大きいのです。
日に当たらない北側の外壁がカビのために黒く変色している、苔が繁殖して緑色になってしまったなどの被害に驚かれるお客様も実は多くいらっしゃるんです。
人が住んでいないことで小屋裏などに小動物が入り込んでしまい、糞尿などでお住まいを傷めつけられてしまうといった可能性もあります。
特殊な場所、特殊な使い方をする別荘だからこそ自然環境や使用環境に適したメンテナンスが必要になるという事ですね。次に別荘だからこそやっておきたいお住まいのメンテナンスについて見ていきましょう。
「日頃の疲れを癒してくれる別荘」「家族や友人との楽しい思い出の詰まった別荘」そんな特別な存在だからこそ大切に長持ちさせたいですよね。ここでは定期的に行うべき別荘のメンテナンス、リフォームについて解説していきます。
落ち葉除けネットで雨樋の排水不良を防ぎましょう
落ち葉や飛散物などによって雨樋が詰まってしまうことが往々にしてあります。
雨樋の詰まりは雨水の適切な排水を邪魔し、雨樋から溢れだした雨水が外壁を滴り外壁の隙間(クラックや目地部分)から雨水の浸入を許したり、地面に溢れ落ちた雨水が泥水を跳ねたり、また雨樋に溜まった雨水が外壁や鼻隠しの劣化を早めてしまうといったことに繋がります。たかが落ち葉やごみなどの飛散物が建物全体の劣化を早めてしまうのです。
こまめな掃除ができれば良いのですが普段お住まいではない別荘となるとなかなかそういうわけにはいきませんよね。こうした建物へのリスクを先廻りして防ぐために落ち葉除けネットの設置は大変有効です。街の屋根やさんでは4,500円/m~承っております。
(屋根勾配や、屋根材(金属屋根等)によっては足場が必要な場合がありますのでご相談ください。)
屋根の劣化状況に応じて適切に塗装・カバー工法・葺き替えを選択しましょう
紫外線、風、雪、雹からお住まいを守ってくれている外装ですが、とりわけ屋根はお住まいの中でも劣化が早い箇所となります。屋根の不具合は雨漏りを許し、建物はおろか室内の設備にまで悪い影響を与えてしまいますよね。人が住んでいる住んでいないに関わらず毎日自然の影響を受けて、劣化を進めている屋根だからこそ築年数や使用されている塗料や屋根材に応じて適切なタイミングで屋根塗装、または屋根カバー工法や屋根葺き替えといったリフォームを検討する必要があります。
特に屋根はご自身では目が届かない場所だからこそ、専門業者による点検を数年に一度は行い、必要な提案を受けることでこの先どんなリフォームが必要なのか?どのタイミングで行うべきなのか?をあらかじめ検討しておくと良いでしょう。
塗料の耐用年数に応じて適切なタイミングで外壁塗装を行いましょう
外装で最も面積が広いのが外壁です。塗膜によって防水性能を維持している外壁ですが、新築から8年~10年程度(立地などの環境によります)、またそれ以降は使用された塗料の耐用年数に応じた塗り替えが必要となります。
もし外壁が防水性能を失い、外壁さらには建物の構造部まで劣化や腐食が進んでしまえば塗装で直すことができず外壁を新たに作り直す外壁張替えや外壁カバー工法といった大規模なリフォームが必要となってしまいます。面積が大きい外壁だからこそ、その費用は数百万円にも及ぶ可能性もあります。必要なタイミングで外壁塗装を行うことで建物の健康を維持できるばかりか、結果的にメンテナンスコストを抑えることにもつながるというわけですね。
換気棟で屋根裏の熱や湿気を屋外に排出し、屋根内部を守りましょう
換気棟は屋根に設置するだけで電気代などが一切掛からず、24時間毎日稼働してくれる自然換気方法です。屋根裏は熱がこもりやすく、且つ冬場などは内外との温度差で結露が発生しやすい場所です。こもった熱や結露は屋根を支えている野地板や垂木、梁などの耐久性を低下させてしまう事にも繋がります。
こうしたことを防ぐためにもこもってしまった熱や湿気を適切に排出するために換気棟が非常に有効なんですね。
特に断熱材が壁や天井に入っている高気密・高断熱な別荘はこうした換気の設備を入れてあげることで建物を傷めるリスクを減らしてあげることができます。換気棟を取り付ける際には、軒裏などに換気ガラリを設置して、空気の取り入れ口も作ります。
煙突や天窓など別荘だからこそある設備
非日常的な空間を楽しむことができる別荘。天窓から見える星空を楽しみたい、煙突のあるお洒落な空間で夜を楽しみたいなど様々な楽しみ方ができますよね。
しかしこうした設備は屋根に穴を空けて、設備を取り付けているためどうしても雨漏りのリスクが高まることになります。こうした設備についても定期的に専門業者に見てもらい、劣化や不具合が見られる場合はこまめな修繕を行うようにしましょう。
これら以外にもベランダやバルコニー、ウッドデッキなど雨風の影響を受けている箇所については日々劣化を進めています。業者による点検、修理をお願いする場合はお住まい全体を確認していただき、必要なメンテナンスを一度に行うことで工事をバラバラに行う必要もなくなるため手間も省けますし、仮に足場が必要な工事である場合コストを大きく抑えることにも繋がります。
いずれにしても大切なことは「こまめ」に「一歩先周り」したメンテナンスを行うことです。使用頻度が普段のお住まいと比較して少ないからこそ、不具合が発生した時に・・・ではなく数か月先、数年先を考慮して、せっかく別荘を訪れたのに「湿気がひどくてかび臭い」「雨漏りがひどくてゆっくりできない」などといったことがないように気を配ってあげていただきたいと思います。
適切なメンテナンスを行い、良い状態が維持された別荘は資産価値も高い
さらにこまめに、一歩先周りしたメンテナンスを行い、良い状態を維持することは資産価値を維持することにも繋がります。
例えば売却を考えている、賃貸を考えているとなった際には当然のことながら買い手、借り手は建物の状態を考慮して判断しますよね。スムーズに物件を手放すことにも繋がりますからご自身が使用することだけではなく、売却などを検討されている方はその先に住む方の事を考えることも重要となりますよね。
別荘のメンテナンスはDIYで十分?
海や山に別荘やセカンドハウスを所有する方でしたら、DIYも趣味というオーナー様も多いかもしれませんね。自分でお手入れし、塗装したウッドデッキやバルコニーなどは愛着も湧くでしょう。そういったお手入れを繰り返した別荘やセカンドハウスは年が経つほど味わい深いものになり、手放せないものになると思います。
そういったことから大きなメンテナンスも小さなメンテナンスも自分でやりたいという方も多いかもしれませんがちょっとお待ちください。
屋根などの高所は慣れていないと大変危険です。また、手をつけたものの、仕事や天候に影響されて終わらないというケースも出てきます。使用するのに不適切な材料を使ったメンテナンスをされていらっしゃるお客様もお見かけすることが多いのです。場合によってはDIYが原因で高額な補修費用が必要になったリフォームも過去にございます。別荘だからということではなく建物のメンテナンスは専門業者にお任せすることが得策でしょう。
別荘が気になるけどすぐには見に行けない、頻繁にお住まいの点検ができないといったお客様も多いことと思います。大きな台風の後や、悪天候が続いた後などは別荘の状態が気になって仕方がありませんよね。そういったお客様は是非別荘のメンテナンスに街の屋根やさんをご用命下さい。
点検も、工事も本来は立ち会っていただくことが理想ですが遠方にお住まいの場合、それが難しいこともあるでしょう。私たちは状況に応じてお客様のお立合いなくお住まいの点検や工事を進めさせていただくことも可能です。
その上で工事のご依頼や品質に対して、お客様の不安を取り除くために建物の点検結果や工事の様子は画像や動画で都度しっかりご報告いたします。緊急性の高い工事はお客様と連絡を取り合い、ご要望に応じて応急処置も行います。屋根や外壁について心配だ、気になる箇所がある、という方はまずお気軽に私たちの無料点検をご活用下さい。
リゾート地の別荘リフォーム、
屋根葺き替えと外壁塗装、防水工事の施工の流れ
点検の様子
道路を挟んですぐ海という最高の立地です。
写真はお庭から撮影したものです。道路の向こう側が海という別荘としては絶好のロケーションなのですが…潮風か建物に与えるダメージはかなりものになります。ご相談いただいた屋根ですが、やはり金属製で、素材はアルミでした。
屋根は上の写真を見ればお分かりになりますように、頂点がかまぼこ型になっています。ところどころに亀裂が見られ、テープで補修した跡があります。おそらく、過去に雨漏りがおき、応急処置したのでしょう。
コーキングされている箇所もありました。補修の後、入ったと思われる亀裂もあります。このような亀裂は屋根の半円の部分が歪んでいるから起こるのです。おそらく施工時に現場で加工と調整を繰り返しながら設置したのでしょう。本来であれば、半円の部分は工場で加工し、そのまま設置するので、歪みはほとんど発生しません。
写真からは屋根の表面が不自然に凸凹していることが分かると思います。コーキングの補修跡もあります。コーキングが劣化し、完全に裂けてしまっています。屋根の上を歩くと、しっかりとはしておらず、ところどころで、やわらかい感じを受けます。おそらく雨水が浸入し、下地の腐食がはじまっているのでしょう。
庇の部分の点検です。写真でもざらついているのがお分かりになると思います。ちょうど、傷みが出始めた頃ではないでしょうか。この程度ならば、トップコートの塗布だけのメンテナンスで済みます。
海辺の別荘にふさわしく、外壁は白一色です。1階の広いテラスといい、本当に素敵な建物です。遠目では綺麗に見えるのですが、ところどころ雨筋や汚れがあります。塗装が傷み始めると、汚れがつきやすくなるので、汚れは塗装時期を判断するバロメーターともいえます。
何か硬いものをぶつけたのでしょうか。1階の軒天近辺に傷があり、その付近が汚れています。屋根から伝ってきた雨水が作った雨筋も数箇所確認できました。ちょっと早めかもしれませんが、塗り替えの時期と言えるでしょう。
カラーシミュレーション
屋根と外壁の色のコーディネイトをシミュレーションしてみます。
この角度から見ますと、建物の右側部分の屋根が非常に印象的です。この建物にはどんな色がマッチするのかをカラーシミュレーションで試してみました。Aはグリーンの屋根に薄いクリームイエローの外壁です。Bは濃いブルーの屋根に白い外壁の組み合わせです
Cはブラウンの屋根に白の外壁の組み合わせです。Dはソフトオレンジの屋根に白い外壁の組み合わせです。今回はDに近い組み合わせをお選びいただきました。屋根は塗装するのではなく、工場出荷時の色がソフトオレンジのものを発注することになります。
足場の架設と高圧洗浄
安全性と作業性、汚れなどの飛散を防止するため足場を架設し、メッシュシートで被います。
大きく、高さもある建物ですので、足場の設置もそれなりに時間がかかります。まず、建物の一部に設置していきます。これらの写真だと、この足場がある部分だけの工事を行うような印象を受けます。
足場を建物全体に架設します。建物の高さに合わせて、足場の高さも調節します。左写真では建物の手前部分は低く、奥は高いので足場もそれに合わせた高さになっております。メッシュシートで建物全体を囲います。
高圧洗浄機はガソリンエンジンで15MPaもの水圧をかけることができます。建物を全体の汚れを水圧で洗い流し、これからの工事に備えます。
屋根葺き替え工事
歪んでしまったアルミの屋根からガルバリウムへと葺き替えます。
これまでの屋根材を剥がして、撤去していきます。屋根材自体が大きいので、サンダーなどで部分ごとに切り分けて剥がして行きます。やはり心配していた通り、雨水が浸入していました。防水紙が劣化しており、ボロボロです。
浸水によって劣化しているのが防水紙だけなら良いのですが…防水を剥がしていくと下の野地板が浸水し、変色していました。
腐食している部分もあり、解体の負荷に耐えられず、崩れてしまった部分もありました。
腐食している部分や傷んでいる部分を撤去し、張り替えていきます。傷んでいない部分はそのまま残し、必要な部分だけを張り替えていきます。
屋根の半円部分には構造材と野地板を新設し、これから葺いていくガルバリウム鋼板の屋根材と曲率と合わせます。これで屋根が歪んで、亀裂が入ることなんてありません。その上に粘着式の防水紙を敷設していきます。
今回は大きな建物で、なおかつ高さがあり、しかも屋根材自体が大きかったので、クレーンを使って荷揚げをしました。半円部分の屋根材はトラックの荷台をほぼ埋め尽くす大きさです。
ガルバリウム鋼板を使った屋根材を固定していきます。今回は屋根材の曲率を現場合わせで加工するわけではないので無理な力はかかりません。亀裂も発生しません。継ぎ目となる部分は専用の工具で折り曲げて固定していきます。
屋根の葺き替えが終わりました。様々な箇所に亀裂が入り、雨漏りしていた屋根から新しい屋根へと生まれ変わりました。この建物は海の近くです。ガルバリウム鋼板は錆にも強いので安心です。
外壁塗装
外壁塗装は防汚塗料の「ナノコンポジットW」でご依頼いただきました。
ナノテクノロジーによって、汚れにくい&汚れても降雨で洗い流されるという嬉しい機能を持った塗料が「ナノコンポジットW」です。まずはナノコンポジットW専用のシーラーで下塗りを行います。ローラーを見れば分かる通り、シーラーは透明です。
続いては中塗りです。白い外壁に白いペンキを塗っているので、塗装の様子が伝わりにくいと思いますが、ローラーに注目してください。上の下塗りとは違い、塗料で白くなっているのがお分かりになると思います。
仕上げの上塗りです。街の屋根やさんでは下塗り、中塗り、上塗りと計3回の重ね塗りを基本にしています(場合によってはそれ以上の重ね塗りもします)。強固な塗膜を形成し、塗装面の美観と寿命を長くするためです。
その他の塗装
バルコニーの手摺りやテラスの床も塗装しました。
ベランダの手摺りの塗装の様子です。こちらはデザインされており、形状が複雑ですので、吹きつけ塗装を行います。こちらも色を外壁と統一し、白にしました。
1階のテラスの塗装の様子です。こちらも外壁と同じように重ね塗りを行い仕上げていきます。重ね塗りをしている最中の写真はムラがありますが、上塗りで仕上げた後は綺麗になります。こちらは同じ白系でもクリームにしました。写真には写っていませんが白いテーブルの横にはバーベキュー用の設備があります。本当に素晴らしいバケーションを過ごせそうな別荘です。
庇とルーフバルコニーの防水工事
庇とルーフバルコニーのトップコートが傷みはじめてきたので、防水工事をします。
写真からも庇の表面がザラザラしているのがお分かりいただけると思います。ちょうど傷みが出始めた時期のようです。プライマー塗布してから、トップコートを塗布し、メンテナンスしておきます。
工事完了後
誰しも憧れる別荘ですが、一般的なお住まいよりも手をかけてあげないといけません。普通のお住まいとは違って、別荘は山の中や海の近くにあるため、過酷な環境にさらされています。特に海の近くでは潮風による塩害に気をつけなくてはなりません。金属部分は塗装した部分についてはこまめな点検が必要です。ちょっとした不具合でも、すぐに直してあげましょう。
今回、屋根は錆に強いガルバリウム鋼板、外壁はセルフクリーニング機能を持つナノコンポジットWを使用しました。どちらも海の近くという環境を考えた選定です。環境に適したものを選ぶことによって、建物への負荷を減らすことができるのです。街の屋根やさんでは見た目だけでなく、実用性や耐久性を考えた屋根材や塗料をお勧めしています。立地によるリスクや不安を抱えている方、ぜひ私たちにご相談ください。点検、調査、お見積もり、ご相談、全て無料で承っております。
別荘の屋根・外壁メンテナンスの必要性とリフォームのポイントまとめ
●使用頻度が普段お住まいのご自宅が違う別荘だからこそ、こまめな一歩先周りしたメンテナンスが必要になります。
●塩害、強風、植物や紫外線、人が日常的に使用していないなど別荘を取り巻く使用環境、立地環境などは別荘の劣化を進める原因となります。
●別荘を長持ちさせるためのメンテナンス方法として、ご自宅同様屋根や外壁のリフォーム以外でも植物から建物を守る落ち葉除けネット、天窓や煙突といった別荘だからこそ取り付けられているような設備などにも気を配りましょう。
●こまめにメンテナンスを行うことは資産価値を維持することにも貢献します。
●別荘が現在お住まいの場所から遠方にある方でも、ご遠慮なく街の屋根やさんにご相談ください。
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