更新日 : 2025年01月16日
更新日 : 2025年01月16日
落雪防止の雪止め設置は後からも可能!4つの雪止めタイプをご紹介
令和6年2月の降雪で被害にあわれた方へ
令和6年2月5日~6日の降雪によって、住まいの外装が被害にあったというお問い合わせを多数いただいています。・ベランダ、バルコニーの屋根が雪の重みで割れてしまった
・雨樋が雪で外れてしまった/破損してしまった
・カーポートの屋根が壊れた/倒壊した
街の屋根やさんでは、降雪被害にあったお住まいの点検・修理を承っています。
点検・見積りは無料なので、こういった被害でお困りの方はぜひ一度お問い合わせください。雪止めの設置で降雪被害を防ぐ
このページでは、降雪被害を防ぐために有効な雪止めについて詳しく解説しています。 降雪による住まいへの被害、人的被害を防ぐため、ぜひご検討ください。火災保険の有効活用
降雪被害をはじめとする自然災害によって住まいに被害が出た場合には、火災保険が適用される場合があります。火災保険についての詳細、手続きについては、こちらのページで詳しく解説していますので、ご参考ください。

目次 【】

2023年の2月、関東甲信は平地でも雪が降りました。そして雪が積もることで注意しなければいけないのが、屋根からの落雪です。皆さんはご自宅へ、屋根の落雪対策はされていますか? 温暖な地域では雪止めを設置していないお住まいもかなり見ることができます。 確かに温暖な地域では年間に数日のことですし、数時間で止んでしまうことほとんどです。積もることも滅多にありません。 「温暖な地域に住んでいるのにわざわざ付けなくても…」と思うのはもっともなことですが、ちょっと待ってください。 比較的、温暖とされる南関東でも2014年2月には2週に渡って雪が降りました。前週に降った雪が溶ける前に再度、降ったので、とんでもないくらい積もってしまうということが起こりえました(南関東でのレベルですので雪国とは比較になりません)。






雪の重みは1立方メートルで50kg~500kg!
雪ってふわふわしていますが、空を舞っている時はそれほどの密度はありません。しかし、降り積もり、重みがかかると固まっていき、密度も高まっていきます。



2階の屋根の雪が1階の屋根に落ち、その勢いで2階と1階の屋根の雪が合わさったものが落ちてくる。1立方メートル以上の重さと量の落雪があっても不思議ではないのです。 2階から落ちてきた雪は1階の屋根にぶつかると同時に自身と1階の雪を圧縮し、密度を上げます。重みも相当に増していますし、そこに硬さが加わっていると考えていいでしょう。

雨樋の変形、破損、落下
雪の重みが雨樋にかかることによって変形する。
雪の重みが長時間かかることによって変形が常態化。元の形には戻らなくなる。
雪の重みに耐えられなくなった雨樋が脱落し、落下。または破損し、脱落する。
落雪による物品の破損
落雪の結果、カーポートの屋根のポリカーボネートが破損してしまうケース。
屋根のポリカーボネートが破損、さらに骨組みも変形・破損してしまったケース。この下に車があれば、当然ダメージを受ける。
雪の重みで倒壊しかかっていたカーポートが落雪によってとどめを刺されたケース。この下に車があれば、大ダメージは免れない。
積雪に枝折と落雪による枝折 積雪による重みで枝が折れてしまった上に 落雪によってさらに枝がもがれてしまった例。

雪の中から枝が飛び出ていたので「何だろう、枝でも折れて埋まったのかな」と思っていたら後日、雪解けの際に植木鉢ごと破壊された鉢植えが横倒しになっていたという事実が発覚。
雪止めの設置は4つの被害と危険から貴方を守ります

道路などへお住まいの屋根の雪が落下する可能性がある場合、通行人などに落雪で怪我を負わせてしまう可能性があります。 過去から現在まで、落雪によって死亡した例は多数あります。


屋根の軒先に付けられている雨樋に被害を受けてしまったり、ご自宅のカーポートへ落雪して破損してしまったり、植木が被害を受ける可能性があります。 カーポートにお車が駐車されている場合、それも被害を受ける可能性があります。

世の中では落雪によって死亡事故が発生しています。その可能性はゼロではないのです

お庭も広いので雪が落ちても大丈夫という方も雪止めは付けた方が絶対にいいのです。 雪がそれなりに降り積もりました。屋根からもどんどん落雪しています。『雪と寒さのせいか水道水の出が悪い』、『ガス給湯器も排気口か吸気口かが雪で塞がれたためか安全装置がはたらき、停止しているので外に出てリセットしなければならない』、『降雪のためか、停電がしたり、しなかったり。エアコンも使えなくなりそうだから、用心のために石油ストーブを出しておいた。灯油がなくなってしまったので外の物置に取りに行かなければならない』 外に出ないことに越したことはないのですが、実は何かと外に出る用事が出てくるのも雪の日です。

雪止めをつけなかったがために、お住まいへの出入りを困難にしてしまう可能性もあるのです。寄棟や方形などの屋根では4方向とも雪に囲まれてしまう可能性もあります。雪止めを設置する他、落雪した場合、どこに雪が落ちそうかを確認しておきましょう。
雪止めにはさまざまなタイプがあります

屋根材と屋根材の間(スレートでいう縁切り部分)に挿し込み固定するタイプ。L字型、扇形、羽根型などさまざまな形状がある。

通常の瓦と交換して設置する。瓦の表面に取っ手のような突起があり、ここで滑雪を防止する。

断面がL字型になっている長い棒を屋根の傾斜方向に対して垂直に設置する。

金網で屋根の多くの部分を被い、雪との摩擦を多くし、滑雪を防止するタイプ。屋根の端にコイル状のものや籠状のもの、フェンス状のものが追加されることもある。表面が滑りやすい太陽光パネルが設置された屋根に用いられることが多い。
ご注意 雪止めには適切な取り付け位置があります

また、軒先に近い部分に付けるとここに雪水が集中して溜まることになり、屋根材の下へ水が染み込みやすくなり、凍りやすくなります。軒先の裏は軒天です。お部屋の上ならば屋根裏などの空間があるので凍りにくいのですが、軒先は上も下も寒気に晒されています。

凍結を繰り返すと凍害で屋根材が破壊されてしまったり、下地も腐食しやすくなります。 軒先より上の柱などの構造体がある位置、外壁の真上あたりが理想とされていますが、ここに集中して横一列などにつけてしまうと、ここばかりに重みが集中してしまい、やはりよろしくありません。実際の取り付けには千鳥配置にするなどの工夫が必要です。
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