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工場などでよく見かける折半屋根の特徴と修理ポイント
更新日:2016年7月3日
7月のまぶしい日の光が、ジメッとした梅雨時期の気だるさを吹き飛ばしてくれるようで少し明るい気持ちになれますね。
これから、本格的な夏に差しかかり、どんどん暑くなってくるのかなと思うとちょっとまた気だるくなってしまいますが、こうして1年はあっという間に過ぎてしまうのだなぁと実感します。
さて、ここ数日ですが工場や店舗様からのお問い合わせを多くいただいております。工場の屋根と一口に言っても様々な種類がありますが、多くの工場で使用されている屋根として折半屋根が採用されています。
折半屋根とは?となかなか聞きなれない屋根の名称になると思いますが、折半屋根とは鋼板を折り曲げ、谷と山が連なった形状の金属屋根となります。
折半屋根のメリットとしては折り曲げることにより鋼板に強度がでることや、施工コストを下げることができる、比較的軽量での施工が可能なことから建物の耐震性を高めることができます。
デメリットとしてはサビが発生しやすく、金属屋根の場合1箇所でサビがでてしまうと、あっという間にサビが屋根全体に広がってしまうといった特徴を持っているために、定期的に防水加工や防錆加工などのメンテナンスを行ってあげなければなりません。
多くの工場では金属屋根をボルトで固定しているような施工方法での折半屋根を採用しているようですが、こちらのボルトの釘浮きやサビの発生などにより、サビが屋根全体に広がり腐食した屋根から雨漏りが始まってしまうという事例は数多くございます。
千葉市美浜区にある工場と倉庫の雨漏り修繕工事
折半屋根も一般的なお住まいと同じように、防水効果を持続させるためには塗装工事を行わなければなりません。これから夏に向けて、遮熱塗料での屋根塗装工事をお考えのお客様も増えてきております。
ボルトキャップにサビや隙間などは出ていないか?ボルトキャップのはずれはないかなどの確認。経年劣化により屋根と面戸の取り合いに隙間が発生していることなども考えられます。
他、様々な要素がありますがこうした判断をするのは、工場での施工経験のある屋根業者でなければ難しいのではないかなと予想されます。
間違った施工方法で屋根修理や塗装を行ってしまうと、現状の屋根の状態よりもさらに悪化させてしまう可能性もあるため、当店の点検員は慎重にかつ確実に現状の問題点を追求いたします。
当店では、工場、店舗などの折半屋根に関するメンテナンスのご相談も承っておりますので、お気軽に0120-989-936までご相談ください。
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