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屋根の寿命を様々な事例で調べてみました

更新日:2016年7月10日

屋根の寿命と一口に言っても、屋根材によっても耐久性は異なりお住まいの立地条件によっても屋根の寿命は異なります。
一般的には瓦屋根であれば、陶器瓦であれば約60年。素焼き瓦、モニエル瓦などは約40年。セメント瓦で約20年ほどと紹介されることが多いようです。同じ瓦でも陶器瓦とセメント瓦では約40年も寿命が違うのですから驚きですね。
続いてスレート屋根の場合はきちんと定期的にメンテナンスを行っていれば約30年~40年の耐用年数になります。ガルバリウム金属屋根の場合だとメンテナンスフリーで40年~50年の耐用年数を誇ります。
アスファルトシングルは10年に一度の張替えが必要で、アバーニーなどは25年~30年程度が耐用年数だとメーカーでは公表されています。

しかし、どの屋根材もお住まいの立地条件や気象条件などにより耐久性が異なり、一概にメーカーから公表されている耐久年数で寿命を迎えるかと聞かれると少し疑問を感じます。
そこで、当店で行った屋根リフォームの施工事例を見て皆さんがどの程度の築年数で、屋根リフォームを行っているのかを調べてみました。

瓦屋根の施工事例

まず、ご紹介したいのが瓦屋根のリフォームを行った築35年、富津市のM様邸です。
富津市の屋根リフォーム事例 屋根葺き替え工事

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M様邸は周りが山林で囲まれた、緑豊かなお住まいで細部にまでこだわった伝統的な日本家屋の建物でした。
棟瓦には大きな亀裂の発生、平部には大きく割れてしまっている箇所が多く見られます。防水紙の劣化から雨漏りを引き起こしていました。
陶器瓦であれば約60年、瓦自体の寿命はありますが残念なことに棟を固定する漆喰や屋根の下地材である防水紙は60年も耐久年数はありません。漆喰はおよそ10年周期のメンテナンスが必要となり、下地の防水紙はおよそ30年で寿命が着てしまうといわれています。

 

続いては、横浜市鶴見でセメント瓦の屋根葺き替えを行った築40年以上の 様邸になります。
雨漏りを屋根の葺替えで解消します|横浜市鶴見区

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閑静な住宅街で、駅も近く立地条件のよいお住まいでした。セメント瓦はかなり劣化が進行している状態でした。下地材が腐ってしまい、屋根に上ると底が抜けてしまいそうな状態です。
室内でも深刻な雨漏りが発生してしまっている状態で、セメント瓦は確実に寿命を迎えている状態でした。

瓦屋根は耐久性が高く高寿命ですが、屋根に関わる下地材や漆喰などは瓦の寿命と比例してくれません。
そのため、瓦自体はそこまで傷んでいる状態ではなくても漆喰の劣化や下地材の劣化から、瓦の寿命を迎える前に雨漏りが始まってしまい屋根リフォームを検討するお客様が多い印象を受けます。


スレート屋根の施工事例


スレート屋根の事例としては横浜市南区で屋根葺き替えを行った築35年のK様邸が印象的です。
横浜市南区弘明寺駅 ハイブリッド屋根材のエコグラーニで屋根葺き替え工事

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雨漏りが発生してしまったことから屋根リフォームをご検討されていました。スレート材には大量のコケの発生が見られ、小屋浦には雨染みがくっきりと残り、野地板が変色してしまっている状態でした。
スレート屋根の場合は軽微な雨漏りであれば、カバー工法での対応も可能なのですが、K様邸の場合は屋根全体が水分を含んでしまい下地の交換が必要な状態であったことから、屋根カバー工法ではなく屋根葺き替え工事をおこないました。
こちらのスレート材は寿命がきていると言ってよいでしょう。

スレート屋根の場合、およそ10年に一度の周期で塗装を行うことによりお住まいの美観を保つだけではなく、防水機能を保つことができます。フッ素系塗料やハイブリッド塗料などでは15年以上の耐久年数を誇る塗料も存在します。
屋根材の状態にもよりますが、3回目の屋根塗装ではなく今後のメンテナンス周期などを考慮して3回目は屋根カバーを行うといったお客様が多い印象をうけました。

その他、金属屋根、アスファルトシングルなど

築25年、屋根カバー工事
東京都杉並区でアスファルトシングルからエコグラーニヘ

築30年 瓦棒屋根
船橋市|瓦棒屋根の雨漏りをカバールーフN455でシャットアウト、雨漏り跡の室内天井も張り替えました

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当店にご相談いただいたお客様の施工事例を参考にお住まいの築年数と劣化状態を確認してみるのも良いかもしれません。
もしかしたら、我が家の屋根は寿命を迎えているのかも・・・そんなご不安を抱えておられましたら、ぜひ当店の無料点検をご利用ください。

屋根リフォーム・屋根葺き替え・屋根カバー工事などをお考えの際はお気軽に0120-989-936までご相談ください。

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