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横浜市保土ヶ谷区川島町にて屋根の悪徳飛び込み営業が発生しました
【お問い合わせのきっかけ】
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:棟板金交換
- 施工期間:1日
- 築年数:25年以上
- 施工費用:詳しくはお問い合わせください
- 平米数:約4m
横浜市保土ヶ谷区川島町在住のN様より、
棟板金の点検をお願いしたいとお問い合わせをいただいたことが、今回の工事のきっかけでした。
近所で工事をしていて気になったんですけど~と名乗る業者から「屋根の板金が浮いて外れそうだから直してあげるよ」と言われ、屋根に登ってもらい応急処置をしていただいたようです。
応急処置なので完璧に直したわけではないということで、弊社に屋根の点検依頼をいただきました。
N様邸へと向かい、点検を依頼するに至った経緯をお伺いしていると、建物裏側にある屋根の棟板金が浮いてしまっているとの指摘を以前の訪問業者から受けたようでした。
棟板金とは屋根の頭頂部にある板金部分なのですが、たしかに風の影響などによって浮いてくることはあります。
しかし、今回指摘のあった屋根の真裏部分を地上から目視することは立地的に不可能です。
普段の生活の中で目視できない箇所は悪徳業者が自ら屋根に登り、破壊行為等を行ってもバレにくいという点から、悪さをするのに好んで狙う場所なのです。
そこで今回どのような被害を受けてしまったのかご紹介します。
屋根に登り棟板金のチェックを行います。
まず目についたのは棟板金の取り合い部分のコーキング材の不自然な跡です。
人の手で引きちぎるようなことがない限りこのような跡にはなりません。
棟板金の釘を打っている部分です。
添付した画像ではわかりにくいのですが、釘をバールで無理やり引き抜いた傷が確認できました。
棟板金に足跡があるのも我々からすると疑問です。
人が板金を踏み体重をかけてしまうと歪んでしまい、隙間を作ってしまう原因になってしまいます。
なので屋根やさんは棟板金部分を踏むようなことはありません。
よって推測するに、わざと破壊行為を行い工事を取り付けようという手口だったのでしょう。
地上からは目視できない箇所の被害なので元々どのような状況だったか知ることができませんし、屋根に登った時からこの状況だったと言われてしまえば破壊行為を証明できません。
破壊されたままの棟板金。
これを直すべくN様と工事内容に関して相談を進めていきます。
築年数的にカバー工事を行ってもよい状態でしたが、居住年数や予算を判断材料としたときに、必要最低限の工事ができればとお話がまとまりましたので、被害箇所である棟板金の交換工事のみを行うこととなりました。
まず棟板金を撤去していきます。
棟板金工事では、板金の内側にある貫板と呼ばれる下地材もセットで交換をすることが多いです。
なぜなら棟板金にある釘は、この貫板に刺さることにより固定されていたからです。
他にも、木製である貫板はやはり経年により劣化します。
貫板の耐用年数は目安として
20年です。
当然、既存釘の穴も残っていますし、固定力も弱まっています。
貫板新設時の風景です。
貫板交換の際は腐食しない樹脂製のものを使わせていただく機会が多いのですが、今回は既存のものと同質である杉板で施工しました。
杉板を使用した理由としては、今後スレート屋根のカバー工事なり葺き替え工事などのイベントが
10年以内に発生すると予想できたからです。
これらの工事の際に再び貫板交換を行うことになるのですが、樹脂製のものは
20年以上持つ商品です。
10年も使用しないかもしれないものに高い貫板での施工は、もったいないと考えたからです。
絶対樹脂製という必要はないですし、お客様の将来にとってのベストを導き出した結果なのです。
棟板金はガルバリウム鋼板製のものを使用しました。
同じ金属屋根であるトタンに比べると腐食や錆に強く、
3倍以上長持ちすると言われています。
棟板金は工場である程度形状を定められて現地に搬入されますが、
ひとつひとつ屋根の細かい形に合わせて現地で職人さんが加工を行います。
棟板金をに貫板に固定している作業です。
一般的なお住まいの棟板金には鉄くぎを使用されていることが多いのですが、私たちの依頼された工事ではステンレス製のビスを使用します。
打ち付けて固定する釘に対し回転でねじ込むビスを使用すると、より頑丈で飛びぬけにくい仕上がりとなります。 さらにステンレスの性質として錆びにくいというメリットも得られます。
取り合いとは建築関係の用語みたいなもので、接合部や部材同士の交わるところを指します。 棟板金は複数枚を使用し仕上げるので板金同士の継ぎ目が発生します。
そのつなぎ目をコーキングを打ち込むことにより納めるのですが、私たちは通常、板金の内側に打ち込み外から見えないように施工します。
しかし今回は既存の板金と新規の板金が重なる部分であることと、元々打たれていたコーキング跡が見た目的に美しくなかったので、それを上から覆い隠す形での外打ちを選択しました。
棟板金工事完了です。
被害を受けた箇所を中心に必要最低限の部分のみの工事ができ、N様にも喜んでいただけました。
今回行った工事は対応によっては防ぐことのできた工事にもなります。
飛び込み営業の方は不安を煽ってきますがその場で屋根に登らせることは被害を招いてしまうリスクにもなりますので、信頼のおける業者さんに問い合わせてみましょう。 棟板金工事は多少前後しますが
(税込)154,000~です。
今回のような小規模工事であればもっとお安く施工できる可能性もあります。
私達、街の屋根やさんでは相談、調査、見積もりと無料で行っております。 ぜひご活用ください。
工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事前アンケート
- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 向かいの家で屋根工事をしていた業者さんに不具合が見られると言われ、見てもらった。修理した方がよいと言われ、家をたてた工務店にみてもらったが、金額が高く数社見つもりを取った。メンテナンスを長年していなかったので、メンテしたかった。
- 弊社をどのように探しましたか?
- インターネット検索
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- ネットでけんさくし、すぐtelした。
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- ちょっと忘れました…
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- 状態や年数、今後の予定(今後どれくらい住むか等)など、いろいろ確認、相談していただいて数種のご提案をいただいて、ありがたかったです!
工事後アンケート
- 当初、リフォームを依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- 現状を確認して、いろいろなパターンを提案いただくこと。
- 弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか?した方はどこの会社と比較しましたか?
- M社
- 弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- いろいろ構造等説明いただいて、納得できたので。詳細な打合せ報告書をいただいて、よく検討することができたので。相談もショートメールでさせていただき、ありがとうございました。
- 工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです
- 作業前後や途中の写真を送っていただいて、確認できたのがよかったです。
- 弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- 現場をよく確認、診だんしただいて、技術情報をまじえながら、いくつか見つもりをご提案いただいた。
アンケートを詳しく見る→
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