更新日:2016年5月28日
ジメッとした空気と少し蒸し暑いような日がここ数日続いていますね。そろそろ梅雨入りの季節かなと思うとグッタリしてしまいます。
6月は降水量も多く、屋根工事の日程も雨天延期のスケジュールが増えてしまいます。しかし、雨量が多いこともあり1年で一番雨漏りのお問い合わせが多い季節でもあります。
しっかりと対策を行い雨漏りに備えたいですね。そんな雨漏りの原因は多岐にわたりますが、以外と多くお問い合わせをいただく案件に【屋根に鳥の巣を作られてしまい困っている】といったご相談をいただきます。
屋根に作られてしまった鳥の巣は雨漏りの原因ともなりえるケースです。瓦屋根の軒瓦や袖瓦の下に巣を作られてしまうケースが多く、雨漏りの発生のほかにも家に糞を落とされて困っている。鳥の鳴き声が不快で困っている。など
様々なご相談が寄せられています。
そこで本日は、まさかこんなところに!と驚きの困った屋根の鳥の巣をご紹介したいと思います。
1、軒瓦の下
多くの野鳥はこの部分に鳥の巣を作ることが多いようです。
この部分は多くのお住まいが真下にベランダやバルコニーなどが設置されているケースが多く、鳥が出入りするたびに糞を落とされ洗濯物に糞がついてしまったなどお困りのお客様が多いようです。
また、軒樋に枯葉を落とし、雨どいの詰まりの原因を作ったり防水紙を食って巣を作ってしまうなど屋根にとっても負担をかけてしまうので見つけた場合は対策を行いたいですね。
2、棟の鬼瓦付近
作られてしまっても以外に気がつかないの棟の鬼瓦付近です。なんだか鳥の鳴き声がここ最近うるさいなと感じるようでしたら、実はお住まいの棟の鬼瓦付近に鳥の巣が作られているかもしれません。
ここに鳥の巣が作られてしまうと、棟のゆがみが発生してしまう可能性があります。漆喰に劣化がある場合、棟の固定力が弱まり平部に葺かれた瓦もガタガタの状態になってしまいます。
3、軒天付近
軒下や軒天に鳥の巣を作られてしまうといった例も数多くございます。
特に、軒天に穴が開いている状態で放置してしまうとその穴の中に鳥の巣が作られてしまうのです。鳥から見れば、雨・風を防げる最高の巣になりますが生活する側からすればとっても迷惑です。
軒天の穴などは放置せずに見つけた際には補修を行った方が良いでしょう
鳥の巣を防ぐ方法としては以前もご紹介しましたが、害鳥スプレーや瓦屋根の隙間をふさぎ、屋根の内部への侵入を防ぐ方法などがあげられます。
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瓦屋根に作られてしまう鳥の巣、実は対策ができます
また、鳥の巣の撤去に関しても弊社では施工例がございますので、そちらもあわせてご覧いただければ幸いです。
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軒天補修 鳥の巣撤去 鎌ヶ谷市
また、鳥が巣を作ってしまった場合、巣にヒナがいる場合には鳥獣保護法から巣を取るのに難しい場合もございます。
また、ご自身で巣を取り除こうとして、はしごを屋根にかけて上り巣を撤去するというのも、かなり危険な作業になりますので控えたほうが良いかと思います。
まずはお気軽に0120-989-936までご相談ください