更新日:2016年5月22日
5月も後半に差し掛かり、暖かい日が続きますが、そろそろ梅雨入りの季節に差し掛かります。
お住まいの屋根のメンテナンスは大丈夫でしょうか?6月は雨漏りのお問い合わせを多くいただく季節です。
湿気のこもりやすい季節でさらに雨漏りなどが始まってしまっては、心身共にぐったりと疲れてしまいますね。雨漏りが始まる前にしっかりとメンテナンスを行いたいですね。
さて、そんな梅雨入り前の季節で雨量も少ないということもあってか、ここ数日屋根塗装のお問い合わせを多くいただいております。
そこで、塗装をお考えのお客様より「ご近所を含めてグレー系の屋根が多い気がするけど、なにか理由があるのでしょうか?」といった疑問の声をいただきました。
確かにお客様がおっしゃるとおり、グレー系の色で塗装された屋根は多いような気がします。なぜ、多いのかと私は気にしたことがありませんでしたが、確かにこれから塗装をご検討されるお客様にとっては気になる疑問かもしれません。
そこで、なぜ屋根はグレー系の屋根が多いのかを考察してみようと思います。
1、日本人が昔から慣れ親しんだ瓦の色から抵抗無く受け入れられるから
スレート屋根や金属屋根などが屋根材として採用され始めたのが昭和になってからですが、瓦に関しては1420年前の飛鳥時代から使われている歴史のある屋根材です。
瓦屋根の色はいぶし銀と呼ばれますが、大きく分類すればグレーになります。そのため、日本人には屋根の色はグレーというのが抵抗無く受け入れられるポピュラーな色といった観念があるのかもしれません。
その証拠に、性能だけで考えれば屋根の色はシルバーの方が反射率が高く、夏場は屋根の表面温度や室内温度を抑える効果があります。
一方でグレーはブラックよりも熱の吸収率しにくいとはいえますが、分類すると熱を吸収しやすい色になると思います。
2、汚れが目立ちにくい
外壁や屋根の汚れは築年数の経過と共に塗膜の劣化などにより、おこってしまう避けては通れないものです。
お住まいの美観を維持するためだけではなく、お住まいの防水性を維持させるためにも塗料のランクにより異なりますがおよそ10年に一度の周期で塗り替えをおすすめしております。
その中でも、もっとも汚れが目立たない色としてあげられるのがグレーが一番、汚れが目立たないそうです。できるだけ、お住まいを長期の間、綺麗に見せたいという場合にはグレーが最適なのかもしれません。
上記のようにグレーは、日本人に慣れ親しんだ色という点や汚れが目立ちにくいといった点から、多くの方に選ばれている色なのかもしれません。
しかし、最近では汚れを雨で洗い流すセルフクリーニング機能のついた塗料なども多く、白色の外壁塗装に赤い屋根や青い屋根など見た目もおしゃれな色選びをするお客様も増えています。
塗装を行う最に、一番迷うのがやはり色選びですね。当店ではカラーシミュレーションを行い、お住まいの塗装の先取り体験をしていただくことで、よりお客様の色のイメージを持ちやすいご提案をさせていただいております。
屋根塗装をお考えの際はお気軽に0120-989-742までご相談ください。