【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

現地調査

　現地調査の様子からご紹介いたします！

　今回は、ドローンを使用して板金の飛散の有無を確認させて頂きました。

　まず、指摘があった棟板金を確認させて頂きましたが、剥がれや変形等の異常は確認できませんでした。

　訪問業者より指摘を受けたという建物を多く見てきましたが、実際に症状が出ている事は稀です！

　指摘を受けても焦らずに、信頼出来る会社への調査依頼をおすすめいたします(#^^#)

　O様邸の屋根にはスレート屋根材が使用されており、屋根形状は切妻屋根と入母屋造りが複合した形状でした。

　訪問業者より指摘を受けた棟板金の飛散や捲れの症状は確認できませんでしたが、スレートの塗装は色褪せが目立ちます(>_<)

　また、水分が滞留しやすい軒先や屋根の北面では、苔の発生も確認出来ました。
　さらに、スレートの一部には破損している箇所が複数箇所見られました。

　現在雨漏りの発生は無いとの事でしたが、破損箇所はスレート屋根材の重なりが少なくなっています。

　雨風の強いタイミングでは、吹込みのリスクが高い状態です！

　棟板金に指摘の様な症状は見られませんでしたが、経年劣化の症状として釘の浮きが発生しておりました。

　棟板金の釘浮きは下地となっている木材の腐食や板金の熱収縮により発生しますので、築15～20年が経過している屋根では多く見られる症状になります。

　釘が抜けてしまうと板金の固定が弱くなり飛散のリスクが高まりますので、20年を目安に棟板金の交換工事がオススメです！

　

　上記の症状をお客様にご報告させて頂きました。

　緊急性のある症状は見られませんが、メンテナンスが必要な状態ではあります。

　屋根全体のメンテナンスとして屋根カバー工事のご提案をさせて頂き、メンテナンスの必要性をご理解頂いた上でお任せいただく運びとなりました！

　屋根カバー工事の費用は税別798,000円より承っております。

　屋根形状や面積により金額には変動がございますので予めご了承ください。

屋根カバー工事

　屋根カバー工事では高所作業となりますので、作業の前には足場の仮設が必須となります！

工事中は足場の仮設・撤去などによりどうしても騒音が発生してしまいます(>_<)

　ご近隣の方々にご迷惑をおかけしてしまうことになりますので、工事着工前にご近隣様へのご挨拶を行わせていただいております。

屋根洗浄

 

　屋根カバー工事に取り掛かる前に屋根の洗浄作業を行います。

　既存屋根材の表面は、全体的に苔の発生や塗膜の劣化によるザラつきが発生しておりました。

　このままカバー工事を行うことも可能ですが、防水紙の密着性向上や苔やカビの除去を踏まえ洗浄作業を実施しました。

　洗浄後は苔や汚れが落ち、これだけでも見た目の印象が大きく変わりました(#^^#)

既存棟板金撤去

 

　棟板金の撤去を行います！

　屋根カバー工事は、劣化が進行している既存屋根へ新しい防水紙・屋根材を被せる屋根リフォーム方法です！

　最初の工程は、新規の屋根材を被せる上で凹凸となってしまう棟板金・雪止め金具の撤去です。

　屋根カバー工法は既存の屋根材を撤去する必要がほぼ無い事がメリットですが、こうした屋根の突起部分はどうしても撤去する必要があります。

防水紙敷設

 

　撤去が完了しましたら、防水紙（ルーフィング）の敷設を行っていきます！

　使用する防水紙は、田島ルーフィングのタディスセルフです。

　遅延粘着式ルーフィングという種類で、貼り付け直後であれば修正可能ある事から施工性に優れます(#^^#)

もちろん、しばらく経過すればしっかりと粘着します。

スーパーガルテクト設置

 

　防水紙の敷設が完了しましたら、いよいよ屋根材の敷設です！

　今回は、金属屋根材「スーパーガルテクト」を使用します(#^^#)

　屋根カバー工法は屋根が2重になることから屋根の重量増加が避けられず、耐震性の低下が避けられません。

そこで、軽量で耐久性に優れたスーパーガルテクトを使用する事で、屋根の重量増加・耐震性の低下を最小限に抑える事が出来ます(#^^#)

 

　1枚の長さが約3ｍありますので、屋根のサイズに応じて長さの加工を行い取り付けていきます。

　加工を行う際にグラインダーで切断を行うと鉄粉が飛散し錆の原因となりますので、鉄粉の発生しない専用工具を使用して加工を行っていきます！

棟納め

 

　最後の工程である棟板金の設置を行います！

　棟板金の固定先となるのが貫板ですが、既存の貫板には木製のものが使用されていました。

　木製貫板は水分を吸水してしまう特徴がありますので、年数が経過すると湿気による腐食の心配があります(>_<)

　そこで今回は、水分による劣化促進の心配がない樹脂製の貫板を使用させて頂きました。

　貫板の劣化は棟板金の飛散・捲れの原因となりますので、現在木製の貫板を使用されている場合には樹脂製貫板への交換がおすすめです！

　板金の繋ぎ目部分はどうしても隙間になってしまいますので、シーリング処理によって雨水の侵入を防止します。

施工完了

　屋根カバー工事の完了です！

　苔が多く繁殖していた屋根から見違える様に綺麗になりました(#^^#)

　耐久性・耐腐食性に優れるスーパーガルテクトを使用させて頂きましたので、安心してお過ごし頂けると思います！

　私達「街の屋根やさん」では、引き続き新型コロナウイルスの感染対策を徹底して行っております。

　新型コロナウィルス対策としてマスク着用でお伺いさせて頂き、点検・ご相談の際には適切なソーシャルディスタンスを確保致しますのでご安心ください！

　お困りの際は、ぜひお気軽にご相談下さい(^O^)／

　記事内に記載されている金額は2023年11月29日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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