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横浜市金沢区六浦にて。訪問業者の不安を煽る指摘から弊社への点検依頼の問い合わせでしたが、メンテナンスの時期でもあったため屋根カバー工事を行いました。
【お問い合わせのきっかけ】
ビフォーアフター
基本情報

- 施工内容:屋根カバー工法
- 施工期間:5日間(足場工事除く)
- 築年数:約30年
- 施工費用:詳しくはお問い合わせください
- 平米数:約60㎡
- 使用材料:オーウェンスコーニング オークリッジスーパー
横浜市金沢区六浦にお住まいのT様より「
訪問業者に棟板金が浮いていると指摘されたが、遠目だとよくわからず不安なので点検に来てほしい。」とのお問い合わせをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
そこでまずは現状を把握するために現地調査にお伺いしました。
屋根に登って指摘された棟板金をみてみると若干浮いており、周辺に棟板金を固定する釘が複数本抜けかかっておりました。
私たちは屋根に登らせていただいたので近くで目視による確認ができましたが、一般的な立地であれば、まず地上からの目視による確認はほぼ不可能です。
屋根に登らせてもいない訪問業者にわかるはずもありません。
あの手この手で工事をさせようと迫ってきますのでご注意ください。
しかし、このままでは
台風や強風時に飛散してしまう恐れがあることが調査でわかりました。
棟板金は屋根の頂上部分に使用される役物であり、日光の影響を最も受けるので1年を通して何度も温度差の変化が生じます。
そのときに、棟板金を固定している釘が金属の性質である熱膨張による収縮が起きます。
高温時には膨張し、低温時には縮む。
この性質により年月をかけ釘がずれていくのです。
もう一つ要因としてあげると、棟板金内部にある貫板の腐食です。
新築時に木製の杉板を使用していることが多いのですが、建物内部から上がってくる湿気や、外部からの水分の浸入により経過年数とともに腐食していきます。
そうすると、棟板金を固定している釘を打ち付ける下地材である貫板は、釘を留めておける力が弱ってしまうのです。
以上2点の利用により、経年劣化による棟板金の浮きが発生し、強風時の飛散へと繋がってしまうのです。
木製の貫板の期待耐用年数としては15年ほどとなっております。
屋根材表面の塗装の剥がれから、塗膜の劣化が見受けられます。
この状態ですと、セメント系である
スレート屋根は水を吸いやすい状態になってしまいます。
また、屋根材同士が重なる小口と呼ばれる部分に雨水を裏側から吸い込んだと思われる黒シミが確認できます。
この部分は本来隙間が空いており、
屋根材の内側に入ってしまった水分や湿気を外部に逃がす役割を持っています。
しかし、前回の塗装メンテナンスの際に
縁切り作業を怠ったことによって塗料が隙間を塞いでしまっています。
このままでは内部に湿気がたまり続け滞留を起こし、下地板である合板の腐食や防水紙の劣化へと繋がり、やがては雨漏りという被害を招いてしまうのです。
築年数やメンテナンス歴などの情報とお客様のご要望をヒアリングしていく中で、
屋根のカバー工事で進めていく流れとなりました。
屋根カバー工事は
葺き替え工事に比べ、
既存屋根の撤去・処分費がかからず比較的安価に工事をできることがメリットです。
そんなカバー工事を行うにあたり、下地の強度のチェックと雨漏りの有無が大切です。
T様邸では問題ございませんでしたので今回の工事を私達、
街の屋根やさんでお任せいただくことになりました。
それでは、屋根カバー工事スタートです。
屋根カバー工事は、屋根全体をフラットにすることから始めます。
棟板金の撤去や雪止めの立ち上がり部を切断するのです。
また、T様邸には
天窓(トップライト)がついておりましたが、今後は不要との判断で撤去していきます。
期待耐用年数
20~25年を迎える天窓は雨漏りリスクの高い設備となりますので、今回のような
屋根の工事をするタイミングでの交換や撤去を行うことをおすすめしております。
天窓付近の棟から窓の下端までに関与している屋根材を一度すべて捲ります。
ここでやっと天窓がはずせるようになるのです。
その後、天窓が撤去されてできた開口部分に合わせた合板を現地でカットし取り付けます。
取り合いにコーキングを打つなどの雨仕舞いをしてからスレートを復旧し、
天窓撤去・塞ぎ工事完了です。
今回、普段目にすることない小屋裏の天窓だったため、建物内部からの処理は行いませんでした。
内側から見ると合板が見える形です。
こちらが気になるようでしたら
室内下地の造作、クロス貼り仕上げも可能ですのでご相談いただければと思います。
既存屋根材の表面がある程度フラットに出来たら、防水紙(ルーフィング)を新設していきます。
今回使用する防水紙は田島ルーフィングさんの
”タディスセルフ”です。
遅延型粘着性という特徴を持つこの防水紙は、釘による固定ではないため下地に穴をあけることがありません。
カバー工事では防水紙の下地に当たる部分が既存屋根材なので、新たに釘を打ち付けて固定するタイプの防水紙は雨漏りのリスクを増やしかねないので適していないのです。
防水紙と同時に先付けの役物を設置したら、新しい屋根材を葺いていきます。
今回採用されたのはオーウェンスコーニングさんの
”オークリッジスーパー”です。
セメント系の
スレートに代わり、
アスファルトシングルと呼ばれる屋根材です。
ガラス繊維とアスファルトでできており
防水性が高く、錆びることもない。 さらに、
柔らかいので割れることがない素材です。
表面に石粒が吹き付けられており、一般的な屋根勾配であれば
雪止めを設置しなくても大丈夫です。
そして期待耐用年数は
25~30年。
メーカー保証が永年(制限付き)であるのが特徴です。
スレートより軽量であり、流行りの金属屋根より重量はありますが、安価で工事可能です。
仕上げに頭頂部の棟板金を納めていきます。
棟板金の内部に使用する下地材の貫板は屋根材の耐用年数が長いことを考慮し、
プラスチック樹脂製の貫板を使用しました。
樹脂製は木製と違い
腐食することがないので
釘浮きも起きにくく耐用年数が長い製品です。
その貫板の上から
ガルバリウム鋼板製の板金をかぶせ、
街の屋根やさんでは鉄くぎではなく
ステンレス製のビスで固定していきます。
単純に固定力が高いものを使用し長持ちしていただきたいからです。
足場の解体前に施工箇所に問題がないか最終確認を実施し、天窓の撤去を含む
屋根のカバー工事が完了しました。
屋根材の耐用年数に合わせ貫板を樹脂製にしたことにより、高耐久な屋根の誕生です。 今回取り入れられた屋根のカバー工法は
(税込)877,800~より承っております。
私たち、
街の屋根やさんでは調査・点検後に各ご家庭の状況やご要望に合わせた、施工方法や建材による見積もりを作成し、ご提案までを無料で行っております。
街の屋根やさんのホームページからでも、その他リフォーム工事についてお問い合わせ可能ですので、ぜひご連絡ください。
工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事前アンケート

- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 近隣の工事関係者より指摘されたことにより棟板金の不具合い
- 弊社をどのように探しましたか?
- ネットの検索にて
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- ホームページの回覧にて実績の多さにて問合せ 屋根の実態の確認がしたかった事
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- 急勾配の屋根に登り現状の確認していただき修理内容が確認できた事
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- 屋根の現状の説明が明確で大変助かりました
工事後アンケート
- 当初、リフォームを依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- 当初は屋根の塗装を検討していましたが屋根の現状確認後はカバー工事への変更となりましたが満足のいく工事を期待しておりました
- 弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか?した方はどこの会社と比較しましたか?
- M社(屋根の現状確認と見積り入手)
- 弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- 実績と工事内容の説明が明確であった事
- 工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです
- 作業が丁寧で安心して見てられました 作業されたスタッフの方の対応が素晴らしかったです
- 弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- 親切丁寧な会社でスタッフの対応も良い
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