【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

雨樋の状況確認

　

　雨樋調査の状況です。2階の雨樋から流れ落ちた雨水が1階の屋根に染み跡が確認出来ます。染み跡の上部にある雨樋の状況を確認したところ、雨樋が歪んでしまったことで外側に傾いてしまっています。更に雨樋同士を繋げるジョイント部分にひび割れが起きていることもあり、排水不良によって雨樋に溜まっている雨水が少しずつ流れ落ちてしまう状況となっています。現状の問題を改善するには、雨樋交換工事が必要です。

　お客様に雨樋の状況をご報告し、工事についてご説明させていただきました。工事として、2階の雨樋の工事になりますので仮設足場の設置を行い、雨樋交換工事を行う工事工程になります。使用する雨樋は、グンバイDL55を使用します。工事のご依頼をいただき工事に着工させていただきました。

雨樋交換工事

　

　雨樋交換工事の状況です。今回の工事は、歪んでしまっている箇所の部分的な交換工事を行わせていただきます。雨樋の中に雨水が溜まっていたので、作業のために雨樋の溜まっている雨水を排水してから作業を行い、排水完了後に交換する箇所の雨樋の取り外し作業を行います。

　

　雨樋の取り外しが完了後に、雨樋を支える雨樋金具の取り外しを行います。金具は、釘で固定されていますので1本1本工具を使用し抜いていき、金具を取り外していきます。取り外しが完了後は、新しい金具の取り作業を行います。

　

　新しい雨樋金具を設置するにあたり、水の流れ（勾配）をつけるために水糸を設置します。今回の工事は、集水マス間での交換工事を行いますので、集水マス間の中央を一番高い位置に水糸を調整します。水糸の設置後は、新しい金具の取り作業になります。金具は、ステンレス製になりますので、強度が強く錆の発生の心配がありません。

　

　新しい金具の固定には、ステンレス製のネジタイプのビスを使用します。ステンレス製ですので、錆の発生による固定力の低下がなくビスを使用しますので、固定は釘と比べ強化されます。

　雨樋金具の固定が完了した状況です。交換前は、釘の3本固定でしたが交換後は、ビスの4本固定を行いましたので交換前と比べ固定量はかなり強化されます。金具の設置完了後は、新しい雨樋の取り付け作業を行います。

　

　新しい雨樋の取り付け状況です。新しい雨樋を取り付けの際に、金具に設けられています雨樋を支えるためのツメに引っ掛け雨樋を取り付けていきます。新しい雨樋は1本が3.6ｍとなりますので、雨樋を繋げる箇所が出ます。その際には、専用のジョイント部材を使用します。

　

　ジョイント部材には、雨樋専用の接着材を塗りジョイント部材を取り付けます。ジョイントは2箇所になります。雨樋の取り付けの際に、集水マスの側の雨樋には、雨水の廻り込み防水対策として加工を加えます。

　

　集水マス内の状況です。加工した雨樋を折り下げることで、雨樋の裏側に雨水が廻り込まなくなり竪樋のしっかりと雨水が排水されます。旧雨樋金具の釘を抜いた際に出来た釘穴を、コーキングで穴埋め行います。釘穴を残してしまうと、穴から雨水が入り破風板の腐食に繋がってしまいますので、補修は必須です。今回、雨樋交換工事と合わせて塗装工事も行わせていただきます。

雨樋交換工事竣工

　雨樋交換工事後にお客様にご確認いただき「これで、騒音からの悩みが解消されました。引き続き工事をお願いします」と、無事に問題を解決するすることが出来ました。塗装工事もご満足いただけるよう工事を進めていきます。（雨樋交換工事の費用）

　　雨樋交換工事は、街の屋根やさんにお任せください。

　記事内に記載されている金額は2023年02月15日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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