板橋区若木にてスレートの部分葺き替え、屋根塗装工事を実施 使用塗料はヤネフレッシュSi(SR-110)になります
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白井
板橋区若木にお住まいのE様邸にて行いました屋根部分葺き替え工事、屋根塗装工事の様子をご紹介しております。お問い合わせのきっかけは「屋根の一部がズレてしまっているので修繕を検討している。調査、お見積もりをお願いしたい」とご相談を頂きました。 E様邸の屋根にはスレートが使用されていましたがスレートの一部が破損し正規の位置からズレてしまっている状態でした。固定がされていないまま屋根に乗っている状態ですのでスレートの落下による二次被害の危険性が考えられます。また、築13年が経過しておりメンテナンスを行っていない屋根でしたのでスレートの塗膜にも色褪せや苔の発生等の劣化症状が発生しておりました。 元々は破損しているスレートの交換をご希望でしたが作業の際に足場が必要な事から、屋根全体のメンテナンスとして塗装工事のご提案も併せてご提案させていただきました。ご検討の末、部分葺き替え・屋根塗装工事をお任せ頂く運びとなりました。
担当:白井
ビフォーアフター
現地調査
現地調査の様子になります。E様邸は築13年が経過した建物になり屋根にはスレートが使用されておりました。スレートはセメントを主成分として形成されている屋根材となります。表面が塗装によって撥水性が付与されていますので定期的なメンテナンスが必要な屋根材となります。
E様邸のスレートは、これまでメンテナンスを行っていませんでしたので全体的な塗装の劣化症状が発生しておりました。また、スレート1枚に破損が見られスレートがズレてしまっている状態でした。屋根材が固定されていない状態になっていたので落下の可能性があり危険な状態になります。
屋根材や板金部分を手で触ると粉の様な物が付着しました。これはチョーキングと言われ、熱や紫外線による劣化の影響で塗料に含まれる顔料が塗装の表面にチョークの粉のように出てきてしまう現象になります。チョーキングの発生は塗料の寿命だとも言われておりますのでこの様な症状が発生している場合にはメンテナンスのサインになります。また、軒先側の屋根は他の部分と比べ塗装の劣化が進行しておりました。軒先は水下側になりますので水が一番滞留しやすい部分ですので塗装の劣化も進行しやすく塗膜の剥離や汚れが目立ちました。
屋根は一部急勾配となっておりました。急勾配部分は水切れが良く苔や黒ずみは比較的少ない状態となっておりますが塗膜の劣化は進行しておりますのでメンテナンスが推奨されました。調査結果をE様にご報告し部分葺き替え工事、屋根塗装工事のご提案を行いました。ご検討の末工事をお任せ頂く運びとなりました。
屋根塗装工事の費用は切妻屋根60㎡のスレート屋根の場合、税込み184,800円より承っております。使用材料によっても金額が異なりますので詳しくはお問い合わせ下さい。
屋根葺き替え工事
屋根塗装前に破損したスレートの交換を行います。先ずは、既存の棟と貫板の撤去を行います。棟板金と貫板は釘によって固定されていますのでバールやハンマーを使用し撤去を行います。
スレートが破損していた箇所は、棟から2段目でしたので今回は2段目までの葺き替えを行います。スレートも釘で固定されているので釘を抜くことでスレートを取り外すことが出来ます。
スレートの撤去が完了したら防水紙の釘穴をシーリング処理し湿気や雨水等の水分が浸入しないように対策を行いました。葺き替えの範囲が広い場合には防水紙の新設を行いますが今回は小面積で傷みも少ない事からシーリングでの対応となります。
新たなスレート屋根材の設置を行います。部分的な葺き替え工事ですので使用する屋根材は既存と同質屋根材のケイミューのコロニアルグラッサ(ピュアブラック)を使用しました。棟際の施工でしたのでサイズを加工しながら納めていきました。
棟の下地には樹脂製貫板のタフモックを使用しました。貫板設置後は板金を被せパッキン付きのビスで固定を行いました。既存の棟板金は釘により固定されていましたが釘で固定を行うと年数の経過と共に少しずつ抜けてきてしまいますので今回の施工ではビスでの固定を行いました。また、ビス穴からの水の浸入を防ぐ為にゴムパッキンの付いたビスを使用していますのでビス穴からの浸水の心配は御座いません。
屋根塗装工事
部分葺き替え工事が完了したので続いて屋根塗装工事を行います。先ずは高圧洗浄による下地処理を行います。高圧洗浄を行うことで汚れや旧塗膜の除去を行います。旧塗膜は全て剥がれるわけではありませんが密着が弱くなっている部分に関しては剥がすことが可能です。屋根塗装は旧塗膜の上に塗料を乗せていきますので下地処理をしっかりと行わないといけません。塗装がすぐに剥がれてしまう等のトラブルに繋がってしまいますので重要な工程になります。
今回の屋根塗装工事で使用する上塗り塗料がエスケー化研のヤネフレッシュSiになりますので下塗り塗料はエスケー化研のマイルドシーラーEPOになります。上塗り塗料には、水性使用と弱溶剤使用があり、それぞれ下塗り塗料が異なりますので塗料に応じた選定が必要になります。
下塗りの様子になります。下塗りは、劣化した下地の調整を行い塗料の付着を良くしてくれますので、塗り残しが無いように丁寧に塗り進めていきます。下塗り塗布後は下塗りが乾くまでの乾燥時間を設けなければなりません。乾燥時間を守らずに施工を進めてしまうと塗料本来の力が発揮出来ませんので必ず時間を開けて作業を行う必要があります。
タスペーサーと呼ばれるスレート屋根を塗装する際に必要な縁切り作業を行う部材の設置を行います。縁切りを行わないと屋根材の重なり部分が密着してしまい排水の為の隙間が埋まってしまいます。屋根材の裏に湿気や雨水などの水分が回ってしまうと逃げ場を失い雨漏りの原因となってしまいますので必ず行います。
中塗り・上塗りにはエスケー化研のヤネフレッシュSiを使用します。色はE様とご相談しSR-110をお選びいただきました。
中塗り・上塗りの様子になります。ヤネフレッシュSiを使用し2回塗りで仕上げを行っていきます。中塗りと上塗りの間にはしっかりと塗料の乾燥時間を設け作業を行いました。作業期間中は天候にも恵まれ予定通りに作業を進めることが出来ました。
屋根塗装工事が完了致しました。工事完了の際はお客様に仕上がりのご確認をして頂き問題が無いことを確認したら工事が完了となります。イメージ通りの仕上がりとなりお客様に満足して頂くことが出来ました。今回の工事では施工保証を5年間お付けしております。初回点検は1年後になり、その後は隔年点検にお伺いし塗装の状態確認を行わせていただきます。
私達「街の屋根やさん」では、引き続き新型コロナウイルスの感染対策を徹底して行っております。飛沫感染のリスクを防ぐ為必ずマスク着用でお伺いさせて頂き、お客様やスタッフの安全管理を徹底しておりますのでお困りの際はお気軽にご相談頂けますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年02月16日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事前アンケート
- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 屋根が部分的にはがれてしまったので
- 弊社をどのように探しましたか?
- Web検索
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- 料金
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- 部分的な修理の対応が可能そうだった。
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- とてもていねいに対応してくれました。
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