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横浜市都筑区|棟瓦の歪みは早めに対処!(棟の取り直し工事)
更新日:2017年08月11日
横浜市都筑区、築40年を経過した瓦屋根の調査にお伺い致しました。前回のメンテナンスからは既に20年近く経過しているようですので、防水紙の劣化も気になる所です。
必要な補修工事を決めていきましょう。
まず瓦屋根は完全に固定をしているわけではありませんので、少しずつ浮きやずれが生じてしまいます。特に棟瓦は何段か積んで高くしていますので、1枚がずれれば全体的にずれやすくもなります。
銅線等できつく締められているのですが、ところどころ切れてしまっている場所もあり、のし瓦の固定が全くできていません。
防水紙に破れはなく、平瓦も数枚のヒビのみです。今回、棟の歪みが酷いので取り直し工事でまっすぐに直していきましょう。
取り直し工事は全体を補修するわけではありませんが、棟を取り外す為、平瓦のずれを直すのにも効果的です。ボロボロに崩れた漆喰を撤去し、もう一度積み直していきます。
漆喰が剥がれることによって、内部の泥が流出し棟の形を崩す他、雨漏りの原因にもなりえます。補修の際には詰め増しよりも詰め直し、歪み補修には取り直し工事までは行っておきましょう。
棟の取り直し工事の際に瓦のずれ補修、割れた瓦の差し替えを行い屋根は綺麗に蘇りました。瓦自体は頑丈ですが、メンテナンスを行わなければただの宝の持ち腐れになってしまいます。
10年ごとの点検と必要に応じての補修工事を行って、頑丈な屋根を保っていきましょう。
記事内に記載されている金額は2017年08月11日時点での費用となります。
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