大網白里市細草で、雨漏り修理工事として瓦修理と外壁の張替えと笠木板金交換工事を行わせていただきました
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白石
大網白里市細草にお住いのお客様より「一階で雨漏りが起きて困っているので見てほしい」と、お問い合わせをいただき雨漏り調査にお伺いさせていただきました。室内の天井に出来た雨染みの状況と天井裏の調査後に、雨漏りが起きている上部にあるベランダの調査を行わせていただきました。 ベランダの状況を確認させていただいたところ、気になる点が何カ所かありました。外壁とベランダの床が同じ高さになっている点と笠木の板金には上部から釘などで留めてしまっている状況、ベランダの周りに設置されている瓦にコーキング補修がされている点です。上記の3点は、雨漏りの原因となります。外壁材には、多くひび割れなどが起きている状況です。ベランダの床には、金属設置されている施工となっていますので、金属の嚙み合わせ部分からの雨水の浸水も考えられる状況です。 雨漏り修理として、外壁の張替え・ベランダ床への新規防水工事・壁きわの瓦の積み直し工事・笠木板金の交換工事と外壁とベランダ床が同じ高さになっている部分への外壁カット工事をご提案させていただき、工事のご依頼をいただきました。
担当:白石
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:雨漏り修理 外壁張替え工事、どいのし瓦積み直し工事、防水工事
- 施工期間:7日
- 築年数:築25年
- 施工費用:詳しくはお問い合わせください
- 平米数:㎡22㎡
- 使用材料:モエンサイディング14mm、ウレタン防水、南蛮漆喰、ガルバリウム鋼板
- 保証年数:お付けしておりません
- ハウスメーカー:ハウスメーカー不明
雨漏りの原因調査
室内の雨漏り状況です。広範囲に渡り雨漏りによる染みが確認出来ます。天井裏の調査を行わせていただいたところ、上部に設置されているベランダからの雨水の浸水が確認出来ましたので、続いてベランダの調査をさせていただきました。
ベランダの状況です。雨漏りの原因として考えられる点として、外壁と床の高さが同じなってしまっているため、さらにその隙間にコーキングを充填してしまっているため、外壁から浸水した雨水の逃げ道がなくなり室内に雨水が浸水し雨漏りとなっている可能性、ベランダに設置されている笠木板金の充填されているコーキングの劣化と笠木板金を上部からビスで固定しているため、ビスから雨水が浸水していることに雨漏りの可能性や、ベランダの床には金属が設置されおり、金属と金属の嚙み合わせ部分からの浸水してしまっている可能性が考えられます。
ベランダの外側から外壁の状態を確認したところ、外壁に多く亀裂が出来補修がされており。ベランダ廻りに設置されている瓦にコーキングされている状態です。現状のように、雨漏りの原因と思われる箇所が多岐に渡っている状況ですので、お客様に雨漏りの原因と考えられる箇所をご説明させていただき、工事として、ベランダの工事として床に設置されている金属を剥がし新しく防水工事を行い、外壁と床の高さが同じになっている外壁のカット、ベランダ廻りの外壁の張替え、笠木板金の交換、ベランダ廻りに設置されている瓦の積み直し工事をご提案させていただき、工事のご依頼をいただきました。
瓦工事の状況
瓦工事の状況です。外壁と屋根の取り合い部分に設置されているどいのし瓦と呼ばれる部分の工事は、一度瓦を取り外し詰められている漆喰や麻土を撤去します。どいのし下部の瓦には、コーキングが付着してしまっているので、瓦はすべて新しい瓦に交換を行います。(屋根工事の費用はこちら)
どいのし瓦の工事と合わせて棟瓦の積み直し工事も合わせて行いました。行った理由として、どいのし瓦と同様に漆喰にコーキングが充填されている状態でしたので、雨漏りの原因の一つとして棟瓦を解体し土台となる漆喰を詰め、瓦を固定する樹脂の貫板を設置し冠瓦を設置後にパッキン付きのビスで固定する、棟瓦取り直し工事を行いました。
どいのし瓦の施工状況です。屋根の上部に新しい瓦を設置する前に瓦を支えるための漆喰を詰め、その上に設置する寸法に合わせて加工した瓦を設置します。漆喰の硬化後に、のし瓦を1段目・2段目と漆喰の詰めとのし瓦の設置を進めていきます。
どいのし瓦の積み直しが完了後は、外壁の張替え・新規防水工事・どいのし瓦上部の新しい板金の取り付け作業を行います。この作業は、工事の工程上、同時作業で進めていきます。
外壁工事の状況
外壁工事の状況です。外壁工事の流れは、既存の外壁の撤去・防水紙の設置・新規外壁の設置の流れになります。この日の工事は、外壁の撤去・防水紙の設置と新規防水の施工とどいのし瓦への板金の設置を同時に行いました。同時に行う理由として、工事中の雨漏りを起こさないために行います。
外壁を取り外した際に、外壁の裏側に外壁を留める釘から伝わった思われる雨水の染みやベランダの躯体に雨水が浸水した跡が確認出来ます。外壁の剥がし作業と合わせてベランダの床と外壁高さが同じになっている部分を床から5cm程のカット作業を行います。
ベランダの内側の外壁の剥がし終わった状況です。外壁からの雨水の浸水によって外壁の継ぎ目の内側に設置されているハットが雨漏りによって錆が発生しています。さらに外壁の設置が直貼りになっています。直貼りは、外壁の裏側に隙間がないことで、湿気がこもり外壁材が傷みやすくなり、ひび割れなどの出やすくなってしまいます。新しく外壁を張る際には、隙間を設けるために胴縁を設置する作業を行う必要があります。
既存の外壁を撤去後に、防水紙を設置作業を行います。防水紙の設置作業と合わせて、床に設置されていた板金を剥がし床への補強として、コンパネを重ね張りを行います。板金を撤去することで、板金同士の嚙み合わせ部分からの雨水の浸水の取り除くが出来ます。
同時作業で行う、どいのし瓦への板金設置状況です。どいのし瓦の板金を防水紙の内側に板金を設置する必要があります。板金を固定するための下地となる貫板を設置し、どいのし瓦の寸法に合わせて加工した板金を設置していきます。板金の重なり部分には、防水処置としてコーキングの充填を行います。
防水工事の施工
もう一つの同時作業となる防水工事の施工状況です。床に密着性を高めるプライマーを床と立ち上がり部分全体に塗布します。プライマーが乾燥後に、通気緩衝シートを床に設置していきます。
通気緩衝シートの継ぎ目に補強として、継ぎ目と端部に補強テープを設置します。補強テープ設置が完了後に、ウレタン防水1層目を塗布します。ウレタン防水工事は、ウレタン防水2層と表層の保護にトップコートを行う施工工程になります。
ウレタン防水2層目とトップコートの施工譲状況です。防水工事は、塗装工事と同様に1工程毎に乾燥時間を設ける必要があります。1層目・2層目・トップコートと1日1工程で進め3日で完了となります。
防水工事が完了後は、トップコートの乾燥時間を設けるために1日あけてから次の工事工程に移ります。(防水工事ついて)工事も終盤となり新規外壁材の設置と笠木板金の取り付け工事を行います。
新規外壁張りの施工状況です。新しい外壁を張る前に空気層を設けるために間柱に胴縁を設置します。間柱は、455mm間隔で設置されていますので間隔と新しい外壁の設置する高さに合わせて胴縁をカットし取り付けていきます。
外壁の継ぎ目になる部分に、ハットと呼ばれるコーキングの受けを取り付け新規外壁を設置していきます。外壁の形状に合わせて新しい外壁を加工し、専用の釘で外壁材を固定していきます。
新しい外壁材の設置が完了後は、外壁のコーナーと外壁の継ぎ目にコーキングを充填します。マスキングテープを設置し、外壁とコーキングの密着性を高めるためにプライマーを塗布し、コーキングを充填し外壁張り工事が完了です。
新規笠木板金取り付け
新規笠木板金の取り付け状況です。事前に新しい笠木を取り付けるために寸法を取り、寸法に合わせて板金を加工します。使用する板金は、ガルバリウム鋼板になりますので、耐久性に問題はありません。笠木板金を取り付ける箇所に合わせて板金を折り曲げ取り付けていきます。
板金の重なり部分には、防水処置としてコーキングを充填します。すべての箇所に笠木板金の取り付けが完了ですべての工事工程が完了になります。
雨漏り修理工事完了
雨漏り修理工事と行わせていただいた、外壁張替え・笠木板金交換・瓦工事・防水工事が無事に完了いたしました。今回の工事は、工事前の施工状況と比べ耐久性等を考え工事を行わせていただきました。工事完了後に、お客様と仕上がり確認を行いました。
ベランダ外観・床の防水工事と、綺麗に仕上がりご満足いただけました。雨天時に雨漏りがしっかりと止まったことをお客様ご確認いただき、雨漏り修理工事が完工となりました。雨漏り修理は、早期解決がお住いのために必要です。雨漏り修理は、街の屋根やさんにお任せください。
2022年11月8日追記、内装天井張替え工事の実施
雨漏りを修理を行わせていただいたお客様のお住いの内装の天井張替え工事を行わせていただきました。雨漏りによって染みや剥がれてしまった箇所への部分的な工事になります。作業を始めるにあたり、埃等によって室内の汚れを抑制するために養生作業を行います。
養生作業が完了後に、張替えを行う既存の天井材を手作業で取り外します。取り外し後に、下地に残ったボンドや留め金具の取り外し作業を行います。ボンド等が残っていると、新しい天井材を設置した際に、不陸が出ることが天井材を張った際に波打つような仕上がりや天井材を傷める原因となってしまいますので、撤去作業が重要になります。
新しい天井材張りの状況です。300×600のソーラトンと呼ばれる天井材を使用します。接着用のボンドを裏に塗り、隙間と目地がズレないように天井材を設置し、専用の留め金具で固定していきます。この作業を一枚一枚行っていきます。
新しい天井材の設置が完了後に、照明器具などを戻し、施工の確認を行いしっかりと天井材の張替え作業が完了です。養生を剥がし、仕上げとなる掃除を行います。
大きい欠片などを掃き掃除を行い除去し、最後に掃除機と拭き掃除を行いすべての作業が完了になります。
天井張替え工事完了
天井張替え工事が完了後に、お客様にご確認いただき「天井が綺麗に戻りました。有難う御座います」と、ご満足いただけました。
雨漏り修理後の内装工事も街の屋根やさんにお任せください。
記事内に記載されている金額は2022年11月11日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事前アンケート
- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 4年程に1度お世話になった。雨漏りの修理
- 弊社をどのように探しましたか?
- ネット
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- 連絡した
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- 以前お世話になったから
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- 良かったです
工事後アンケート
- 当初、リフォームを依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- 雨漏りを止めてもらう事
- 弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか?した方はどこの会社と比較しましたか?
- していない
- 弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- 担当者
- 工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです
- 良かった
- 弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- します
アンケートを詳しく見る→
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