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【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
長生郡一宮町にお住いのお客様は、定期的に屋根塗装工事をおやりになっているそうで、そろそろメンテナンス時期になりつつあり、塗装直後から見てみるとだいぶ汚れと塗装の変色が見られてきたそうで、メンテナンスを検討しているたそうです。 10年前に弊社で塗装工事をしてもらい、当時職人さん等良くしてくれた事から、気遣いが出来ている会社と自負しているそうで、又同じ工事をしてもらいたいとの事で、ご依頼がありました。 調査してくれた監督とはまた別の人物だったそうですが、以前の会社方針と変わらずしっかりとした調査をしてくれ、今回は棟板金の交換の提案を頂き、今後のことを考え屋根塗装と棟板金交換工事を依頼しようと考えたそうです。 現在、私達、街の屋根やさんでは、点検等でお伺いする際は、新型コロナウィルスの予防対策として、マスクの着用・ソーシャルディスタンスを取り、安全に配慮しております。
担当:谷
長生郡一宮町にお住いのお客様は、以前屋根塗装をおやりになり、かれこれ10年近く経過したとの事でした。
新築時からスレート瓦は定期的にメンテナンス塗装をしないと劣化して割れてきたりすると、大工さんから助言して頂いていた事から、屋根の雨漏りが一番怖いとの事で常にメンテナンス塗装をおやりになっていたそうです。
屋根も塗装時から比べると色あせてきたりしてきたことや、北面の傾斜には汚れとコケが生え始めて来たそうです。現地調査のご依頼を受け調査して観ましたが、定期的にしっかりとメンテナンスをおやりになっている事から、大きな破損は無いのですが、海からも近い事もあり塩害の被害も少々出始めている状態でした。
お客様邸の棟板金は今まで大きな破損はしていなかったものの、築年数が約30年近く経つそうです。棟板金は屋根の凹凸部分に設置する建材で、表面の板金部分と下地にあたる木材で構成して雨水の浸入を防いでいる物です。
点検時に破損は無い物の塗装後メンテナンスをしないと、近年大きくなりつつある台風などで飛散してしまう可能性があるため、今回の工事で棟板金交換をします。
板金を剥がしてみると下地木材が劣化してしまっている事が良く解ります。木材は板金直下に取り付けてありますので屋根の熱で木材が炭化する事もあり、劣化が進むと、釘やビスを固定出来なくなり強風などで飛散しやすくなってしまいます。
強風による吹込みなどで木部の含水率が多くなり、60%以上吸水すると木材は朽ちてしまい、木材繊維が破壊され釘などの留めておく力が少なくなり、釘が錆び無くなってしまう事もあります。
今回使用した樹脂製貫板は、腐ったりする事が無い為、下地木材を使用したデメリットを補えることが期待できます。
棟板金部分は屋根に固定をできず、下地に固定するのですが、下地の劣化状況を確認出来ない為、腐らない樹脂製貫板を使用すると安心できます。
樹脂製貫板は既存の貫板木材同様簡単に加工や固定が出来ます。主にポリスチレンを発泡したプラスチック製の木材となり、釘ではなくビスで固定いたします。
特に水に強く劣化しにくい為今後安心して頂けます。お値段は木材よりも少々高くなりますが、今後のことを考えるのであれば交換しておくことをお勧めいたします。
スレート系の屋根には必ず棟板金が使用されます。年月が経っても工事方法や資材などは当時と変わりません。木材の貫下地でも同様で変わることはありません。屋根が複雑ですと棟板金を職人が加工し取り付けなくてはいけなくなり時間がかかります。
基本棟板金は大体2メーター弱の板金を繋いで行くのですが、数多く加工場所があれば、修理する距離が短くても時間がかかる場合もあります。
全ての樹脂製貫板をビス固定で取り付けいたしました。棟板金は下地が一番肝心と思います。板金部分は鋼板なので比較的耐用年数が高く、劣化した事にあまり気が付きません。
お客様の様に、屋根・外壁塗装のメンテナンスを棟板金交換無しで塗装メンテナンスを終わらせてしまう方は災害等に何処か安心感を覚えてしまっており、棟板金交換工事を定期的にやらないといけない事を知らなかったり、忘れてしまう事が多く、メンテナンスをしていたのに板金被害が出たと言うお客様が今回の台風被害では多くいました。
屋根塗装の開始です。工事としてまず初めにやる事は高圧洗浄工事です。高圧洗浄は古い塗膜を洗い流す為に行います。旧塗膜が残っていると新しい塗料を塗れなく、仮に塗装をしてもすぐ剥がれ出してしまいます。
汚れや旧塗膜を塗装が出来る程度まで落とすには、業務用の高圧洗浄機で最低でも14.7Mpa(メガパスカル)以上が必要です。
今回使用する屋根塗料はSK化研ヤネフレッシュSi-RC-112と言う赤い屋根塗料になります。
縁切りが必要な場所が少々有りました、前回の塗装時に瓦と瓦の隙間が塞がってしまっていると雨水が瓦裏側に入り込み塗料で塞がってしまっていると、雨漏りの原因になってしまう事があります。
現在ではタスペーサー金物があり差し込むだけで瓦に隙間を開け指す事が出来るのですが、不十分な所かスクレーパ治具などを使い塗料に切り込みを入れる必要があります。
屋根では塗装初めにローラーか刷毛で塗る事が基本となっています。下塗り塗装ですが、私は一番大切な塗料と考えています。塗替えでの塗装ですので、少なからず初めの塗膜が残っている中で塗装するので、この下地塗料が既存の塗膜部分と新規塗料を繋ぎ合わす大切な塗料です。
今回使用している下地塗料はマイルドシーラーEPOを使用しています、とても密着力に優れており旧塗膜と新規塗膜に愛称よく塗布できます。
仕上げ塗装では2回塗料を塗布いたします、2回塗布する塗料は同じものとなり今回の塗料はSK化研ヤネフレッシュSi塗料です、屋根に特化した塗料で、コストパホーマンスに優れている強みを持っています平屋屋根は㎡数が大きくなる屋根ですが38万円になりました、値段が安くてもしっかりとした性能が備えられており、前回塗装した塗料と同じものとなります、お客様も前回屋根塗料がとても気に召しており、今回も同じ塗料で同じ色が良いとの事でした。
調査時にも10年経過していましたが色あせてしてきてはいたものの大きな破損は無く性能が実証されていました。
皆様の感覚だと塗装をすれば雨漏りが心配なくなると言う感覚がどこか心の隅にあると思いますが、はっきり言ってしまうと塗料では雨漏りを止める事はできません。
ではなぜ塗装メンテナンス工事にお金を掛けてまで大規模な工事をおやりにならないといけないかと考えると、目的は一つで屋根の(屋根仕上げ建材)材を保護する目的になります。
では何が雨漏りを防いでいるかと言うと、屋根材が一次防水で下地に設置してある防水紙が二次防水となります。この2種類の建材でしか雨漏りからご自宅を守っている物が無く、屋根材の破損等は基本致命傷的な事態になります。屋根に設置してある瓦や金属などのメンテナンスは欠かせませんし、少しでも屋根材の経年劣化を遅らせ、屋根材本来の耐用年数を維持できるかが雨漏りを防ぐポイントになります。
長生郡一宮で今回弊社で屋根塗装工事をして頂いたお客様です、弊社で今回の塗装前にも屋根塗装をして頂いたお客様で、今回で2回目となる塗装工事となりましたが初めは棟板金を交換しませんでしたので、今回の工事では棟板金の交換工事を兼ねて屋根塗装も年数が経過したとの事で棟板金交換と屋根塗装工事をして、工事からの初めての定期点検をドローンにて実施いたしました。
屋根リフォーム工事では再塗装ですので、初めの点検で不具合が見つかる事があります。前回の塗料との相性が悪かったり、塗料では隠れてしまっているが下地の建材が劣化して悪くなっていると初期の時点で不具合が生じます。
定期点検が無く保証もない業者ですと工事後の状況も解らない為高額な工事費を投じて工事したのにもかかわらず、あまり意味のない工事となってしまう事もあります、塗料は塗装後時間をかけて安定する塗料となるので、整うまでに数週間かかる事がありますので、塗装したら完成ということにはなりませんので、注意が必要です。
弊社では工事内容にもよりますが、通常工事では施工保証をお出ししています、工事保証はもちろんの事定期的に点検でご訪問いたしますので、安心できると考えています。
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どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。