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【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
長南町棚毛にお住まいのお客様は、夜中に葺いた強風のせいで屋根の棟板金が破損してしまったそうです。築年数が少々経過している事から、そろそろ屋根のメンテナンスを考えていた所との事でした。ご自宅は平屋建物の為お客様ご自身で屋根に登ることが多くあり、常に棟板金の釘の浮きなどを締め付ける為に屋根の状況を把握していたそうで、今年はご自身で屋根メンテナンスも考えていた所に被害を受けてしまったそうでした。 棟板金のメンテナンスはご自身で出来ない為、色々業者さんをインターネットで探していた所、私達、街の屋根やさんを見つけたそうでした。ホームページには棟板金の交換にて詳しく記載されている事と、既存の下地も樹脂製木材で修理してくれるとの事で今後の棟板金メンテナンス工事をしばらくやらないで済むと感じ工事を頼もうと決めたそうです。 現在、私達、街の屋根やさんでは、点検等でお伺いする際は、新型コロナウィルスの予防対策として、マスクの着用・ソーシャルディスタンスを取り、安全に配慮しております。
担当:谷
長南町棚毛にお住まいのお客様は、夜中に大風が吹き棟板金が破損してしまったそうです。突然、棟板金は破損はしたそうですがお客様宅は平屋の建物でしたので、ご自身で良く屋根に上がり棟板金の浮いた釘をたびたび占めていたそうで、劣化している状況は以前から薄々気が付いていたそうです。
今年こそは屋根の塗装メンテナンスや板金の修理をしないといけないと考えていた矢先のことだったそうです。
色々業者さんをインターネットで探していた所、私達、街の屋根やさんを見つけ、ホームページを見ると、工事内容が詳しく掲載していたそうでした。
お問い合わせを頂いてまずは現地調査にて現状を把握するために現地調査をさせて頂きます。屋根にのぼり、調査してみたところ、破損してしまっている以外の棟板金にも被害が出ている状態です。
棟板金は屋根の凹凸部分に取り付けられている板金でありますが、その下地は木材の貫下地という資材を屋根に釘で固定しています。貫下地が木材の為劣化してしまうと棟板金が飛散することが多くあります。
下地が劣化してくると板金との隙間が多くなり隙間から隙間風が入り棟板金が持ち上がりやすくなり飛散しやすくなるので、屋根瓦と棟板金に隙間が出てきたら交換しないといけないと考えて下さい。
交換工事にて初めに既存棟板金を撤去いたします。今回撤去して観た貫下地は半分ほど原形をとどめていないほど劣化が進んでおり腐ってしまっていました。
工事前日の夜に雨が降っていましたが工事当日は晴れた事で工事可能となりましたが、板金を剥がしてみた所雨水が浸入している状態でしたので、弁城としては雨漏りがいつしてもおかしくない状態になっていました。
棟板金は屋根の凹凸部分に設置して在り屋根の頂上に設置してある為、屋根の頂上から雨水がスレート瓦の下側に入り込んでしまう状況となり、防水紙で防水されていますが、元々防水紙にも多くの穴が点在している為、雨漏りが生じる確率が上がっています、新築時では防水紙が新しい為雨漏りしにくいのですが古くなると防水紙は屋根の熱などで劣化します。おおよそ各メーカーでは屋根のアスファルトルーフィング等は対応年数が約20年程と言われている為、防水紙である2次防水の役割を果たせなくなっている事が多くあります。
この様な耐候年数が過ぎてしまった棟板金をほおっていると雨漏りの原因だけではなく、飛び込み業者などにも目を付けられ突然訪問され、高額な請求金額にて工事をする事になるかもしれません。
今回のお客様の被害は下り棟の棟板金の一部分の落下でした。棟板金が飛散してしまう大きな要因は貫下地(木材)の劣化です。屋根材表面のスレートを塗装しても、隠ぺいされている木材のメンテナンスにはならないので、これから先のリスクを減らすためにも棟下地と板金部分は全て新しいものへと交換いたします。
既存の木下地の貫板を今回の工事では、樹脂製のものへと交換いたします。樹脂製に交換することで、耐用年数を数倍上げる事ができます。今後は、腐ることもないので釘の抜けなどが防止できます。
スレート系の屋根には必ずと言っていい程棟板金が使用されます。年月が経っても工事方法や資材などは当時と変わりません。新規で取り付ける棟板金は、木材の貫下地が多く使用されています。屋根が複雑ですと棟板金を職人が加工し取り付けなくてはいけなくなり時間がかかります。基本棟板金は大体2メーター弱の板金を繋いで行くのですが、数多く加工場所があれば、修理する棟板金の距離が短くても加工時間が多くかかる場合もあります。
棟板金は板金ばさみで加工いたしますが、加工の仕方は職人独特の加工があり職人それぞれ違います。板金の加工は職人の腕が出ますので、信頼できる職人が必要になります。
誰が加工しても目的は一緒で雨漏りが生じない事が大前提です。長いベテラン職人さんの場合では本来表面にコーキングを打ちますが、コーキングを打たないでも雨漏りが生じない様に加工されています重ねて完成すると、どの職人が加工し作り終わると同じ形になっているのですが、細かな加工技術が中に隠されています。
現在棟板金交換ではほとんどがビス止めになり、抜けにくくなっている為、耐候年数が高くなっています。工事方法は変わらないのですが、弊社では指定がない限り貫下地が樹脂製に改良されています。棟板金の交換金額ではメーターが極端に短くない限る通常メーター6,000円からとなっており樹脂製貫下地は1,500円からとなっている為、自然災害が発生し飛散する前に交換する事をお勧めいたします。
棟板金は屋根資材の中でも重要な資材です。劣化しているなどと屋根の上のことですので確認が出来ない部分で、破損しないと解りずらい屋根資材ですが、破損すると雨漏れが発生しやすい部分でもあります。
屋根は特に住宅の中で一番過酷な条件下の資材でもあり、雨漏れが住宅に一番被害をもたらす事もあり、この際の屋根の重要性を幅広く知ることとなったと思います。塗装専門だけの業者に頼んでも解決できなかったりも致しますので、必ずトータルリフォーム工事をやれる業者を選んでください。
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。