【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

 

　松戸市平賀で行いました、屋根カバー工事の様子をご紹介致します🙌
　こちらの建物は築25年ほど経過した木造2F建ての住宅で、これまで屋根のメンテナンスを行った事はなく、今回初めての屋根のメンテナンスを行うということでした！

 

 

　数ヶ月前に通りがかりの業者より屋根の指摘を受けた事がきっかけで屋根のことが気になり、私達「街の屋根やさん」にお問合せを頂きました。

　「その業者からは『棟板金が一部飛散しなくなっている』と指摘を受けたが自分では屋根の様子が見れないので点検をして頂きたい」とご連絡頂き日程調整を行いまして、実際に現地に伺い屋根の調査を行う事に致しました！😃

現地調査

 

　現地調査に伺いました。弊社では、ドローンを取り入れた調査を行っており、屋根に登れない場合でもドローンを使用し屋根の状況を確認でき、様々な環境に対応することができるようになっています👍✨

 

 

　屋根の造りは、寄棟と言われる多面体の造りで、大屋根の他に下屋根が2つある造りになっていました！ドローンで見る限りは屋根の色あせあ目立ちますが、それ以外に大きな劣化は見られませんでした。
　今回は2F建てで急勾配ではなかったので、屋根に登る事が可能ですのでドローンでは全体を把握する程度にし屋根に登り、より詳しく調査を行います🔍

 

 

　業者より指摘を受けた棟板金を確認すると、板金自体はなくなっている部分はなく全体的に被さっている状態でしたが、場所によっては釘の浮きやシーリングの劣化の症状が見られ、少し固定が弱くなってしまっている部分も確認できました。

　屋根材は全体的に、水下側の小口部分の劣化がすすんでおりました！また、屋根の谷と言われる屋根の合わせの部分ですが、水の通り道ということもあり谷付近のスレートには、ひび割れが多く確認できました💦

 

 

　玄関を正面に見て裏側の屋根ですが、棟板金の先に付いていたはずの剣先と言われる板金がなくなってしまっています。また、近くにはスレートが大きくかけてしまっておりました😖💦

　現在雨漏りの症状は出ていないことから、防水紙はまだ生きている状態ですが防水紙の劣化が進むことによる雨漏りが発生するリスクは高い状態です。剣先の板金もなくなっていることから、屋根の継ぎ目が剥き出しになっており、そこからの浸水による軒天の劣化が進行する可能性もありました。

 

　上記の症状をご説明し、部分的な補修と屋根カバー工事2つのご提案をさせていただきました！部分補修ですと今回症状が出ている部分を直しても数年後に別の部分にも同じ症状が出てしまう可能性や、今後O様はご子息様にこちらの建物を引き継ぎをしたいとの思いもう含めてご検討をして頂きまして、屋根カバー工法で工事を行いたいとご契約を頂きました！

 

足場仮設

 

　ご契約を頂き、工事日の打ち合わせも順調に進めることができました！着工前に工事の際に物音が出たりしてしまい、ご近隣の方々にはご迷惑をおかけしてしまうので工事着工前にご近隣様へのご挨拶を行わせて頂きます。ご近隣の皆様も快く承諾していただき、普段からO様のご近所付き合いの良さを感じました😊

 

　足場の仮設も問題なく、予定通りに進みいよいよ屋根カバー工事に着手していきます！

 

屋根カバー工事

 

　屋根カバー工事に取り掛かって行きます。工事手順としては既存棟板金・撤去・清掃→先行役物設置→新規ルーフィング（防水紙）設置→新規屋根材設置→棟板金取り付けの手順で行って行きます✊

 

 

　まずは、棟板金と板金の下に設置されている貫板と呼ばれる木材の撤去を行います。屋根カバーをする際は、段差になる物がない状態にしてから行います！こちらの棟板金は最終的には新しいものと交換されますので取ってしまっても問題はありません👍✨

 

 

　👆棟板金・貫板の撤去が完了しました！板金、貫板撤去の際に出た塵やホコリも、しっかりと清掃を行います。最終的には見えない場所ですがこういうところで手を抜いてはいけません😡

 

 

　続いて役物と言われる部材を設置します。写真に移っているのは唐草と呼ばれる部材で軒先に設置する物となっております！唐草は屋根材と噛み合うような造りになっているので、唐草に屋根材を噛み合わせることで風にも強く、しっかりと固定することができます✨

 

 

　今回使用するルーフィングは、遅延粘着式の田島のタディスセルフを使用します。遅延粘着式なので、貼り付け直後は貼り直しが可能で施工性が高く時間が経過すれば高い粘着性・防水性を発揮する優れ物です！防水紙設置の際は、軒先側から設置するのが鉄則です👍✨

 

 

　ルーフィングの設置が完了しました。防水紙の設置まで終えてしまえば雨が降っても浸水する心配がありません！初日の作業は最低限ここまでは進める必要があります。

　防水紙に白いラインが出ていますが、このラインは屋根材を固定する為の垂木と言われる構造材の位置を示しています。野地板に固定してしまう業者もおりますが、弊社では屋根材の固定は垂木へのビス止めを推奨しております。垂木に止めるメリットは、野地板よりも固定力が強く、雨漏りのリスクも下げることが出来ることと言われています✨

 

 

　ルーフィングを敷き垂木のライン出しが終わったら屋根材の設置に移ります。今回お客様にお選び頂いた屋根材はIG工業のスーパーガルテクト、色はシェイドチャコールをお選び頂きました！スーパーガルテクトはカラーバリエーションが5種類と豊富で色選びにはお客様もお悩みになられましたが、人気のあるシェイドチャコールにお決めいただきました😉

 

 

　屋根材をルーフィング同様に軒先側から設置を行います。その際、軒先付近に落雪防止用の雪止め金具の設置も行います。
　屋根材、雪止め金具を垂木にビス打ちし固定しながら取り付けを行っていきます！

 

 

　屋根材の設置が完了しました。屋根材の合わせの部分も上手に加工して頂きまして、きれいに仕上がっております✨

　この後は、棟板金の設置を行いまして施工は完了となります。板金の下に設置する貫板は以前木製の物が使用されておりましたが、今回は劣化のしにくい樹脂製を使用します。板金の幅に合わせて貫板を設置しビスで固定を行います！

 

 

　貫板に板金を被せて、側面からビスで固定し繋ぎ目をシーリングにより処理を行いましたら、全ての作業が終了となります🙌

 

屋根カバー工事完工

 

　屋根カバー工事が完工となりました。職人さんに丁寧に仕事を進めて頂いたおかげで良い仕上がりになっております！また、屋根の色は外壁の色とマッチしており落ち着いた雰囲気に生まれ変わりました。お客様にも屋根の仕上がりに大変満足いただけまして私達も嬉しく思います😊✨

 

　私達「街の屋根やさん」では、現地調査・工事にお伺いする際には新型コロナウイルス感染症の感染対策を行いお客様の元へお伺いをさせて頂いております。このような状況ではありますが安心してお問合せをして頂きたいと思います！

 

2022年4月28日追記

 

　2021年に屋根カバー工事の施工を行ったO様邸は、施工が完了して1年が経過しましたので1年点検にお伺い致しました！🚙

 

 

　定期点検の様子になります。ドローンを使用し屋根全体の確認を行うと、まだ施工が完了してから1年と日が浅いこともあり屋根表面に汚れの付着もなく綺麗な状態に保たれておりました。施工完了時に撮影したドローン写真と見比べても1年が経過した後も変わらぬ状態ですのでご安心いただきたいと思います😉✨

 

 

　屋根全体をしっかりと確認し屋根材や各種役物関係にも問題がありませんでした。これまでは釘で固定されていた棟板金や役物も屋根カバー工事を行いビスで固定をしたので釘打ちと比べ抜けにくくなっており固定力も強くなっておりますので飛散等の心配もいりません！

 

　施行前にO様より夏場になると建物2階が熱くなってしまうとお悩みを頂いておりました。施工完了が春でしたので夏場の様子をお聞きすると「体感で感じる程、室内温度に変化があったかは分からないが心なしか例年よりも快適に過ごせていた」と仰っていました。また、エアコンの効きが良くなった等の断熱効果をお客様に身をもって実感して頂けておりましたので、断熱効果が期待できるスーパーガルテクトをご提案して良かったと感じました！

　久しぶりにO様とお会いしましたが相変わらずお元気そうな様子で安心しました😊

 

 

　屋根カバー工事の費用は、60㎡の切妻屋根を金属屋根でカバーした場合698,000円（税別）より承っております。屋根の形状や状況に応じて施工金額が異なりますので予めご了承頂きたいと思います。また、屋根カバー工事では10年間の施工保証をお付けしております。また、スーパーガルテクトは塗膜・赤さび・穴あき保証のメーカー保証が付いておりますので保証内容も充実しており施工後も安心して生活していただけます！

 

　施工完了後は、定期点検を実施しておりますので工事完了後も末永いお付き合いをよろしくお願いいたします！😊✨

 

　記事内に記載されている金額は2023年12月12日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします

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