大網白里市|FRP波板を遮光ポリカへ屋根葺き替え工事(桟木交換)
【お問い合わせのきっかけ】
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:屋根葺き替え その他の工事 ポリカ張替え
大網白里市の車庫の様子です。強風によって劣化した波板が飛んでしまったのでしょう。波板にも様々な種類があり、一般的な塩ビ、ガラスネット入り、トタン、GL鋼板、FRP波板、ポリカとそれぞれ特性も違います。トタン等の金属系は言うまでもなく、高耐久です。しかし、錆の発生がありますので定期的に塗装のメンテナンスをする必要があります。
一般的な波板は塩ビと呼ばれるものですが、価格もリーズナブルで寿命は3年程です。ガラスネットが入っているものについては塩ビよりも高耐久で5年程です。
近年、多く使用されているポリカですが、耐衝撃性に大変優れている為ボールをぶつけても割れません。衝撃には大変強いのですが柔らかい為、雪等の重みで凹むことが考えれます。
対してのFRP波板はプラスチックにガラス繊維を混ぜて強化させたものになります。強度は高いのですが、経年劣化によってひび割れが多く割れてしまいます。
下地の桟木に留めていた釘の跡はあるものの、波板が割れてしまった事で跡形もなくなってしまいました。
波板を取り付けている桟木の腐食も気になります。雨水が入り込んだことによって木材に変色・腐食が見られます。波板を取り付けることは可能ですが、固定力が甘く波板が飛散する恐れがあります。長期的に維持するためには下地の補修から必要でしょう。交換が必要な桟木、そのまま利用可能な部分を確認しながら適切な工事を行っていきましょう。
【施工の様子】
まずは既存の屋根材を全て撤去していきます。桟木を組み直し下地の補強を行います。波板の固定間隔はおおよそ550㎜以下になるように取り付けていきましょう。桟木の固定だけなら問題はありませんが、波板の固定になると上からの作業もありますので落下等トラブルが起きないように作業を進めていきましょう。
下地組み後、ポリカ屋根葺き替えを行っていきます。ポリカには表裏がありますので、間違いのないように2.5山以上ずつ重ねていきます。風下側から葺くことによって強風による被害を最小限に抑えることが出来ます。表裏を間違えますと凄まじい勢いで表面が劣化していきます。必ずラベルが貼ってある面等で見分けがつくようになっていますので、しっかり確認しましょう。
ポリカ設置後は雨水が入らないようにパッキンを挟みフックボルトで固定していきます。通常の屋根葺き替えであれば問題はありませんでしたが、外壁の取り合いにシーリング施工をします。こうすることで壁を伝って屋根の隙間から流れ入ることはありません。
以上で屋根葺き替え工事が終了です。ポリカの寿命はおよそ10年、歪みやたわみが出たら少しずつ交換するように進めていきましょう。
記事内に記載されている金額は2018年12月06日時点での費用となります。
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