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【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
大網白里市細草にお住いのお客様は、台風の影響で屋根の裏側にあたる軒天材が剥がれてしまう被害を受けてしまいました。剥がれてしまっている所と大きな穴が開いてしまっている所と被害は様々な状態でしたが、住宅全体に被害が出ている事から、修理をしないといけないと言う考えがあったそうです。 工事にはとても大きな金額がかかってしまうのではないかと考え、火災保険に加入していない事から実費で支払わなくてはいけない事から、中々修理業者に連絡を取る事自体から遠ざかってしまっていたそうです。 最近になり鳥や小動物が破損した穴から入り込んでしまうと二次被害を及ぼすとインターネットに記載されている事を知り、修理しないと被害が拡大してしまうと考え、まずは現地調査と見積りを頼む決心がついたそうです。 そして点検や見積もりが無料と書いてある私達街の屋根やさんにご連絡をしてみる事にしたそうです。
担当:谷
大網白里市細草にお住いのお客様は台風の影響で、屋根の裏側にあたる軒天と言う部分が剥がれてしまう被害を受けてしまいました。
住宅は築年数が経っており、お客様も高齢との事で火災保険の契約を解約してしまってからの被害で、修理代に大きな金額が伴ってしまうかと思い破損した段階では修理を検討していなかったそうです。
屋根材が大きく破損する事もなく被害は裏側、雨漏りも生じていなかった事から少々放置してしまっていたそうですが、インターネットで調べて行くと軒天などの破損で鳥や小動物等が入り込んでしまうと言う被害記事を見て、このままでは被害が拡大してしまい工事費用が更にかかることが心配になり、工事をご検討されたそうです。
インターネットで軒天の事などを調べていると私達、街の屋根やさんを見つけ軒天の重要性が良くわかった事や、点検見積もりが無料との事で、現地調査を頼むことを考えたそうでした。
お客様のご自宅の軒天材は軒天化粧ベニヤでした。化粧ベニヤは元々表面に木目調のプリントが施されている厚みが4ミリの薄いベニヤになっています。消防法改善前の建物でしたので軒天専用化粧ベニヤが多く設置しておりましたが、火災時に一気に燃え広がり全焼してしまう事が多いことから、密集地域など状況に応じて不燃材での新築やリフォーム工事が定められています。
木材の化粧ベニヤは劣化すると手で剥がす事が可能なほど柔らかくなり、大きな台風などの大風では飛散してしまう事が多くありますので、早目の改修工事をお勧めしています。
当時の化粧ベニヤでの軒天は重要性が低く、破風板のシャクリ部分に差し込んでいるだけの施工法が多く軒天を固定している桟等も少なく作っています、今回は既存の軒天を極力利用して工事費用を抑える工事をしていますので、カバー工事が出来る部分はウレタンボンドを付け、貼り合わせます。
軒天が完全に無くなり穴が開いてしまっている部分は、野縁を新たに取り付け新規の軒天が設置出来る様に組んで行きます。
今回使用している建材はニチハ製ケイカル板5mmを使用しています。
ケイカル板とはケイ酸カルシウムと砂を板状に形成した板材で、不燃材でアスベストを含まない防水性に優れた建材です。軒天材に限らず、室内の防火や水廻りに設置されることもあります。耐水性とは言いつつ、常に水分が接する場所には向いていないでしょう。水分が接する場所には、表面に防水加工や塗料を塗布することが条件です。
工機具を使用しなくても加工が可能ですが、工機具を使用することで作業効率は上がります。専用カンナ等の工具を使用すればより細かな調整が可能になります。
以前の化粧ベニヤよりケイカル板の方が少々重量がありますので、固定方法はビスにて固定をし落下防止に対応しています。ボンドを併用する事で更なる剥離防止をしていますので安心です。
今回は軒天の設置工事をいたしましたが、軒天は屋根の外壁から屋根が飛び出た屋根の裏側ですので通常の雨では濡れない場所です。ただ強風が伴う雨や台風などの雨ですと吹付ける雨水で濡れてしまいますので、水分には強いと言われているケイカル板ですが表面塗料を塗布し雨水対策しています。使用している塗料は日本ペイントケンエースで、軒天などによく使用される塗料となり、ケイカル板の耐用年数向上と汚れ防止に塗装しています。
軒天が台風の影響で破損してしまいましたが、穴が開いてしまうと小動物などが入り込み二次被害が出てしまいます。一番懸念されるのが強風で、軒天より入り込む風圧で屋根自体が持ち上げられ破損する事があります。
屋根は全体の重量が重く上からの重力で保たれています。下から軒先を持ち上げられるような力には弱く劣化している屋根ですと屋根ごと吹き飛ばさせることがありますので、穴が開いた軒天はできるだけ早く塞ぐことをお勧めいたします。
大網白里市細草にお住まいのお客様は、以前大きな台風にて軒天が剥がれ出してしまいお困りになっていました、軒天は化粧ベニヤでしたので、耐候年数が過ぎると表面から剥がれ出してきやすくなっています、そこに運悪く大きな台風でほとんどが剥がれてしまった物となっていました、弊社で以前ケイカル板にをカバー工事して塗装工事をしましたが今回は状態が保たれているか状態を点検に参りました。
ケイカル板は水分に比較的強い建材の部類になります、ただ建材に雨水はしみ込んでしまいますので、表面に塗装しています、日本ペイントケンエースN-90(ホワイト色)を塗装していますが屋根裏から雨漏りなどがありケイカル板に水分がしみ込む事があると塗料が浮いて剥がれて来てしまう事がありますので、今回工事後の定期点検にてチェックいたします。
定期点検では塗料が剥がれている部分やシミなどは確認しましたがありませんでしたので、雨漏りなどもないと判断いたしました、汚れも無く良好な状態です、既存化粧ベニヤですと表面からペラペラと剥がれ出す事は年数が経過すると起こりえますが、ケイカル板ではそのような事は無くなりますので、軒天カバー工事をお勧めしています、特にケイカル板などは不燃材ですので燃えるまでの時間が既存化粧ベニヤと違い遅らす事が出来ますので、今後不燃材などに早めに交換することが必要になってくるでしょう。
現在、私達、街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスの対応として点検結果のご報告や御見積書は、お電話と郵送/メールで対応させていただいております。
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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