大網白里市木崎で修理を繰り返しても雨漏りが止まらない天窓を撤去、屋根葺き替え工事で改善
【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
大網白里市木崎にお住いのお客様は、天窓から雨漏りが生じる様になって数十年だそうです、雨漏りが生じるたびに近隣の修理工事業者さんに、原因を改善してもらい雨漏りを止めていたそうですが、直ぐ雨漏りが再発してしまう事で後悔ばかりしていたそうです。 いつも頼んでいた修理業者さんが今回は直ぐに来れない事があり、雨漏りが心配だったためご自身でインターネットを調べ、修理業者を探したそうで私達、街の屋根やさんを見つけたそうです、雨が降るたびに雨漏りが酷くなっている様に感じ、とりあえず知らない修理業者と言う事もありましたが、頼んでみる事にしたそうです。 依頼をすると思っていたよりも早く調査に来てくれ、丁寧な対応と、情報を伝えていなかったのに原因を突き止めてくれ、素人にも分かるように説明してくれたということで今回修理を頼んでみようと考えたそうです。
担当:谷
ビフォーアフター
天窓からの雨漏り
大網白里市木崎にお住いのお客様は、長年に渡り天窓からの雨漏りでお困りになっていたそうです、今まで何度修理をしてもらったかと言う回数の修理をして来たそうですが、いつも修理してもらうと一旦は雨漏りも止まるそうですが、直ぐに再発する事で工事の繰り返しだったそうでした。
止まらない天窓からの雨漏り
屋根のメンテナンス工事を含め数多く修理してもらったが、この現象が雨漏りの原因とは限らず、前に修理したから今回はこっちの修理…と色々な事をしたそうですが何も変わらない状態だったそうです。今回も雨漏りが再発してお困りになり、今まで頼んでいた修理業者さんにお問い合わせをした所、今回はすぐに仕事の都合が合わないそうで時間がかかってしまうとの回答だったそうです。
雨が降るたびに室内に雨漏りが生じてしまい、今年は雨が降ったり止んだりと降るたびに雨漏りが生じて、悩むことに疲れてしまったそうで、一度インターネットで調べ早急に対応が出来る所をご自身で探されていたそうです。その数ある修理業者の中で私達、街の屋根やさんのホームページを見た時に、類似した天窓の修理が記載されていたことで、一度問い合わせをして見ようと考えたそうです。
現地調査
お問い合わせを頂き、現地調査をして見ると、今までの補修が全てコーキングで処理されている事がわかりました。調査ではコーキングが打設してある事から一番の雨漏り場所の特定が難しくなっています。天窓はそもそもメーカーの種類で耐用年数が違いますが、大体20年位経つと防水性が劣化してきてしまい大きなメンテナンスが必要になる場合が多くあります。
特にゴムパッキンなどは劣化しやすく原因かと考えましたが、すでにコーキングが打設されている為特定はできませんでした。
簡易的工事が原因だった
気になる場所というと、特に天窓周辺のコロニアル瓦までコーキングで隙間が埋め尽くされている状態です。コロニアル瓦は塗装メンテナンス時は、屋根塗装をした時に塗料でコロニアル瓦同士が接着しない様に縁切りやタスペーサー金物等を設置し、瓦同士の間に隙間が空く様に施工する作業が必要です。今回は隙間と言う隙間が雨水の浸入を防ぐためにコーキングで埋め尽くされていました。
これはとても危険な行為で、雨水だけではなく湿気も閉じ込めてしまう為、逃げ場を失った雨水や湿気が原因で、屋根下地木材の腐食をとても進めてしまいます。
天窓撤去工事を選択
今回ここまでコーキングをして、数多くの修理を繰り返しても直ぐに再発し、工事を繰り返してしまう事が無駄な工事と言う事を申し訳ないですがお伝えいたしました。
耐用年数が経ってしまった天窓は、基本的に交換をお勧めいたしますが、お客様は今まで同じ場所の天窓修理を繰り返していても悩み事が解決しなかったことから、天窓を撤去して同じ悩みを繰り返さない方法として、天窓を撤去してコロニアル瓦を葺き替える選択をお選びになりました。
雨漏り原因箇所
工事を進める工程としましてまずは、天窓を撤去いたします。
撤去すると雨漏りした場所がはっきりとわかってきました。お客様のご自宅時に設置してあった天窓は、現在の設置方法とは違い釘等で直接野地板に打ち付けられているタイプでしたので、地震などで天窓が動いてしまって、防水が切れてしまう事があります。今回も防水が切れた事により雨水が浸入してしまったことが原因でした。一度雨水のルートが出来上がってしまうと、雨漏りを止める事が難しくなります。まして周囲をコーキング等で密閉してしまっては悪循環の繰り返しです。
屋根葺き替え工事風景
天窓を塞ぐには屋根下地を作成しなくてはいけませんが、まず室内から見える天井から作成しないといけません。特に天窓は通常の天井より高い位置に設置して在り、室内から造作する事は困難を極めてしまう為、屋根の上から初めに天井を作ってしまいます。
下地野地ベニヤを既存屋根下地の高さに合わせ設置したら、要となるルーフィングで防水工事を致します。防水紙も改質アスファルトルーフィングを使用し当時の防水紙よりも切れなどに強くなっていますので、年数が経ったときに雨漏りのリスクを減らす事が出来ます。
コロニアルはケイミュー製のコロニアルクァッドを使用いたしました。アスベストは含まれていませんが、耐久性に優れ信用できる屋根材です。コロニアルは屋根に直接どぶ釘と言いメッキ加工された錆びない専用釘を使用しています。昔から工事方法は変わらなく釘止めにて固定して行きます。
屋根のコロニアル瓦を葺き直し工事をした場合は、屋根の頂上にある棟板金を脱着しなくてはいけませんが、ほとんどの場合棟板金なども劣化が進んでいる為、交換工事が必要になる場合が多くあります。お客様のご自宅もしばらく棟板金を交換していなかった為、屋根の葺き替え部分に接している棟板金は交換いたしました。
貫下地と言う棟板金の下地材がありますが今回は木材ではなく、腐らない樹脂製木材を使用しています。
長い間のお悩み事が解決
屋根の天窓を撤去して、新規にコロニアル瓦を設置して工事完成となります。長くお悩みになっていた雨漏りからやっと開放されてお客様も大変お喜びになって頂きました。
天窓は室内の採光を取る重要な役割もあり設置してあればよい事もありますが、どうしても屋根材とは違う設備がある事が原因で雨漏りが発生してしまうデメリットも伴っている事も事実です。メンテナンスをしていてもサッシ自体の耐用年数が短い為、いずれ交換しないといけなく、今回の事例の様にその場しのぎの工事を続けていても、その場の工事費が安くても、数を重ねていることを考えると、あまり意味が無かった工事だと解ります。
まずは雨漏りの仕組みをわかる専門業者に点検を頼み調査して、最適なメンテナンスを検討していきましょう。
記事内に記載されている金額は2021年09月17日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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