台東区で瓦屋根の安全点検を行いました
更新日:2016年04月18日
熊本県の地震で被害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます。あのような巨大地震には人間の力の無力さを感じざろう得ません。我々にできることは可能な限りの予防をすることくらいでしょうか。そんな事もあってか台東区のお客様から瓦屋根の点検のご依頼を頂きました。ご近隣の方からのご指摘もあったようです。早速お伺いさせていただいて調査を行いました。

東京の下町にはALCやRC造りの住宅に挟まれるように木造家屋がまだまだ点在しています。お客様の家屋もそのような環境にありました。築年数はお話によると60年ほどは経っているようです。建物に歴史を感じますね。

お隣の建物からは屋根が丸見えの環境にあります。これならある意味異変はすぐに教えてもらえそうです。隣地境界はあまりにも狭く瓦の落ちる隙間もなさそうですのでこちら側のケラバは落下の心配は少なそうです。一部瓦に破損が見られます。何が有ったのでしょうか。棟の通りは大きくずれていることも歪んでいることもなさそうです。桟瓦も年季は感じますが歩きながら割れてしまうこともなく少し安心でした。

軒先側に点検個所を写しますと何やら落下しそうなものがチラホラそ・・・。瓦の隙間をうめるためでしょうか?漆喰のようなモルタルのようなものが剥がれて落ちかかっています。これは危ないですね。一部軒先瓦も割れて樋に半分頭を突っ込んでいる状況です。軒先瓦は屋根に固定されているのでしょうか?危険度が高いためこれ以上は軒先に近づきませんでした。

通りがよさそうに見えた棟も横から見ると漆喰は剥がれて土が露出していたり土が削れてしまっているところもあります。これでは雨漏りにもなりかねない状況です。

棟を上からのぞくと漆喰はほぼ全体にわたって剥がれかけていることがわかりました。近隣に学校もあるようですのでまずは屋根から落ちない様にすることを優先しなくてはならないでしょう。点検からお奨めする工事としては軒先瓦の固定状況の確認をおこない、固定されていなかったり、緩いようであれば落下防止策を取ります。それには過去の事例でもありますが、ステンレスのビスを用いて下地の木材の桟に一枚一枚固定します。また棟に関しては、詰めましよりも取りなおしを行って漆喰が剥がれないようにする方がより安心できます。近隣のことを考えて足場架設を行ったうえでの作業となるでしょう。
記事内に記載されている金額は2016年04月18日時点での費用となります。
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