【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

【テラス屋根改修工事】

　

　飲食店のテラスです。
　すでに矢倉とシートで運営できる状態にはなっています。

　矢倉と聞くと祭りで太鼓を叩く場所や、イベントでの簡易スペースという印象もありますが、飲食店の場合は雰囲気や屋外を使いたい場合に採用されます。

　焼き物がある場合は煙も立ち込めますので、空気が抜けることで換気の必要もなく、料理の良い香りで新たな集客も見込めそうですね(*^-^*)

　

　今回はこちらの屋根材の変更です！

　アクリルかポリカをご希望とのことですが、皆様は素材の特徴はわかりますか？

　一番身近に使用しているのはカーポートだと思いますが、見た目も大きな違いがないため特性でどちらを使用するのかが決まると思います。

アクリル（PMMA）とは？

 

　アクリルは透明度に優れ、光線透過率は93%とガラスよりも高いのです。

　硬さはアルミニウムと同等で研磨で再仕上げが可能ですが、切断・穴あけ等の加工は自由で貼りあわせも可能なため、どこにでも使用することが出来ます！

　傷がつきにくく、日光の影響で品質の低下が見られない高い耐候性をもっています(*^-^*)

　寿命は10～20年程度と言われています。

ポリカーボネート（PC）とは？

 

　もっとも優れているのは耐衝撃性で、ガラスと比べるとおよそ200倍と非常に強い素材です！

　更に軽量なため自動車のヘッドライトはガラスからポリカへ変更されていることが非常に多く、波板でも塩ビからポリカへの変更が目立ちつつあります。

　ただし、紫外線は通過しないため、作物の栽培等に使用する場合は注意する必要があります。

　また、燃えにくく耐熱性も高いですが、長期間の使用によって退色を起こすことがありますのでこちらも注意しましょう(>_<)

　ノコギリで切れる加工性の高さで、寿命は10年以上は確実と言われています！

 

　つまりどちらを使用しても高耐久で長期的なメンテナンスフリーが望めます。

　しかし、今回の場合はお客様が飲食するスペースです。

　その為、紫外線を透過させないポリカで施工を行っていきます(^O^)／

　

　まず材料の搬入です。

　4㎜厚の屋根の長さに合わせた平板です。

　吸水性が低く寸法が大きく変わることはない為、使い勝手が良い材料ですね(*^-^*)

　ちなみにポリカーボネートはその高い耐衝撃性・難燃性・耐熱性・耐候性から、DVDやCD、カメラレンズ、ハウジング等、日常生活でも多く使用されています。

　

　早速取り付けを行っていきます。

　矢倉の垂木を下地にパッキン付のビスで固定をしていきます。

　脚立と矢倉に足をかけて作業を行っていきますが、屋根材を取り付けていくほど作業が難しくなっていきます(>_<)

　ポリカの上に乗って転落しないように足元に気を付けて作業を進めていきます！

　

　ビスで固定をしましたがジョイントは開いたままになっていますので、マスキングテープで幅を合わせシーリングで塞いでいきます。

　シーリングを行うことで垂木の腐食防止、固定の強化に繋がります。

　

　最後に表面の清掃です。

　水を流してもシーリングや隙間からの漏水は全くありません(#^^#)

　目隠しシートからポリカ平板に取り替えることで採光も取り入れ、明るくなりました。

　まぶしい太陽光もばっちりカットです！

　改修を行ったテラスで大勢の方へおいしい料理を提供して頂ければ幸いです。

　ポリカはカラーバリエーションも豊富ですのでお好みの色で施工させて頂きます。

　また、遮熱タイプ、スリガラスのようなマットタイプ、熱線カットのタイプもございますので、気になるものがありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ！

　街の屋根やさんでは点検・お見積りは無料にて承っております(^O^)／

　記事内に記載されている金額は2023年11月22日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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