柏市旭町にて自然災害によって棟板金が飛散してしまった建物を火災保険を申請し復旧工事を行いました
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白井
柏市旭町にお住まいのN様ですが、以前の台風の際に棟板金に被害を受けてしまい棟板金の落下、めくれの症状があるので一度点検・お見積りを依頼したいと私達「街の屋根やさん」にお問い合わせを頂きましたのが、今回工事を行わせて頂いたきっかけとなります。 弊社では、お見積りの作成の際は実際に現地の状況をお客様のご立ち会いの元確認させて頂き、状況に見合ったご提案をさせて頂いております。お客様は火災保険を使用しての修理をご希望でしたので、保険の申請を視野に入れての現地調査を行いました。実際に屋根の状況を確認させて頂くと、親棟の真ん中部分の棟板金が一枚分飛散してしまいなくなっているのが確認でき、飛散した板金の両サイドの板金のめくれてしまっている状況でした。状況を確認し風災による被害であると判断しましたので、保険の申請、棟板金交換工事のご提案を行いました。 お客様に保険の申請を行って頂きまして、今回保険の申請が無事に通ったこともあり、弊社での復旧工事を行って頂ける事となりました。
担当:白井
ビフォーアフター
柏市旭町にお住まいのN様より、自然災害によって屋根に被害を受けてしまったので一度点検をお願いしたいと私達「街の屋根やさんに」お問合せを頂きました。
お話によると先日の強風が吹いた翌日に庭先にて落下した棟板金を発見したそうです。屋根の状況が気になり、天井裏のお部屋の窓から一部屋根の確認を行うと、棟板金の浮きを発見しましたが、板金がなくなっている部分は発見出来なかったそうです。見えなかった部分の屋根の様子が気になり不安な様子でした。ですので早く安心して頂くにも早期対応を行い、現地調査にお邪魔することになりました。
現地調査
お客様と日程の調整を行いまして現地調査にお伺いをさせて頂きました。
私達「街の屋根やさん」では、このような状況下の中ですのでお客様とご対面させて頂く前に事前のアルコールによる除菌や、マスク着用の徹底などの新型コロナウイルス感染症の感染予防を行った後にご対面をさせて頂いております。社員一同感染対策には力を入れて取り組んでおりますのでご安心頂けると幸いです。
お客様のご自宅の建物は、築20年木造2Fの切妻と言われる屋根の形状をした建物でした。手前と奥では屋根の位置が少しズレているのが分かると思いますが、これは棟違いと言う造りになります。
写真の赤丸の部分がお客様ご自身で屋根の様子を確認することが出来た窓になります。確かにあの位置からですと手前の屋根の様子を見ることが出来ます。
屋根に登って板金の様子を見させて頂きました。棟板金が飛散しなくなってしまっている場所は、先程の窓からは、見えない位置で道路から見て奥側の屋根でした。棟板金がなくなってしまい下地の貫板が露出してしまっています。既存の貫板は木製ですので、雨ざらしの状態ですと劣化が進み腐ってしまいます。
飛散してしまった板金と隣り合う板金も固定用の釘が抜けてしまいめくれてしまっています。風がもう少し長く吹いていたら、こちらの板金も飛散していた可能性がありますので現状は危険な状態であると言えます。
板金の合わせの部分にも大きく変形してしまっている場所がありました。こちらの部分にも大きな力が加わったのが想像できます。上記の内容は高い方の屋根の被災状況です。続いて手前側の屋根の状況を確認します。
続いて道路からみて手前側、一段低い方の屋根の状況を確認すると板金の飛散はありませんが、風の影響で少し板金が浮いてしまっています。高い方の屋根と比べるとこちらは比較的被害が少ない印象を受けました。風災の怖いところは、飛ばされてしまった板金等が車や歩行者に当たってしまい二次災害を招いてしまう可能性が高い事が風災被害の怖いところです。
落下した板金を発見し、めくれている部分の板金も着工までの間飛散の恐れがありましたので、応急処置として被害をうけて弱くなっている板金をビス打ちにより固定を行いました。
今回は風災によっての被災と思われる症状が多く見られましたので、火災保険の申請を行い工事を行う事になります。上記の写真のように風の影響によって板金がここまで曲がってしまうのを考えると自然の力は改めて凄いし時に恐ろしいものだと思い知らされます。
棟板金交換工事
火災保険の申請が通り、保険金が出ましたので弊社でご契約頂きまして棟板金交換工事が着工となりました。今回は荷揚げ用の部分的な足場の仮設を行っての作業となります。屋根形状が切妻で勾配もさほどきつくないので部分掛けの足場となりました。隅棟がある屋根の場合には安全の為に全周足場の仮設を行い作業します。
使用する材料は、板金はGL鋼板製の棟包みで既存では木製が使用されていた貫板は、樹脂製の物を使用します。GL鋼板は、サビにくく耐久性にも優れています。貫板は、木製ですと湿気などによって劣化を起こしやすいですが、樹脂製だと劣化がしにくい為ビスの固定が弱くなる事もなく安心です。
既存の板金、貫板の撤去を行います。板金の撤去は側面を釘て固定されていいるので、板金側面の釘を抜くと板金が取れます。貫板は釘によって屋根材、下地に固定されていますのでこちらも釘を抜いてしまえば簡単に撤去が出来ます。
既存物の撤去を終えると、貫板の設置を行います。樹脂製の貫板をビス止めにて固定を行っていきます。右の写真のような合わせの部分は貫板の加工が伴います。ここの収まりがキレイに仕上がるかどうかは、職人の腕の見せどころになります。貫板を加工しながら設置を行い合わせの部分のキレイに設置されております。
貫板の設置が完了しましたので、棟板金を被せて行きます。貫板の設置の際に板金と同じ幅になるように調整を行いながら貫板の設置を行ってるので、貫板に対して大きすぎず、小さすぎず、ピッタリのサイズで板金を被せることが出来ました。ここのサイズがズレていると、板金の収まりがいまいちキレイに収まりませんので貫板設置の際には気を付けなければ行けないポイントになります。
合わせの部分は板金の加工も必要になります。既製品の板金に板金用のハサミで切り込みを入れて形を整えて設置を行います。ただ単に形を切ってつけるのではなく、水入っても影響が少ないように折返し部分を作っての加工には、さすが職人さんだと思わされました。細かい部分にまで気を使って施工を行ってくれるので安心して任せることが出来て有り難いです。加工部分の板金も問題なく収まりスムーズに板金の取り付けが進みました。
棟板金交換工事が終了しました。風災により被災してしまった時の状況は、強風が吹いたらいつ他の場金が飛散してしまうか分からないような危険な状態でしたが、今回棟板金の交換工事を行いましたので、板金飛散のリスクを格段に下げることが出来ました。貫板も樹脂製の物を使用し、板金はビス止めしておりますので以前のものよりも耐久値が高くお客様んも安心して頂くことが出来ました。
私達「街の屋根やさん」では、住宅に関する様々な工事を行っております。無料点検での状況確認、お客様のご希望・ご要望のヒヤリングを行いお客様一人一人にあったご提案をさせて頂いております。何かお困りごとがある際は、一度お問合せをいただけましたらお力になれることも多いかと思いますので、お気軽にお問合せ頂きたいと思います。
記事内に記載されている金額は2021年05月08日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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