君津市箕輪で関東大型台風によって被害を受けた瓦屋根を、石葺き金属屋根材に葺き替え工事を行いました
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白石
君津市箕輪にお住まいのお客様より「昨年の台風によって、屋根が壊れてしまい雨漏りが起きているので直してほしい」と、屋根修理のお問い合わせをいただき現状の確認にお伺いさせていただきました。関東に直撃した大型台風によって屋根の瓦が3割程、飛散してしまったとの事です。屋根が壊れてしまった部分は地元の自治体でブルーシートによる応急処置が済んでいました。 屋根の修理にあたりにお客様のご希望をお伺いしたところ、「今後、台風によって屋根が飛散してしまう事をどうにかしてほしい」とご希望お伺いしました。そこで瓦屋根から金属屋根材へと屋根を葺き替える工事をご提案させていただきました。屋根材をネジタイプのビスで固定しますので、強風によって飛散する心配がなくなり、瓦から金属屋根材へと葺き替える事で耐震性を向上する事が出来ます。 工事内容をご説明後、お客様より屋根葺き替え工事のご依頼をいただき、工事に着工いたしました。
担当:白石
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:屋根葺き替え
- 施工期間:3日
- 築年数:築35年
- 施工費用:詳しくはお問い合わせください
- 平米数:75㎡
- 使用材料:ディプロマット 色=オニキス
- 保証年数:10年
- ハウスメーカー:ハウスメーカー不明
被害を受けた屋根の状況
お伺いした屋根の状況です。地元自治体にてブルーシートによる養生がしっかりとされていました。屋根の瓦が剥がれてしまった事で、室内に雨漏りが起きてしまった状況ですので、室内の状況を確認したところ、和室の天井が雨漏りによって雨染みが広がり、剥がれ始めています。屋根裏を確認したところ、ブルーシートによる養生のおかげで雨染みは広がっていませんが、雨漏りが起きた事による染みの渇き跡が確認出来ます。
今回の台風による被害を受けて、今後の台風対策を兼ねた工事を行いたいとお客様からご希望をお伺いいたしましたので、既存屋根材の葺き替え工事をご提案させていただきました。瓦は、1㎡あたり約60kg程あり屋根材の中で一番重たい屋根材です。施工は、瓦桟に引っ掛けるように設置されています。瓦の隙間から強風が吹き込んだ場合、今回の台風の規模の様に風速50m以上と記録的な暴風雨を受けた事で剥がれ飛ぶ被害へとなりました。既存屋根材は、屋根材1枚1枚釘留めになりますので強風対策になり、更に金属屋根材は1㎡あたり6kg程で屋根が軽量化されますので、耐震性の向上にも繋がる工事になります。
今回ご提案させていただいた屋根材は、ディートレーディング社の石吹き屋根材ディプロマットをご紹介させていただき、お客様より工事のご依頼をいただき工事に着工いたしました。
屋根葺き替え工事に着工
瓦と瓦残の撤去作業です。瓦の撤去と瓦残の撤去は、手作業で行っていきます。屋根に溜まっているのは、瓦同士の隙間から吹き込んだ、砂などが屋根に溜まっている状況です。すべての瓦桟の撤去が完了後は、溜まった砂などを掃除します。
現在の防水紙の状況です。経年劣化による伸縮によってところどころ、防水紙の捲れや切れてしまっています。防水紙の劣化は雨漏りの原因となります。今回は、屋根下地を補強後に新しく防水紙を設置いたします。
屋根下地補強
屋根下地補強作業です。既存の屋根下地に野地板12mmを重ね張りを行います。屋根の躯体に垂木にしっかりと留めていきます。垂木は屋根の構造上、45cm間隔であります。垂木の間隔に合わせて野地板を屋根全体に設置していきます。
野地板の設置が完了いたしました。続いて、新規防水紙設置作業を行います。
防水紙・役物の設置
防水紙の設置状況です。今回使用する防水紙は、田島ルーフィングのニューライナールーフィングです。施工性・耐久性に優れた防水紙になります。屋根先から屋根上部に向かって設置していきます。屋根先から設置する理由は、屋根先から設置する事で防水紙の重ねが下向きになり、雨水が浸水した際に浸水する心配がなくなるからです。
防水紙は10cm以上重ねて張り合わせて、設置し専用のタッカーで留めていきます。防水紙の設置に合わせて屋根先に軒先唐草と呼ばれる部材を設置します。軒先唐草の役割は、雨樋に雨水を流す・屋根内側に雨水が廻り込まないようにする役割があります、
新規屋根材の設置
新規屋根材を設置する前に、隅棟を留めるための下地への設置を行います。新しく使用する新規屋根材は、ディートレーディング社製のディプロマットを使用します。屋根材の表層に細い自然石を吹き付けられた屋根材です。屋根材の特徴として、表層は自然石ですので色の心配がなく、表の自然石によって雨音の軽減・遮熱効果があります。
新規屋根材の設置は、防水紙の設置と同様に屋根先から順に屋根上部に向かって取付けていきます。屋根が斜めになっている部分は、設置の都度加工を加え工事を行います。新規屋根材のすべての面の設置完了後は、棟板金の設置作業になります。
隅棟・大棟の順で取付け作業を行います。大棟の固定には、ネジタイプのビスを使用しますので、強風を受けても緩む心配がなく釘固定と比べ強化されます。棟板金の設置が完了で、屋根葺き替え工事の工事工程が完了です。
屋根葺き替え工事竣工
屋根葺き替え工事が無事に完了しお客様から「雨漏り心配がなくなり、台風対策の工事も出来安心です」と、ご満足いただけました。屋根の修理・屋根葺き替え工事のご相談は、街の屋根やさんにご相談ください。
2022年8月3日追記、定期点検
屋根葺き替え工事後の定期点検にお伺いさせていただきました。関東大型台風によって被害を受け、台風対策工事として石葺き金属屋根材のデイプロマットを使用し、屋根葺き替え工事を行わせていただきました。屋根の全体の状況を確認するために、ドローンを使用し定期点検と状況を保存するために撮影を行いました。
板金の浮きや屋根材の色褪せなど見られず、良い状態が保たれています。今後も引き続き定期点検にお伺いさせていただき、お住いの維持・管理に務めさせていただきます。(屋根葺き替え工事の費用はこちら)
私たち、街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスの感染予防対策として、マスクの着用とソーシャルディスタンスを保つ対応を行わせていただいております。
記事内に記載されている金額は2022年08月02日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事前アンケート
- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 台風によって屋根が壊れてしまった。
- 弊社をどのように探しましたか?
- インターネット
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- 直接伺いました
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- 施行実績が有る
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- 印象が良かった
工事後アンケート
- 当初、リフォームを依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- 希望屋根材での工事・仕上り
- 弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか?した方はどこの会社と比較しましたか?
- していない
- 弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- 近い会社だったので
- 工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです
- 良かった
- 弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- させてもらいます
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