
館山市北条で飛散したスレート屋根の棟板金を交換しました
【お問い合わせのきっかけ】
担当:神子
「2018年の台風で棟板金が浮いてしまったことをご近所の方から教えられたのだが、普段は住んでいないので、そのままにしておいた。そうしたら、ご近所の方から『棟板金が落下してる』という電話があった」という館山市北条のお客様です。普段は都心に住んでおり、こちらは別荘としてお使いになっているという建物だそうです。何とも羨ましい限りです。幸いにもこちら館山市のご近所の方が何かあったら教えてくれるそうで、いろいろと助けられているそうです。
担当:神子
ビフォーアフター



点検の様子
かなり大きな建物で屋根も長さがあります。その半分の棟板金が落下し、現在は貫板が剥き出しになっている状態です。その貫板がグレーに変色していることから老朽化していることが分かります。
棟板金を固定している釘も浮いています。築17年近くということですが、これまでメンテナンスは行ったことがなく、屋根の上は藻が生えいる他、カビも生えています。元の色が既に分からない状態です。温暖と言われる館山なので藻やカビも育ちやすいのかもしれません。まずは棟板金を交換します。
施工の様子~棟板金交換
屋根は片側が切妻で片側は半切妻でした。ドイツ破風とも呼ばれるこの部分にも棟があり、そこにも剣先状の板金が取り付けられています。こちらは特殊な役物ですので、今回は交換しないで、そのまま使用します。これまで使用していた棟板金とその下の貫板を撤去していきます。
貫板の設置が終わりましたら、棟板金を設置していきます。まずは仮置きして、どこを繋ぎ目にするかなどを確かめてから固定していきます。継ぎ目となる部分は板金を重ねているのではなく、切り込みを入れて噛み合うようにしています。外れにくく、雨水が入り込まないようにするためです。
棟がかなり長いので短い屋根よりも気を遣う部分も多くなります。当然のことながら、棟板金の継ぎ目は少ない方がリスクは少なくなります。そういったことを考え、貫板と板金を設置していきます。
棟板金を設置しましたら、最後に端の部分を加工して収めます。こちらは現物合わせなので、技量が問われる工程です。勾配とケラバの板金に合わせてうまく収めることができました。
竣工、棟板金交換
屋根の頂点部分にも防水紙が敷設されており、棟板金がなくなったからと言ってすぐに雨漏りするわけでないのですが、すぐに直した方が後に問題が発生することも少なくなります。棟板金がないと、雨水は屋根材の下に入り込むことになります。水分などは建材を劣化させる原因です。できるだけ、入り込まない方がいいのです。工事前、工事後と画像をお施主様に見せたところ、屋根表面の藻やカビを見て、「屋根塗装を検討したい」とということでしたので、その際はまたご用命くださればと思います。
記事内に記載されている金額は2020年08月25日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事前アンケート
- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 築25年近くになるが、一度も外壁塗装、屋根メンテナンスをしていなかったのでさすがに手を入れる必要があると思いました。
- 弊社をどのように探しましたか?
- スマートフォンでネット情報を検索して。
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- ジョリパット壁なのでジョリパット壁専用塗料での塗装が必要という業者さんと、専用塗料にこだわらず耐候性の高い塗料で覆った方が長持ちするという業者さんがいて迷ったところ、街の外壁塗装やさんのHP記事を見てわかりやすかった
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- 上記Q4のHP記事
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- 知識・経験豊富な方で説明もわかりやすかった

アンケートを詳しく見る→
関連動画をチェック!
【棟板金】釘浮き・錆 雨漏りを防ぐ棟板金チェックポイント【プロが解説!アメピタ!】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介