目黒区上目黒の3階建てビルにてウレタン塗膜防水(通気緩衝工法)工事を行い陸屋根からの雨漏りを改善
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
目黒区上目黒のビルにて雨漏り補修依頼をいただきましたので、陸屋根のウレタン塗膜防水工事を実施致しました!
雨漏りを起こしていたり築年数の経過に伴う劣化が著しい場合は、防水下地が水分を多く含んでいる可能性があります(>_<)
その状態に新築同様の防水工事を行ってしまうと後々トラブルを引き起こしてしまいますので、劣化にあわせた防水工事を行う事が大事になります!
そこで今回は、誤った施工を行った際に起こりうる問題と、正しい補修方法をご紹介したいと思います。
目黒区で陸屋根やバルコニーの防水工事をご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
目黒区上目黒のビルにて雨漏り補修依頼をいただきましたので、陸屋根のウレタン塗膜防水工事を実施致しました!
雨漏りを起こしていたり築年数の経過に伴う劣化が著しい場合は、防水下地が水分を多く含んでいる可能性があります(>_<)
その状態に新築同様の防水工事を行ってしまうと後々トラブルを引き起こしてしまいますので、劣化にあわせた防水工事を行う事が大事になります!
そこで今回は、誤った施工を行った際に起こりうる問題と、正しい補修方法をご紹介したいと思います。
目黒区で陸屋根やバルコニーの防水工事をご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
担当:渡辺
ビフォーアフター
基本情報
- 施工費用:113.5万円
- 使用材料:ダイフレックス:DSカラー
- 保証年数:10年
- ハウスメーカー:ハウスメーカー不明
ウレタン塗膜防水工事で雨漏り改善
目黒区上目黒の3階建てビルで雨漏り調査を行いました!
雨漏りを起こしているのは最上階の角ですが、床面にも雨染みが出来てしまっています(>_<)
その為、ずいぶん前から雨漏りを起こしていた可能性が考えられます。
床は水を通さないCFでしたが、継ぎ目から雨水が入り込むと後々CFが剥がれてしまいます。
躓きやけがの原因になりかねませんので、まずは原因となる天井からの雨漏りを補修していきましょう!
雨漏り箇所の真上が【陸屋根】とも呼ばれる屋上になりますが、防水層に剥がれやひび割れが多く見られました(>_<)
防水層にはシート防水・塗膜防水・アスファルト防水等様々な種類がありますが、いずれも15年前後で劣化症状があらわれます。
定期的に補修を行っていくことが大切です!
そこで、今回は雨漏りを起こしてしまっている防水層を撤去し、ウレタン塗膜防水で新たに防水層を形成していきたいと思います。
まずは破れが見られる防水層を綺麗に剥がしとっていきます。
今回行う通気緩衝工法(絶縁工法)は下地の影響を受けにくいため、下地処理を必要としないケースが多いです。
しかし、凹凸が多い場合には綺麗な防水層に仕上がらなくなりますし、塗料の密着性が悪くなってしまいます。
そこで、剥がせる部分だけは極力剥がし下地を綺麗にしていく作業を行いました!
この状態でもわずかな段差が多い為、雨水の流れを妨げる可能性があります。
その為、樹脂モルタルをまんべんなく塗り下地を平滑に仕上げていきます(#^^#)
その後、密着性を高めるためのプライマーを塗布し、防水工事を行っていきます。
陸屋根は多く見かける勾配屋根とは違い、傾斜がほとんどありません。
雨水の流れ道をしっかり考えてあげないと水が排出されず、溜まってしまう状態が続きます。
これが結果的に防水層を傷める原因になってしまいますので、丁寧な下地処理で防水の下地を形成していくことが大切です!
通気緩衝シートで塗膜の膨れを防ぎます
新築や築年数の浅いお住まいの場合は、下地処理後ウレタン塗膜防水工事が出来ます。
しかし今回は経年劣化が著しいパターンですので、通気緩衝シート(絶縁シート)を下地に張り合わせていきます。
これは無数の穴が開いているシートですが、下地と防水層の間に空間を作ることで下地から発生する湿気の逃げ場を作ります。
こうして湿気は通気層に溜まり脱気筒(盤)から排出されることで、新たに形成した防水層が膨れやしわを起こさず綺麗な状態を維持できます(#^^#)
シートは重ねずに張り合わせていきますので、その継ぎ目はメッシュシートを張り補強していきます。
ウレタン塗膜防水は塗料ですので、シート防水等が苦手とする段差や複雑な形状にも柔軟に施工することが出来ます。
使用した材料は、人や環境に有害となる特定化学物質を一切含んでいないダイフレックスのDSカラー・ゼロです!
メリットは内容成分だけでなく密着性と伸びが良く建物に追従しますので、長期間にわたって耐久性に優れた防水層を形成することが出来ます(*^-^*)
まずは絶縁シートの継ぎ目部分だけを塗り、シートの剥がれが起きないように対処していきます!
通気緩衝シートの上からウレタン樹脂塗料を塗り防水層を形成していきます。
画像で見てもわかりますが屋根や外壁に使用される塗料よりも粘り気があり、この塗料を数回塗り重ねることで3㎜程の塗膜厚みにします。
外壁等の塗料は髪の毛の太さ程度の塗膜ですが、どちらも塗料本来の性能を活かすためには厚塗りではなく塗り重ねていく必要があるのです!
通気緩衝シートが施工できない箇所はメッシュシートを張り塗装していきます。
凸凹にならないように均等に塗装し、防水層を形成したら最後はトップコートで防水層の表面保護を行います。
トップコート自体には防水性能がありませんが、太陽光が当たることで劣化してしまう防水層を保護します。
その為、5年程度で塗り直しを行っていくよう心がけましょうね(*^-^*)
工事を終えて
中心に取り付けられているのは、通気緩衝シート部分に溜まった湿気を逃がす脱気筒です。
雨水が入らず内部の湿気だけを逃がす設計ですので、心配ご無用です!
また、下地と防水層は完全に密着しているわけではありませんが、歩行は問題なく出来ますので利便性の高い陸屋根を通常通りご使用いただけます(#^^#)
雨漏りが完全に改善されたことを確認してから、内装工事に取り掛かっていきましょう!
また弊社では施工保証もあり隔年定期点検も行いますので、気になることはご遠慮なくお申し付けください(^^)/
記事内に記載されている金額は2023年11月24日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
目黒区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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