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【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
西東京市田無町にあるビルの管理会社から「雨漏りの原因となっている屋上の天窓を何とかしてほしい」とご相談がありました。
天窓からの雨漏りを防ぐとなると天窓を交換するか、もしくは撤去するかのどちらかになりますが、どちらも下地から改修せねばならない状態です。
ご入居なさっているテナントなどのことを考慮した結果、今回は天窓を板金で覆い雨水が掛からないようにする天窓板金カバー工事を行いました。
西東京市田無町にあるビルの管理会社から「雨漏りの原因となっている屋上の天窓を何とかしてほしい」とご相談がありました。
天窓からの雨漏りを防ぐとなると天窓を交換するか、もしくは撤去するかのどちらかになりますが、どちらも下地から改修せねばならない状態です。
ご入居なさっているテナントなどのことを考慮した結果、今回は天窓を板金で覆い雨水が掛からないようにする天窓板金カバー工事を行いました。
担当:渡辺
雨漏りしているという天窓です。
採光専用の天窓で、ありがたいことにラベルが残っていました(^^)
アクリドームという製品で、ほぼ正方形で深さは高さは606mmもあるようです。
アクリル製なのは製品名から間違いないでしょう!
ネジ穴から雨漏りしているらしく、テープで止水してありました。
亀裂が入っている箇所もあります。
天窓の立ち上がりに葺き間が出来ています。
おそらくアスファルトシングルのようなシート状の防水材なのでしょう。
こちらからも雨水が浸入していそうです(>_<)
雨漏りしているということで、室内も拝見させていただきました。
画像では分かりにくいのですが、雨水が伝った跡があります。
ごく少量のようですね。
天窓を改修するとなると交換、もしくは撤去となるのですが、いずれも周辺の下地をはがすことになります。
ご入居なさっているテナントなどのことを考慮した結果、今回は雨水が掛からないように天窓を板金で覆う天窓板金カバー工事を行うこととなりました!
ビルなどの採光用の天窓は日差しが室内に入りすぎないように樹脂製のドームで覆われていることがほとんどです。
まずはこのドームを撤去します!
ビスをはずしていくと、ひび割れと浸水の跡がありました。
ドームの下の天窓のガラス面が出てきました。
内側もシートのようなもので覆われています。
日差しが室内に入りすぎてしまう事を防止し、また、割れないようにとの配慮からでしょう。
今回は板金で作った箱型の蓋を被せて天窓を覆う工事です。
天窓のガラス面に板を敷き、その上にロックウールの断熱材を敷き詰めます。
板金で作った箱で覆っただけでは温度変化により、結露する可能性もあります。
それを防ぐために断熱をするのです!
断熱材の上に合板を敷き、蓋をします。
また、合板の上には防水紙を設置し、板金から漏水しても内部への雨漏りしないようにします。
用心に用心を重ねるように、多重に防水していきます(*^-^*)
合板には防水を隙間無く敷き詰め、垂直の部分も覆うようにします。
隙間が出来ていた天窓の立ち上がり部にシーリングをしていき、埋めてしまいます。
ガルバリウム鋼板で作った箱型の蓋を天窓に被せ、ビス止めしていきます。
ビス止めする際に力を掛け過ぎると、そこが凹んだりして雨水が溜まりやすくなるので慎重に行います。
ビスを打ったところにはシーリングをして、雨水が入らないようにします。
このガルバリウム製の箱型の蓋は2枚の板金から作りましたので、中央に継ぎ目があります。
そこにシーリングをして、防水処理を行います!
天窓を箱型の板金ですっぽりと覆ってしまう天窓板金カバー工事が竣工しました。
これで雨漏りとは無縁になりますね(*^-^*)
こちらの陸屋根ですがシート防水がされており、それも傷んでいる状態です(>_<)
その時は天窓を交換するか、完全に撤去するかの選択が必要となります。
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
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