羽村市羽中で台風で変形した棟板金を養生後、交換工事
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白石
台風など強風が吹き荒れた後、被害を受けることが多いのが棟板金です。剥がされたり、大きく変形したり、飛散して行方不明になってしまったりとさまざまなご相談が寄せられます。羽村市羽中のお客様の屋根の棟板金は剥がされて大きく変形していました。数日後、大きな台風が再度、上陸するという予報が出ていたので、養生した後、交換工事をしました。
担当:白石
ビフォーアフター
【点検の様子】
台風により剥がされて変形してしまった棟板金です。この変形、どれだけ強い風が吹いたのでしょうか。気候が変動しているのか、このところ気象の凶悪化が続いているような気がします。棟板金を固定している釘にも緩みが見られます。
早ければ、数日後にまた台風がやってくるというので、棟板金を元の位置に戻す養生をします。棟板金を固定する貫板の側面は腐食していて釘を打っても固定できそうにないので、仕方なく脳天打ちで留めました。今回の台風はあまりにも被害が大きくて、粘着力が強く防水性の高いブチルテープや養生シートはどこも品薄で手に入らない状態です。
変形が目立ちますが、剥がれたままよりもこの方がいいでしょう。会社に確認すると、幸いにもブチルテープや養生シートはネットの通販で手に入れることができたということです。明日、ブチルテープなとで再度、養生することになりました。
【施工の様子~棟板金交換】
幸いにも台風はずれることとなり、悪天候の心配はなくなりました。簡易的な養生をしていた棟板金を撤去し、その他の部分も撤去します。貫板も交換しますので、全てはずし、これまで釘が打たれていて穴が開いている部分はシーリングで埋めてしまいます。
新しい貫板を設置していきます。屋根の形状が切り妻なので、複雑な収まりがないので、作業も早く進みます。その貫板に棟板金の設置していきます。継ぎ目の部分にはシーリングをして、雨水の浸入を防止します。
側面にステンビスを打ち、棟板金を固定します。これで棟板金交換工事は完了です。今回の台風で屋根に被害を受け、1週間も経たないうちにまた台風が上陸するという予報が出て、不安で不安でしょうがなかった方も多いでしょう。本当に連続で台風が来なくて良かったです。
【竣工、棟板金交換工事】
連続で台風が来ないのは良かったのですが、その後も他のお客様から棟板金などのお問い合わせは続きました。また、「他の業者に頼んだのだが、なかなか来てくれないので代わりに見に来てくれないか」というご相談も多数、いただきました。台風直後はほとんどの業者が大忙しです。台風が連続してくるということも考えられるので、そういったシーズン前に屋根のメンテナンスをしてしまうのが理想だということを忘れないでください。
記事内に記載されている金額は2021年10月13日時点での費用となります。
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