横浜市西区|遮熱塗料サーモアイでの屋根塗装でイメージチェンジ!
【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
横浜市西区、台風被害で雨樋補修のために足場を仮設していた住宅です!
足場を仮設したタイミングで、滅多に見る事のない屋根のメンテナンスをしようと思い立ったようです。
苔をしっかりと落とし、遮熱機能で表面保護を行っていきます(^^)/
横浜市西区、台風被害で雨樋補修のために足場を仮設していた住宅です!
足場を仮設したタイミングで、滅多に見る事のない屋根のメンテナンスをしようと思い立ったようです。
苔をしっかりと落とし、遮熱機能で表面保護を行っていきます(^^)/
担当:新海
ビフォーアフター
【屋根塗装工事】
今回は雨樋補修のための足場仮設をしたタイミングで屋根塗装メンテナンスを行っていきます!
まず施工に取り掛かる前に状態確認をしていきましょう!
築14年、雨漏り等のトラブルは無くそろそろ塗装のメンテナンス時期とは考えていたようです。
スレートの塗り替え目安はおよそ10年毎と言われていますが、立地によって劣化の進行スピードは様々です。
苔の付着は塗膜の劣化を指し、屋根材の劣化を招く原因でもあります😥
このように黄色やオレンジ色に変色している場合は苔が繁殖している証拠ですので、早めに塗装を行い屋根材の保護をしましょう!
塗装の際に最も大事な作業とも言われるのは「高圧洗浄」です。
家庭用洗浄機とは比較にならないほどの水圧で屋根の表面に付着した汚れ・苔・旧塗膜までもしっかりと洗い流していきます。
この作業で手を抜くと、苔の根絶ちが出来ていない為再度苔の発生が起き見栄えを損ね、更に新たに塗った塗膜を剥がす原因にもなってしまいます!
塗装をする前には必ず綺麗な状態に仕上げてから下地の処理を行う必要があります。
こちらが洗浄後の状態です。
まだ水の乾燥が出来ていませんが、苔はすっかりと無くなり色褪せた屋根材が見えています😊
I様邸の屋根は既存の塗膜の色が微かに見えますが、更に劣化が進行した状態で洗浄を行った場合、真っ白に仕上がります。
屋根で白く見えているのは屋根の表面ではなく、更に内部の素地です。
この素地の部分が雨水を吸い込むことで、浮きや反りを起こし割れやすくなってしまいます。
スレートの劣化が進行すると、塗装をしてもすぐに剥がれる、もしくは防水紙の劣化が進んでおり雨漏りを起こすといった事態になりますので、まずは屋根材を傷めないように定期的なメンテナンスが非常に重要という事が分かりますね!
しっかりと乾かした屋根にここからいくつかの工程を踏んで塗装工事を進めていくのですが、そのような作業工程があるのかをご存知の方はそれほど多くはないかと思います。
【スレート屋根塗装の作業工程】
①高圧洗浄
屋根外壁共に必ず必要となる工程です。
雨漏りをしている場合はそもそも屋根塗装工事はできませんのでご注意ください!
作業上、すでに割れてしまっている場所は踏んで滑り落ちる可能性もありますので、その都度シーリングで補修をしていきます。
②板金部分の錆止め
スレート屋根には棟や谷など板金で施工されている箇所があります。
そのまま塗っても保護には繋がりますが、防錆剤を塗ることで錆の発生や拡大を大幅に抑えることが出来ます。
この際に釘の浮きや継ぎ目のシーリング劣化を確認し飛散の原因となるような箇所は補修を行っていきましょう。
また、板金の素材自体がツルツルとした表面です。
そのまま塗料を塗っても接地面積が狭く、比較的早めに剥がれを起こしてしまいます😥
そこで板金等はまずマジックロン等のぺーパー掛けで傷をつけ目粗しを行います。
これは新規の棟板金の場合でも同じ工程を踏みます。
その後、錆止めを抜けなく塗り傷部分を含め表面保護を行っていきます!
③下塗り
屋根塗装工事は3工程に分けて塗装を行います。
下塗りは中塗りや上塗りの着色を目的にしたものではなく、下地と塗膜の密着性向上・屋根材自体の強化・屋根材の吸い込み止め等、塗装を綺麗に仕上げる為の下地調整の役割を持っています。
その為、色は白やクリアーの塗料が多く、中塗り・上塗り塗料とは大きく区別されています。
塗り方は全く変わらず満遍なく厚塗りをしないようにです。
中には仕上げ塗料と組み合わせて機能を発揮する下塗り塗料もございますので、しっかりとお客様のご要望に合わせて塗料を選定させて頂きます😀
今回はスレート屋根材にサーモアイシーラーを使用しましたが、鋼板屋根の場合はサーモアイプライマーと、塗る素材によって変更していきます!
サーモアイは日本ペイントの遮熱塗料です。遮熱・断熱と耳にしたことはあると思いますが、特徴は全く異なります。
まず、断熱は熱が伝わりにくい塗膜で素材を覆う事で保温する効果があります。
夏の暑い紫外線、冬の冷気どちらにも効果を発揮致しますので年間通じての冷暖房費の削減につながります。
対して遮熱は赤外線を反射する機能を持ちます。
その為、暑い夏の輻射熱を遮ることで節電効果、ヒートアイランド対策に効果的です。
遮熱は暑い季節のみ、断熱は年間通じての効果を持ちますので、今現状のお住いがどのような状態で、どのように改善したいのかで使用する塗料を決めましょうね(*^-^*)
④タスペーサー
スレート屋根の下塗り乾燥後はタスペーサーの設置です。
薄い平形スレートは塗料によって屋根材がピッタリとくっついてしまいます。
すると塗装後の雨が屋根材内部に入り込んだまま排水できずに滞ってしまいます😰
排出できない雨水は毛細管現象を起こし、屋根の外ではなく建物内部に入り込むようになってしまいます。
これが屋根塗装後の雨漏りの大きな原因です!
屋根材の隙間は塞がないように施工する必要がありますが、施工時の気遣いでどうにか出来る問題でもありません。
塗装後にタスペーサーと呼ばれる縁切り部材を使用することで、屋根材間に隙間を意図的に作ることができ、雨水の排出の邪魔をせずに綺麗な屋根を仕上げることが出来ます。
全ての塗装工程終了後に皮スキで屋根材間を切っていく縁切りも行われますが、仕上がった屋根を汚す可能性があり、また塗料が密着する可能性がありますので弊社ではタスペーサーを使用しています。
⑤中塗り・上塗り
ここまでの工程を踏み、ようやくお客様の気になる着色です!
仕上げ塗料を2回に分けて塗装することで、ご希望の色に仕上げていきます。
塗装後のタスペーサーの状態はと言いますと、このように屋根と同じ色に仕上がりますので、全く目立ちません。
が、しっかりと隙間を塞ぐことなく施工が出来ます。
塗装の際中にも割れたスレートを発見したらその都度補修を繰り返し、綺麗に仕上げていきます!
今回使用したのは日本ペイントのサーモアイ「クールベビーブルー」です。
下塗りのシラーやプライマーにも遮熱機能が付いていますので、セットで使用することでWの遮熱効果を発揮することが出来ます。
色によって熱の吸収・反射率が違います。
全40色の中で全日射反射率で比較するとホワイトが91.0%、ブラックが28.4%、クールベビーブルーは70.4%とホワイトに近づくほど高い反射率を持っています。
細かい部分にまで塗装を行い屋根を均一に仕上げていきます。
屋根は常日頃太陽光に当たっていますので、見る角度によっては希望色と違う場合もあります。
思っていたよりも明るくなったと言われる要因は、日陰で見る見本と、紫外線に当たる屋根を見比べている為です!
見本を見て希望色があれば、1トーン2トーン落とした色を選択されると良いかもしれませんね😊
塗装後の屋根です!
全く色が違って見えますが、全てがクールベビーブルーの仕上がりです。
様々な変化を見て楽しむという事が出来ますね!
遮熱機能を充分に発揮するのは表面に汚れが付いていない状態です。
いつでも綺麗な状態に維持して頂き、暑い夏を快適にお過ごしください😊
記事内に記載されている金額は2023年12月06日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事前アンケート
- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 見積り依頼を行う業者の選定。広告とインターネットでの選択で、どのように違うのか?
- 弊社をどのように探しましたか?
- 広告とインターネット
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- 4社で見積り実施。初めての塗装なので業者選びの判断基準がわからず、検討時間を要す
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- インターネットの説明・価格・担当者の対応。物置の移動をやってくれたこと。また、お問い合わせごとにドキュメントを残してくれたこと。他の見積もり業者ではなかった
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- 作業中、私達が気を遣うことなく進んだことが良好。仕事をきちんとしている印象
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