柏市大井にて軒天に穴が空いてしまったお住まいを現地調査。下地が腐食した軒天には雨水が侵入した形跡がありました。
更新日:2023年03月16日
柏市大井にお住まいのお客様より、屋根の裏側部分に穴が空いてしまったので補修してほしいとご依頼をいただきました。屋根の裏側部分、いわゆる軒天の破損は雨漏りによって木材が腐食してしまうことが原因になっているケースが多く、今回のお住まいでも被害箇所には雨水が侵入した形跡が見られました。

穴が空いてしまった軒天

現地にお伺いし、被害箇所を確認させていただきました。破風と軒がぶつかる屋根の角部分に直径20センチ弱の大きな穴が空いていました。開口部から内部の下地を覗くと雨染みや木材の腐食が確認できました。特に破風板の下地に大きな傷みが見られ、おそらく破風板の継ぎ目や建物内にケーブルを引き込むための開口部から雨水が侵入し、腐食が進行してしまったものと思われます。

軒天の開口部には鳥が居ついていたようで、藁や細い木の枝で形成された巣のようなものがありました。幸い、すでに放棄された巣のようでした。屋根の破損部に鳥が巣を作ってしまう事例は良くあるのですが、鳥が居ついている間は、鳥獣保護法の観点から巣を撤去することができないため、注意が必要です。子育ての時期などには、鳥が巣立つまで工事が行えないといったこともあります。
お客様に調査結果をご報告し、穴が空いてしまった軒天と腐食した破風板の交換工事をご提案しました。
私たち街の屋根やさんでは、屋根工事はもちろん、破風板や鼻隠し、雨樋などの付帯部の点検・工事も承っております。また、点検や工事でお客様宅にお伺いする際は「マスク着用」「手指アルコール消毒」「ソーシャルディスタンスの確保」などの新型コロナウイルス対策を徹底してまいりますのでどうぞご安心してお問合せください。
記事内に記載されている金額は2023年03月16日時点での費用となります。
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