更新日：2023年03月15日

　川崎市宮前区鷺沼にある賃貸マンションのオーナー様より、庇の屋根が飛散してしまったので修理してほしいとお問い合わせをいただきました。築20年以上が経過したマンションでこれまで庇のメンテナンスは行ったことがなく、残っている屋根部分も同じように飛散してしまわないか心配なので、飛散箇所だけではなく庇全体を点検してほしいとのご要望でした。

飛散してしまったポリカ製屋根

　さっそく点検のため、現地へお伺いさせていただきました。被害箇所は3階ベランダに設置された庇部分で、地上からでもはっきりと確認することができました。入居者様のご承諾をいただいた上でベランダに入らせていただき、細かくチェックしていきます。
　飛散してしまった原因として考えられるのは屋根材であるポリカーボネートの老朽化かポリカーボネート板を固定する庇のフレームの劣化です。フレームを点検してみましたが歪みや破損はなく、新しいポリカーボネート板さえ用意すればそのまま設置できる状態であることが分かりましたので、飛散の原因はポリカーボネートの経年劣化によるものでしょう。

経年劣化により透明度を失ったポリカ屋根

　残っている屋根を確認すると、全体的に濁って透明度を失っていました。一般的なポリカーボネートの耐用年数は10～15年程と言われていますので、こちらの屋根もメンテナンスが必要な時期を迎えていることになります。経年による汚れの蓄積も顕著で、雨垂れの跡がくっきりと残っています。
　お客様とご相談した結果、今後を見据えてポリカーボネートの全面交換工事を行う運びとなりました。

◆◆◆ポリカーボネート波板交換の参考価格◆◆◆
6尺ｘ6枚（材料加工・処分費用込み）の場合
税込み54,780円～
※平板についてはお問合せください

　私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策として「マスク着用」「手指アルコール消毒」「ソーシャルディスタンスの確保」を徹底しております。どうぞご安心してお問合せください。