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【お問い合わせのきっかけ】
担当:神子
今回ご紹介いたしますお客様は、高座郡寒川町中瀬にお住まいのお客様で、軒下に大きな穴が開いてしまったので、補修をお願いしたい、とのご依頼を承りました。
10年ほど前に一度、補修したとの事ですが、数年前から再び傷みだし、昨年の台風で大きな穴が開いてしまったとの事でした。
穴のサイズにもよりますが、大きな穴が開いてしまった場合は虫や鳥による被害を受ける心配もありますので、早急に補修する必要があります(>_<)
今回はこの軒天補修工事の模様をお伝えします。
今回ご紹介いたしますお客様は、高座郡寒川町中瀬にお住まいのお客様で、軒下に大きな穴が開いてしまったので、補修をお願いしたい、とのご依頼を承りました。
10年ほど前に一度、補修したとの事ですが、数年前から再び傷みだし、昨年の台風で大きな穴が開いてしまったとの事でした。
穴のサイズにもよりますが、大きな穴が開いてしまった場合は虫や鳥による被害を受ける心配もありますので、早急に補修する必要があります(>_<)
今回はこの軒天補修工事の模様をお伝えします。
担当:神子
施工前 |
施工後 |
早速、寒川町中瀬にあるお住まいにお伺いいたします。
問題の個所を拝見させていただいたところ、破損してしまったのは軒天、というより破風の部分でした。
一度補修を受けたことがある軒天との事でしたが、補修した部分の破風板が剥がれてしまったようです。
軒天に使用されている有孔ボードの方も傷みが出ていて、たわんでいる状態でした😥
このくらいのサイズですと、蜂などの虫はもちろん、スズメや燕が入り込めるサイズですので、鳥獣被害の可能性もあります!
早急に補修作業に取り掛かります。
まずはご近隣の方に工事着工のご挨拶をし、安全のために足場を組んでいきます。
破損した破風回りを傷んだ部分だけ撤去します。
傷んだ破風をカットし、内部を確認しましたところ、やはり鳥の巣が見つかりました。
どうやらムクドリの巣だったようです。
ムクドリはスズメよりも大きく、雑食性で虫の幼虫なども好んで食べます。
こうしたエサなどを頻繁に屋根裏に持ち込んでしまうと木材でできた屋根は短期間で腐食してしまいます。
また、糞害や雨樋の詰まりの原因にもなりますので、ムクドリにはかわいそうですが撤去いたします!
接合部をヘラなどで均し、採寸し作成した新しい破風板をあてがい、釘で固定します。
釘穴から錆びてこないよう、穴をパテで塞ぎます。
続いて軒天の有孔ボードを取り付けます。
屋根の内部は湿気がこもりやすく、湿気が原因で内部の構造材が傷むことがありますので、湿気がこもらないように屋根の四隅に通気性を良くするために有孔ボードを設置します😊
有孔ボードを取り付けた後、ボードの四隅にシーリング剤を注入します。
最後に既存破風と同じ白で塗装します。
使用する塗料は日本ペイントのケンエースG-Ⅱです。
使用する色は、既存素材の色と合わせた色で塗装していきます。
たとえ同じ塗料で塗ったとしても、既存素材は経年によって色が変わってしまってますので完全に同じ色というわけにはいきませんが、新しいペイントで綺麗に仕上げるので今までよりも明るい印象になります。
まずは破風全体にケレン作業をし、ローラーを使って塗っていきます。
軒天にもローラーで塗っていきます。
最後に塗り残しがないか、塗装後に汚れなどが付着してないかチェックして竣工となります(^^)/
軒天補修工事が完成です。
大きく穴の開いた軒天には腐食による雨漏りだけでなく、鳥獣被害の可能性も考えなければなりません(>_<)
放置しますと、気が付かない間に大きな蜂の巣を作られてしまった、とか雨樋にまで巣を作られてしまいつまってしまった、などというケースも少なくありません。
美観を損なうというだけでなく、お住まいの安全面から考えてみても屋根や外壁と同様に軒天も大切な一部ですので、軒天の傷み早めにご相談ください(^^)/
【工事前】
【工事後】
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今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
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