更新日:2023年03月17日
木更津市請西のお住まいのより、化粧スレート屋根の無料点検のご依頼を承りましたのでご紹介致します!
築30年の中古住宅で化粧スレート屋根の現地調査
調査の前にお客様より、お住まいは「築30年の中古住宅で外装及び内装はリフォーム済みであったが、屋根に関しては何も聞いておらず、過去のメンテナンス状況も分からない」とお伺い致しました。
調査を実施する中で、「これまでの屋根に施工されたメンテナンス内容」もある程度の推測は可能ですので、そういった面も含めましてしっかりと調査させて頂きます!
化粧スレート屋根の塗膜の劣化やクラックと縁切り不足
まずは、「化粧スレート屋根」の屋根材を確認させて頂きましたが、以前に塗装メンテナンスが施された形跡がございます。
しかし、屋根材表面に施されている塗膜に「チョーキング現象」が発生してしまっている為、塗膜が劣化している事が伺えます。
また、写真右の様に屋根材にクラックが発生している場所も確認致しました。
化粧スレート屋根の「化粧」とは、屋根材表面に施されている「塗膜」のことで、この塗膜が劣化することで、屋根材の表面に粉が浮き出てしまう「チョーキング現象」が発生してしまいます。
塗膜の劣化は、屋根の上に降った雨水などの排水性能を低下させるため、屋根に留まった水分によって屋根材の劣化が促進されてしまいます。
また、詳しく調査していく中で、屋根材同士の重なり部分の「縁切り不足」も確認致しました。
縁切り不足は、化粧スレート屋根の劣化を促進させます。
縁切り不足の「縁切り」とは、スレート屋根の重なり部分に「隙間」を持たせる施工です。
この隙間は屋根材内部に入りこんだ雨水を排水する役目があり、隙間が不足していると雨水が排水されないことは当然ですが、毛細管現象が発生により逆に雨水を引き込んでしまう可能性もございます。
屋根材内部に留まった水分は、屋根材やその内部の劣化を促進させてしまう為、必ず「縁切り」作業が必要となります。
天窓のシーリング劣化による雨漏り
続いて、化粧スレート屋根に設置してある天窓の調査です。
まず、天窓内部の木枠が黒く変色しており、天窓部分で発生している雨漏りの影響を受けている事が推測できます。
外側部分を良く確認してみますと、天窓の外枠部分とサッシに施されているシーリングが劣化して隙間が出来ている事が確認出来ました。
一般的なシーリングは10年と持たない為、特にこうした「天窓」など、雨水を直接受ける部分に施されたシーリングは、定期的な点検をオススメ致します。
今回は、窓枠部分の被害に収まる内に発見する事が出来た為、不幸中の幸いでしたが、気付かない内に被害が広がる可能性もございますので、注意が必要です。
不必要な天窓を塞いだ屋根カバー工法でスレート屋根の劣化を解決!
点検結果として、化粧スレート屋根の劣化や天窓で発生している雨漏りの状態をご説明致しました。
ご相談の中で、お客様より「天窓は必要ない」とお聞き致しました事もあり、今回は天窓を塞いだ上で屋根カバー工法による施工をご提案致しました!
私達街の屋根やさんは、経験豊富なスタッフによる点検から調査まで無料にて承っております。
今回ご提案致しました、屋根カバー工法は切妻屋根60㎡の既存屋根を金属屋根材でカバーする場合、税込み877,800円~ご提案させて頂きます。
屋根材でカバー工法のメリットや詳しいご説明の詳しい解説ページもございますので、よろしければこちらも合わせてご覧ください。
⇒屋根カバー工法のメリットや詳しいご説明
新型コロナウィルス対策として、手指の消毒・マスク着用の上、適切なソーシャルディスタンスを保ちながらの点検・ご相談を徹底致しますので、どうぞお気軽にご相談下さい!
記事内に記載されている金額は2023年03月17日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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