更新日:2018年2月16日
お家の屋根がスレート屋根という方、スレート屋根ってどのくらいメンテナンスをしなくても良いのだろうかと疑問に思ったことはないでしょうか。
外壁は約10年ごとに塗り替えのメンテナンスを行いますが、屋根も同様なのでしょうか?
屋根の状況はご自身で確認することが難しいため、どうしたらいいのかわからず放置してしまう方は多いかと思います。
そこで本日は、スレート屋根の耐久性とメンテナンス方法をご紹介したいと思います。
20年前後ほどの耐久性
スレート屋根は主成分がセメントであるため、スレート屋根自体には防水性がありません。そのため塗装で屋根を守っていることになります。
スレート屋根の耐久性はメーカーによるはっきりした公表がありませんが、約20年前後ほどです。
スレート屋根の劣化は、紫外線や雨風などで塗膜が劣化してしまうことで防水性が失われ屋根の腐食が少しずつ始まります。
ちなみに、セメントとアスベストを混ぜることで高い耐久性が発揮できるとして、2004年以前のスレート屋根には、アスベストが含まれていました。
しかし、アスベストは人体に悪影響をおよぼしてしまうものとして2004年以降にはアスベストの使用は禁止されました。
スレート屋根の劣化事例とメンテナンス
経年によるスレート屋根の塗装の劣化には以下のようなものがあります。
・変色
塗膜が劣化し防水性が失われてきます。
そのため、水分を吸収しやすくコケや藻の発生がしやすくなります。
・藻やコケの発生
上記で述べたように塗膜が劣化し防水機能が無くなってきてしまうと、水分が滞留し湿気が高くなる為、藻やコケが発生します。
・反り
水分の浸透と乾燥が繰り返し起こることで発生します。
塗装でのメンテナンスは不可で、雨漏りの発生にも繋がるので、早めにメンテナンスが必要です。
基本的に反りや欠けなどが発生していな劣化症状に対しては塗装を行う事が一番です。
塗装ではどうにもできない場合には、葺き替えやカバー工法でメンテナンスする方法があります。
長期に渡ってメンテナンスを行っていないと、劣化もひどくなり葺き替えやカバー工法などのメンテナンスを行わなければならない可能性もあります。
そうすると費用も塗装より高くついてしまいますので、メンテナンスは定期的に行いましょう。
また、屋根の劣化状況の確認はご自身で行う事は危険ですので、専門業者に点検をお願いすることがお勧めです。
街の屋根やさんでは、お家の屋根の点検や調査、お見積り、ご相談を無料で承っております。
お家の屋根が少しでも気になるという方は、お気軽に街の屋根やさんにご相談ください。