記事がありません
表示する記事はありませんでした。
【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
市原市白塚にお住まいのお客様邸は、昨年の大型台風の影響で倉庫の波板トタンが飛散してしまい雨漏りが生じてしまったようです。知り合いの工事業者さんに修理を依頼したようですが、一年経っても修理してもらえず、あきれてご自身でインターネットを使い、業者を探していたところ、私たち街の屋根やさんを見つけたそうです。中々修理をしてもらえず時間が過ぎてしまい、木材も劣化してきているとの事を聞き、現地調査にお伺いしました。古い建物ですが、現在も使用しており、この先もまだ、使用するようなので、出来るだけコストを下げて修理したいとのご要望です。 破損している部分を直しても、同じような被害が出てしまう為、今回は屋根のトタンを全て交換し、新しい建材で修理します。 現在、私達、街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスの対応として点検結果のご報告や御見積書は、お電話と郵送/メールで対応させていただいております。
担当:谷
市原市白塚で築45年になるお客様邸は、昨年起きた大型台風の影響で、倉庫の屋根トタンが飛散してしまいました。強風でトタンが数枚剥がれ、雨漏りに悩まれていました。
倉庫なので生活には支障はありませんが、倉庫に入れてある荷物が濡れてしまう事が問題で、大至急修理をしてもらいたく、お知り合いの修理工事店にお問い合わせをされたようです。一度見に来て、「いつ頃修理できるか」などを言わずに、時間だけが流れてしまったそうです。ご自身で少しでも雨漏りがしない様に、ブルーシートで屋根に養生をして、連絡を待っていたそうです。
何度か連絡をして見たものの、中々知り合いの工事業者さんは来てくれず、ブルーシートも劣化して、直してもすぐに強風で切れて、雨漏りが生じてしまいました。「このまま待っていても、きりがない」と思い、インターネットで修理業者を調べてみたそうです。
やっとの思いで見つけたのが私達、街の屋根やさんでした。現地調査にもすぐに対応してくれるとの事で、頼んでみたいと思ったようです。
一年以上、養生を直して来たことにも疲れ果て、調査を嫌な顔一つしないでしっかり見てくれた事が、工事を依頼するきっかけとなりました。
実は生前、お父様がご自身で建てた事もあり、古い倉庫ですが思い入れがあったようです。建物を解体する事も考えましたが、「まだ直せば使用できる為、今回は屋根の葺き替え工事をして、今後ももう少し使っていきたい」とおっしゃっていました。少々、木材なども劣化してきているのですが、お客様の意向に添えるように、葺き替え工事を行います。
工事では、既存の波板トタンを撤去する事から始まります。倉庫と言う事もあり、今回は仮設足場工事などはせず、予算を削減して工事を進めました。リフォーム工事は新築時と違い、建物が古くなってきたり、建材が破損している事が多く、現場で修理をしながら新しい建材が収まるように、調整や加工を行っていきます。改修工事は、どうしても手間とお時間が掛かってしまいます。
綺麗に既存建材を撤去しました。どうしても古くなり使用できない部分には、新たな木部を付けたし、納められるようにしました。
波板トタンでしたので、縦横な屋根建材ではありません。湿気や雨水が侵入し、野地板下地などが腐って劣化している事が多くありますが、幸いお父様がしっかりと工事をしていたおかげで、比較的大きな問題はありませんでした。雨漏りが発生しないように、新たに防水紙のアスファルトルーフィングを敷き直します。
防水紙には改質アスファルトルーフィングを使用しました。アスファルトルーフィングには、何個かの商品ランクがありますが、その中でもコストパホーマンスが良く、製品としても優れているものを選びました。従来のアスファルトルーフィングは対応年数が少なく、約10年位で劣化し始めます。改質アスファルトルーフィングは、約20年~30年の長寿命と言われており、長期的に雨漏りを予防する事が出来ます。
波板トタンと言っても、当時使用されていたものは、鉄が主流で出来ているトタンです。表面塗料が劣化してくると、表面が赤く錆びて来てしまいます。今回使用している建材は、ガルバリウム鋼板と呼ばれ、赤錆などはほとんど発生してきません。ガルバリウム鋼板も鉄や亜鉛メッキの合金ですが、赤錆が発生するまでには、20年~30年以降とも言われています。
せっかく葺き替えるのですから、直ぐに不具合が出ないように貼り付けていきます。
屋根の頂上に設置する棟板金を設置すれば、最後の工程となります。通常、棟板金の下地には貫板(ぬきいた)と呼ばれる木材が使用されます。15mm厚の幅が約90mmの杉板が多く使用されます。屋根建材の対応年数は高くなりましたが、木材を使用するとその部分の劣化が先行してしまい、棟板金の飛散を促してしまいます。
今回はタフモックと言う樹脂製木材を使用し、耐用年数を向上させました。樹脂製木材は簡単に言うとプラスチック製で劣化はしますが、腐る事が無く飛散を予防する事が出来ます。ただ、木材同様に加工取り付けはできますが、釘の打ち込みには向きません。釘を打ち込んでも締め付けなどが出来ない為、抜けてしまうのです。しかし、ビスによるねじ込みには非常に強くなりますので、全てビス止めで施工しました。引き抜きには非常に強くなりますので、強風や振動での釘の抜けや棟板金が飛散する心配が軽減されます。
お父様の思い入れがある倉庫でしたので、綺麗に葺き替えが出来て安心いたしました。新規に屋根が生まれ変われて、今後も安心してお使いになれると思います。工事は1日で終わりましたので、お客様にも負担が少なく、修理することが出来ました。
アンケートを詳しく見る→
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。