千葉市|小波スレートの壁と土台の隙間の雨吹き込み対策
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
千葉市のお客様より外壁小波スレートと基礎の隙間からの水の侵入対策の件でお問い合わせを頂いたのがきっかけで、現場調査の結果、スレート木口と基礎部分のかぶせが無い事で水が浸入してしまっておりました。そこで基礎とスレートの間に水切りを差し込み水が浸入しない構造の工事をご提案させていただきました。
担当:渡辺
ビフォーアフター
【工事の流れ】
水切りを入れるためにスペースを作らなければいけません。その為には既存の小波スレート材の下端を切断いたします。屋内に埃が極力たたないようにブルーシートにて養生を行うのとともに、外側も電線等を傷つけない様に刃物があたらない場所へ移動いたしました。
準備を整えた後、いよいよ切断作業に入ります。水切りを入れるため5cmほどスレートの下端をグラインダーを用いて切断いたしました。切断が終了したのちスレートを固定しているフックボルトを緩めて少しスレートとスレートの間に隙間を作り水切りを入れやすくしました。
現場調査での採寸を元に工場にてプレスしてきたガルバ鋼板製の水切りです。壁の内側に入り込む立ち上がりの部分も余裕を見ています。これなら雨が入り込む余地はありません。隙間を開けたとはいえ、水切りを入れ込んでいくのはコツが必要です。
表と内側で息をあわせながら入れ込んでいきます。
水切りが重なる部分にはコーキングをおこないます。水切りの基礎との位置関係や勾配を調整しながらゆるめたフックボルトを戻す作業を行いました。フックボルトは塗装がされていたこともあり復旧が難しい状態でした。その為新たにステンレス製のフックボルトに交換です。フックボルトを内側のCチャンに引っ掛けて固定をし、工事は完了となりました。
記事内に記載されている金額は2015年07月11日時点での費用となります。
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【工事完了後】
建物内側のすきまの開いていた基礎と小波スレートの境に水切りが入りました立ち上がりも20cmほどあげてありますのでよほどのことが無ければ雨水の侵入は無いでしょう。倉庫ですから今までは風雨の際は苦労されていたのではないかとお察しいたします。
建物の外側はこのような仕上がりとなりました。水切りの勾配もしっかりとられスムーズな排水が出来るようになっています。
建物の外側はこのような仕上がりとなりました。水切りの勾配もしっかりとられスムーズな排水が出来るようになっています。
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