木更津市請西で令和元年東日本台風によって被害を受けた屋根を、スーパーガルテクトを使用し屋根カバー工事を行いました
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白石
木更津市請西にお住いのお客様より「昨年の台風によって、屋根が壊れてしまったので修理をしてほしい」と、屋根修理のお問い合わせをいただき被害状況の確認調査にお伺いさせていただきました。 台風による被害は、屋根材のひび割れや屋根材を剝がれ落ちてしまっています。使用されている屋根材は現在では製造が終了となっている物ですので、屋根を復旧するにはデザインの異なる屋根材を使用しての工事が必要になります。 お客様に屋根を復旧するにあたり屋根材の事情をご説明させていただきました。その際に、「復旧しても再度同じ規模の台風が来た際に、また修理が必要になるなら台風対策を施せないか」と、ご相談を受け既存屋根材を重ね張りを行う屋根カバー工事をご提案させていただいたところ、工事のご依頼をいただきましたので早速着工いたしました。
担当:白石
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:屋根カバー工法
- 施工期間:4日
- 築年数:築20年
- 施工費用:詳しくはお問い合わせください
- 平米数:約120㎡
- 使用材料:アイジー工業 スーパーガルテクト
- 保証年数:10年
- ハウスメーカー:ハウスメーカー不明
屋根の被害状況
屋根の状況です。屋根材が部分的に剥がれてしまい、その他箇所もひび割れなども起きています。屋根材として使用されている化粧スレートの剥がれた部分を復旧するには、屋根工事の施工上、屋根上部から剥がれてしまった箇所まで化粧スレートを剥がし、新しく防水紙と化粧スレートを設置する工事が必要となります。
屋根を復旧するにあたり工事方法をご説明させていただきました。お客様から屋根の復旧工事にあたりご要望を受け「今後の台風対策を行うことが出来ないか」と、ご相談をいただきましたので、工事コスト・工事期間などを考慮し、金属屋根材を重ね張りを行う屋根カバー工事をご提案させていただきました。
工事にあたり屋根下地の事前確認を行ったところ、お客様のお住いはプレハブ造りとなっているため新規屋根材を固定するための垂木が横に90cm間隔で設置されています。木造の場合は、垂木は縦に約45cm間隔で設置されており垂木に屋根材を固定していきますが、横に90cm間隔で垂木があるため屋根材の固定が十分にされません。台風対策には屋根材の固定力が必要ですので、野地板を重重ね張りし野地板に屋根材の固定をする工法をご提案させていただき、工事のご依頼をいただきましたので早速着工いたしました。
屋根カバー工事着工
2階屋根の状況です。屋根先の屋根改修用の軒先唐草を取付けます。軒先唐草の設置後は、野地板の重ね張りを行います。厚み12mmの野地板を使用しコンパネビスで固定していきます。
切妻屋根となっていますので、一面一面仕上げていき野地板設置します。野地板の設置完了後は、新規防水紙の設置を行います。
防水紙の設置は、屋根先から屋根上部に向かって設置していきます。防水紙同士の重ねを下に向けることで雨水が浸水しても、防水紙同士の隙間から入り込まないようにする目的があります。2階の防水紙設置後は、1階の屋根にも同じ施工を行います。
1階の屋根も2階の屋根と同様に野地板貼りを行います。1階の屋根は2階の部屋があるため野地板に加工を加え設置していきます。
幅の狭い屋根にも同じように野地板を設置します。野地板の設置完了後に防水紙を敷き新規屋根材を設置する下地造りが完了です。続いて新規屋根材の設置作業を行います。
スーパーガルテクト設置作業
新規屋根材を取り付ける前に、屋根の袖にケラバ板金を設置します、ケラバ板金を屋根の袖に流れる雨水を屋根内部に流れ込まないようにする役割があります。ケラバ板金の固定したビスの上部に防水処置としてコーキングを充填します。ケラバ板金設置後は、新規屋根材スーパーガルテクトの設置です。
使用する金属屋根材は、アイジー工業社製のスーパーガルテクトです。表層は遮熱塗装がされ裏地にはウレタンフォームが施されていますので、断熱効果も期待できる優れた屋根材です。スーパーガルテクトの設置は、防水紙の設置同様に屋根先から屋根上部に向かって設置していきます。固定には、ネジタイプのビスを使用し固定力を強化します。
作業中のドローン撮影です。屋根材の設置は一文字葺きで行っていますので、屋根材の目地が千鳥になり仕上がりがひきたちます。
屋根の狭い箇所の施工状況です。幅に合わせて屋根材をカットし一枚一枚設置します。屋根材の設置完了後は、壁際への雨押え板金の取付けを行います。
雨押えは、雨水の吹き込みを防ぐ役割があります。雨押えを固定する下地を設置後、屋根の形状に合わせて加工した雨押えを固定していきます。雨押えの固定も屋根材と同様にビスで固定します。
雨押え板金取付けに防水処置としてコーキングを充填します。マスキングを設置し、コーキングの密着性を高めるプライマーを塗布し乾燥後にコーキングを充填します。
屋根カバー工事も終盤です。屋根上部に棟板金の取付けを行います。棟板金を取付けにあたり屋根の頂点が棟板金の頂点に合うように貫板を合わせながら設置位置を決め貫板を固定します。
棟板金の重ね部分には防水処置としてコーキング充填します。棟板金の固定には、ステンレス製のビスを使用し固定し屋根カバー工事の完了です。
屋根カバー工事竣工
屋根カバー工事竣工後にドローンで撮影を行いました。屋根が生まれ変わり、これで台風対策を兼ねた屋根の改修工事が無事に完了いたしました。
お客様にご確認いただき「屋根が強化され、綺麗にもありこれで安心出来ます」と、ご満足いただけました。台風対策工事・屋根工事は、街の屋根やさんにご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年01月28日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事後アンケート
- 当初、リフォームを依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- 丁寧な事
- 弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか?した方はどこの会社と比較しましたか?
- 新聞チラシにのっていた (株)ムトウ
- 弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- 不動産屋さんに聞いてたのみました
- 工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです
- 仕事が早く、丁寧で、綺麗に仕上がりよかったと思います
- 弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- Q5に同じく説明したいと思います
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