【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

点検の様子～裂けて崩れてきたビルの斜壁

　

　3階建てのビルです！

　住居やテナントとして貸し出しているそうで、その3階部分の斜壁が裂けて、変形していました。

　高さのある部分だけにこれがそのまま落下してしまえば、大変なことになります(>_<)

　笠木から雨水が浸入してこうなってしまったのでしょうか(・・?

 

　

　斜壁にはアスファルトシングルが張られていました。

　3階のバルコニーから眺めて見ますと、その斜壁部分が波打っているのがよく分かりました。

　幸いにもこちらの部屋はオーナー様がご使用になっているということでした。

　笠木を点検した結果、傷などはあるものの漏水している箇所はありませんでした。

　落下すると危険なのでまずは斜壁を解体します！

 

施工の様子～斜壁部分の葺き替え

　

　三階の屋根の高さでの作業ですので、足場は必須です！

　車が走ったり人々が歩行する道路のすぐ横での作業です。

　その為、市役所にも許可を申請し、歩行者の安全のために交通誘導員も配置しました(^^)/

 

　

　裂けている部分から斜壁を解体していきますと意外な事実が判明しました。

　何と、防水紙がどこにも貼られていません(>_<)

　木下地に直接、アスファルトシングルを貼るというとんでもない施工がされていました！

　外壁にだって防水紙は取り付けられているのに何なんでしょうかこの施工は…

　これでは下地が腐食し、崩れてくるのは当然です！

 

　

　木下地自体が腐食しているので、全て撤去します。

　木下地を取り付けていた鉄骨フレームには錆も出始めていました。

　錆止めを塗布し、錆の進行を防止します。

 

　

　新しい構造用合板を鉄骨フレームに取り付けていき、防水紙も設置します。

　以前、施工した業者にいろいろと問いただしたいところですが、その業者は既に廃業してしまったそうです…

 

　

　ガルバリウム鋼板の金属屋根材、ヒランビーを葺いていきます。

　アスファルトシングルよりも軽い屋根材なので斜壁の負担も減ると思います。

　また、屋根材の中でも金属屋根材は最も雨水が染み込みにくい屋根材です(#^^#)

　屋根が裂けたりすることもありません。

 

竣工、斜壁の屋根材の葺き替え

　斜壁部分の屋根材の葺き替えが完了しました。

　しかし、今回の屋根が裂けた理由には驚きました(>_<)
防水紙に不具合があるとは予想できましたが、そのもの自体がないのは想定外です。

　私達はこういったことが起こらないよう、各工程を必ず撮影することにしており、その画像もお客様にお見せいたしております(*^-^*)

　画像を見て疑問を感じたら、何でもご相談ください！

　全てにおいてしっかりとご返答致します(^^)/

　記事内に記載されている金額は2023年11月19日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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