大多喜町｜瓦の落下に伴い屋根修理の現地調査に伺いました
更新日：2016年07月27日
こんにちは、本日は瓦が落ちてしまったと大多喜町のお客様よりお問い合わせを頂きました。大規模な屋根修理が必要か不安に感じられているようでした。
瓦１枚が割れ落下しただけであれば交換のみで済みますが、他にも問題があるようでしたら補修、葺き替えにまで必要になりますのでどこまで直さなければいけないのか判断するために調査を行っていきます！
落下した瓦は落ちて割れてしまったようです。下に通行人がいなかったことが幸いですね！屋根材の落下は住宅だけでなく近隣にまで被害が広がってしまいますので早めの補修・対策が必要です。
下屋から確認していきます。棟瓦の手前側に隙間が見られます。固定されているはずの針金も劣化できれていたためずり落ちるように下側に落ちてしまっている状態です。隙間が発生していることによって雨水の侵入が一番心配です。瓦の並びに少しズレが見られましたので、防水紙の傷みを進行させないためにもきっちりと直したい所です。
大屋根に上がって確認していきますと棟の瓦が数ヶ所割れていました。飛来物が当たることによって割れる事もありますが、固定している釘の膨張によって割れる事もありますので、どちらにしても定期的な点検は必要不可欠です。
棟部分で見ていきますと、のし瓦がまっすぐ並んでいないことが分かります。凍土に粘り気が無くなってきたり、銅線がきれてしまうと瓦がずれ、落下の危険性も出てきてしまいます。漆喰の剥がれ、隙間も発生していました。
気になる点は多数ありますが、防水紙の破損は全く見られませんでした。棟の取り直しは必要だと思いますが、葺き替え等の大規模な屋根修理は不必要だと判断できます。
棟と瓦部分をしっかり直し雨漏りを起こさない屋根にしていきましょう‼
記事内に記載されている金額は2016年07月27日時点での費用となります。
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