江東区|遮熱塗料での屋根塗装と雨樋交換・玄関ドア建付調整
【お問い合わせのきっかけ】
ビフォーアフター
江東区の現場となります。メンテナンスは定期的にされていたようですが、お知り合いの職人が引退されたとのことで、依頼する会社を決めかねていたようです。
こちら瓦棒屋根と言われる金属屋根です。金属屋根は素材自体が頑丈ですので、飛来物による破損と経年劣化による腐食が無ければ長期的にお使いいただけます。一度錆が出てしまうと、錆止めで進行は抑えられても回復はしませんので錆びる前のメンテナンスが大変重要です。また継ぎ目等の隙間から雨水が入り込んでしまっては元も子もありません。約5~8年前後のシーリングを定期的に補修していきましょう。
瓦棒屋根が錆びなくても、上部のアンテナが錆びてしまうと錆の流出が起きます。もらい錆による屋根の腐食も考えられますので、可能な限り鉄部の接触、腐食した鉄部の使用は控えましょう。メンテナンスのタイミングで気付く事が多いのは釘の浮きです。風や地震によって建物に動きが生じると当然屋根もズレを起こし、釘の浮きや抜けが起こりやすくなります。釘の場合は下地の腐食で比較的簡単に抜けてしまうので、必要に応じて下地木材の交換、SUSビスでの打ち込み等補修方法を変えていきます。
まずこのような下地の補修を行い、全体的な表面保護として塗装メンテナンスを進めていきます。
金属屋根材で重要なのはケレン・ペーパー掛けと錆止め処理です。ケレン等で既存の塗膜を剥がし、新たな塗料を塗装するために目粗しをして塗料の密着面積を広げます。そして錆の発生抑制・進行防止に錆止め塗料をしっかりと塗布し、通常の塗装に入ります。
昔は錆止め塗料=赤褐色といったイメージでしたが、鉛を原料とすることが少なくなったため、今ではホワイトやグレー等の色もございます。だからと言って錆止めの硬化が薄まるわけでもありませんのでご安心ください。
全体塗装後、使用する屋根の仕上げ塗料は日本ペイントの遮熱塗料「サーモアイSi」です。下塗りと仕上げ塗料のW効果で遮熱機能を発揮しますので、錆止め後はもう一度ホワイトの下塗りです。上塗りで防ぎきれない赤外線を下塗りで反射させる為、高い遮熱効果を誇っています。屋根表面の温度を最大30℃削減、室内温度を最大2.5℃削減し、電気代最大27%削減させた施工実績があります。
瓦棒の凹凸部分は先にハケ塗りを行い、全体をローラー塗りしていきます。そうすることでムラなく綺麗に仕上げることが出来ます。
艶有の遮熱塗料2回塗りで屋根塗装は完了です。遮熱塗料の弱点は表面の汚れです。表面が汚れることで遮熱機能が損なわれる可能性がありますので、定期的な清掃をお勧め致します。
続いては雨樋です。継ぎ目部分から雨水が流れ出てしまうという事で、騒音に頭を抱えていらっしゃいます。雨樋の交換工事には安全性も考えて、ほとんどの場合が足場仮設が必要です。全交換でない限りは可能な限り補修範囲を区切り足場の設置範囲も狭めていきましょう。
雨樋の固定は受け金具と吊り金具があります。近年は吊り金具の方が頑丈という説もありますので、雨樋交換の際に金具の交換を検討するのもいいかもしれませんね。受け金具が下から見えるのと異なり、吊り金具は雨樋の内側で隠れますので、スタイリッシュな外観となります。ちなみに雨樋の破損の原因が風災等自然災害でしたら、火災保険の補償対象になる可能性もあります。日にちを空ける毎に信ぴょう性が薄くなってしまいますので、破損に気づいた場合は速やかに補修を進めていきましょう。
火災保険・共済の書類関係等ご不明な点がございましたらお気軽にお申し付けくださいませ。
雨樋が取り付けられている破風板等の経年劣化が目立ちます。昔は多くの住宅が木材を使用していました。塗膜の劣化によって木材自体の腐食が起きてしまう事からメンテナンスが頻繁に必要な場所です。今ではガルバリウム鋼板等の板金でカバーをすることも増加してきていますが、最低限の補修であれば割れ等のシーリング補修です。割れ目からの吸水率は高いですので、割れの補修を行ってから塗装で保護をしていきます。
破風板の既存色に合わせ、調色塗装をしていきます。この場合でも塗った場所から剥がれては意味がありませんので、ペーパー掛けで表面を整えてから塗装処理を行います。
雨樋の交換後は地面に雨水が溜まらないように排水に流していきます。見栄えが良くなるように排水蓋をカットし、雨樋を差し込むような形に仕上げました。
最後に生活上で非常にお困りだった箇所です。玄関ドアの建付が悪く、玄関ポーチにずるような形になっています。開閉に予想以上の力を使い、日々の生活の中ではかなりのストレスになるのではないでしょうか?下端の腐食も目立ってきていますので下端のカットを行います。
取り外すと水が廻った跡があり、木材自体が変色してしまっています。
玄関ドアの下端をカットし、ブチルテープで防水処理を行います。このままでは木材が雨水を吸い込み同じことの繰り返しになりますので、何らかの処置が必要です。
今回はサイズに合わせアルミ枠を取り付けました。ビスもSUS製を使用することで、腐食しにくく雨水も入りにくく仕上がります。玄関ドアがスムーズに開閉できるようになりましたので、一番使用する玄関周りの問題が解消されたのではないしょうか?
以上で江東区の屋根塗装・雨樋交換・破風板補修・玄関ドア建付調整工事が完了いたしました。街の屋根やさんは屋根はもちろん、雨樋や玄関周りの補修も承っております。点検・見積もり作成は無料で承っておりますのでお気軽にお申し付けくださいませ。
記事内に記載されている金額は2018年10月31日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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