墨田区で瓦屋根からヒランビー(ガルバリウム鋼板)へ屋根葺き替え工事
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
墨田区のお客様より築50年の瓦屋根のお住まいにて雨漏りがあるとのご相談をいただき点検にお伺いしました。 一般的な粘土瓦の寿命は40年以上と言われていますが、下地の防水紙などはおよそ30年ほどで寿命を迎えてしまいます。 また、漆喰のメンテナンスは15年に1度ほどの周期で行うことが望ましいと言われています。 今回お客様邸と隣家がかなり近いため、足場をかけられるのかも不安だということでした。 実際に現地へお伺いしてみると、瓦屋根では築年数の経過から漆喰の劣化や、屋根の重なり部分の壁はトタンが採用されているようでしたが塗膜が剥がれ、錆の発生が見られます。 屋根と屋根の取り合いには隙間の発生も見られ、下地の劣化も確認できることから瓦屋根は葺き替え工事をご提案させていただくことになりました。
担当:渡辺
ビフォーアフター
【点検の様子】
屋根全体の様子になりますが、屋根の様子から平瓦のズレが出ているようです。
一部補修の跡なども見られますが、この角度でパッと見た限りではどこが雨漏りの原因なのかはまだわかりません。
漆喰が一部剥がれ落ち、中の泥がむき出しの状態です。のし瓦もズレが出てしまい地震や強風の際には崩れ落ちてしまいそうです。
屋根と屋根の取り合いの壁にはトタンが使われているようでしたが、塗膜は剥がれ落ち金属の錆が多く出ています。
取り合いの瓦を1枚剥がして下地を確認すると防水紙の破れ、下地に苔が発生していることからこちらに水分が回っていることは間違いなさそうです。
築50年ということもあり、お住まいの雨漏りの原因と思われる箇所は多岐にわたります。
下地の劣化なども多く確認できることから、屋根の葺き替え工事をご提案させていただきました。
工事にあたってひとつ注意しなければならないことがあります。
狭小地のため足場を設置するために一部足場が道路に出てしまうといった問題がありました。
こうした場合、まずは区の警察所に道路の仕様許可をいただかなければなりません。工事の前にまずはしっかりと手続きですね。
道路の使用許可を取らずに足場を設置したら、道路交通法第119条と道路法第100条で罰則の対象となってしまいます。
狭小地で足場を設置する際に足場が道路に出てしまうといった場合は必ず、警察署に届けなければならないので必ず測量ししかるべき手続きを取ったうえで工事を行います。
【工事の様子】
足場の設置許可をしっかりと取ったのちに、さっそく工事が始まります。
狭小地のため、単管足場を設置していきます。
これだけ隣接している建物と建物の間に足場設置していく様子はさすがだと何度見ても驚きます。
施工スタッフの技術力の高さと経験は1流の職人としてのプロ意識の高さからも来ているのでしょう。
瓦を降ろす際に瓦の破片が飛散しないようメッシュシートを斜めに張っています。
屋根葺替えの手順として、まずは既存の瓦を屋根から降ろしていきます。
一般的なお住まいの瓦屋根の重さ(100㎡30坪の場合)は6トンにもおよびます。これは軽自動車7~8台分に相当します。
今回のお客様邸宅ではざっくり3.8tほどの瓦を降ろさなければなりません。
数字を出してみるとこの作業がとっても大変な作業であることが良くわかります。職人さんの足腰の強さが良くわかる数字ですね。
瓦を降ろしてみると、防水紙に穴が開いてしまっている様子がよくわかります。
下地の劣化もかなり進行しているようでした。雨漏りの原因としてはやはり築年数による経年劣化で屋根全体の劣化が進んでいたものと思われます。
一部を補修した程度では、すぐにまた別の個所から雨漏りが始まってしまったでしょう。
いたちごっこのように繰り返す雨漏りは心身の負担になります。このようなケースではやはり、屋根の葺き替え工事を選択して正解だったと思います。
合板を設置します。下地の劣化が激しいため、改めてコンパネを設置した方が良いと判断いたしました。
これで屋根下地はほぼ生まれ変わることになります。
続いてルーフィング材を張り付けていきます。今回使用した防水紙はアスファルトルーフィングとなります。
お客様の目に見えない分、新築時にこうしたルーフィングにはこだわらないハウスメーカーや工務店が多いのですが、屋根を守る要素として防水紙は重要な役割を持っています。
今後もお住まいの建て替えはせずに生活をされていくお客様邸にとってより安心で安全に長期間お住まいを維持できるように、ルーフィング材もしっかりしたものをご提案させていただきました。
こうしてしっかりと下地を整えたあと、屋根材を葺いていきます。
使用した屋根材はヒランビーになります。ガルバリウム鋼板になりますので、軽く耐久性に優れた屋根材となります。
既存の瓦屋根と比べると屋根の重さは1/10まで削減することができます。
瓦屋根から金属屋根へ葺き替えることで、今まで重心が高くなってしまい地震の際の揺れ幅が大きくなってしまっていましたが、軽いガルバリウム鋼板に葺き替えたことで屋根の重心が下がり揺れ幅が減振されることが期待できます。
記事内に記載されている金額は2020年08月26日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
【工事完了後】
屋根の葺き替え工事が完了しました。 今まで雨漏りでお困りだったH様邸宅でも、大雨が降った際でも全く雨が漏らなくなったとお喜びの声をいただいております。 ガルバリウム鋼板に葺き替えたことで、屋根がキラキラと輝いて見えますね。 棟板金にもガルバリウム鋼板を使用し、ステンレス製のビスでしっかりと固定しているので強風の際に棟板金が飛んでしまうといったこともございません。
雨漏り修理を行い、最も多いトラブルとして雨漏りが再発しているといった例があげられます。 雨漏りの場合、まずはどこから水分が浸入しているかの特定が非常に難しく適切な処理を施さなければ以前よりひどい状態で雨が漏ってしまうことも充分に考えられます。 今回は築年数が経過し、下地がかなり傷んでいる状態でしたので根本的な解決方法として屋根の葺き替え工事をご提案させていただきましたが、 当店には雨漏り診断アドバイザーが屋根の点検を行い、徹底的に雨漏りの追究を行います。
雨漏り修理を行い、最も多いトラブルとして雨漏りが再発しているといった例があげられます。 雨漏りの場合、まずはどこから水分が浸入しているかの特定が非常に難しく適切な処理を施さなければ以前よりひどい状態で雨が漏ってしまうことも充分に考えられます。 今回は築年数が経過し、下地がかなり傷んでいる状態でしたので根本的な解決方法として屋根の葺き替え工事をご提案させていただきましたが、 当店には雨漏り診断アドバイザーが屋根の点検を行い、徹底的に雨漏りの追究を行います。
雨漏りに困っている、屋根の葺き替え工事を行い地震に強いお住まいへとリフォームをしたいなど屋根に関するご相談は0120-989-742までお気軽にご相談ください。
工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事前アンケート
- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- とびこみ営業が来る中、外壁は10年程度でぬりかえ時期が来ることも知ったため
- 弊社をどのように探しましたか?
- とびこみ営業で決めるのはイヤだったため、インターネットで検索しました。
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- 「街の外壁屋さん」というホームページ名と、会社名(シェアテック)が違ったので、すこしとまどいました。
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- ホームページの説明を見て決めました。
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- 質問に対して、ていねいに説明していただけて良かった
工事後アンケート
- 当初、リフォームを依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- 長期間メンテフリーな施行、家ごとの外壁、屋根に合った施行、値段のコスパ
- 弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか?した方はどこの会社と比較しましたか?
- 弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- Q2について他社さんよりも良いと考えたため
- 工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです
- 弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- ホームページが充実しており、分からないことが解決できる。その上で見積りしてみると良い。
アンケートを詳しく見る→
葛飾区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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