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ログハウスでの困った雨漏り、修繕は難しい?
更新日:2016年6月12日
梅雨入りから1週間が経ちました。袖ヶ浦の本社では日中の雨は少ないように感じますが、夕方から夜ごろにかけての雨がとても多いように感じます。
日中の晴れ間からもジメッとした湿度の高い空気が重苦しく感じます。気温の変化も日中と夜間ではだいぶ温度差が出てきましたので、体調を崩しやすい季節にもなりますのでご注意ください。
梅雨時期に差しかかってから、やはり雨漏りのご相談を多くいただいています。雨漏りが始まってしまうと、ジメッとした空気がさらに室内で蔓延し室内でのカビの発生によりシックハウス症候群やアレルギーなどの症状がでやすくなってしまいます。
心身ともにぐったりとしてしまいますので、雨漏りを発見した際にはしっかりとメンテナンスを行いたいですね。
さて、そんな雨漏りの中でもログハウスの雨漏りは普通のお住まいに比べて修繕が難しいと言われています。業者によってはログハウスの雨漏りについては対応していないと断られてしまったというお客様の声をいただくことがあります。
一般的な木造住宅とログハウスではもともとの建物の構造が異なるため、メンテナンス方法も違ってきます。
屋根の構造に関しては一般的な木造住宅もログハウスも同じ施工方法になりますので、同じメンテナンス方法で問題はありません。
しかし、外壁に関してはログハウスの場合、丸太を積み上げて外壁をつくっていきます。丸太を積み上げていく際に丸太が直角に交わる部分にノッチと呼ばれる刻みを入れて直交どうしを組み合わせていきます。
簡単にいうと、でっぱりをへこみにあわせてはめこんでいくこみ、積み上げていくことになるのですが、木材は自然素材となりますので経年劣化により木材が収縮し丸太にゆがみが生じたり、隙間が出来やすい構造になっています。
そのため、空いてしまった隙間をコーキングで埋めることにより雨漏りのメンテナンスを行います。自然素材を使ったログハウスの場合、どのように丸太が収縮したり歪んでしまうかは予想が難しく、その都度雨漏りに対するメンテナンスを行っていくことが望ましいかと思います。
一般的なお住まいで外壁材として使われているモルタルやサイディングのように塗装を行い、撥水製を保つといったメンテナンス方法ではログハウスでは対応ができません。
上記の点から、ログハウスは雨漏りが起こってしまうものという認識を持ってメンテナンスを行っていくのが重要かと思います。
当店ではログハウスのメンテナンスについてもご多くの施工実績とお客様からのお喜びの声をいただいておりますので、お気軽に0120-989-742までご相談ください。
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