更新日:2016年9月11日
8月の台風がようやく落ち着きを見せてきたつい最近ですが、袖ヶ浦の本社では本日打ち付けるような強い雨が降りました。
そのおかげか、気温がぐっと下がり外は肌寒いぐらいです。急な気温の変化に戸惑ってしまいますが、少しづつ秋が近づいているのだろうなと思いました。
さて、本日は少し変わったお問い合わせをいただきました。物置小屋をDIYしているのだけどもおすすめの屋根材はありませんか?といったご質問です。
これから、物置小屋をお作りになるとのことでかなり事細かく、設計を立てているらしいのですが屋根材は何が良いだろうかとのことです。
耐久性や耐候性まで考慮して長期間物置小屋をお使いいただくのであれば、ガルバリウム鋼板などの金属屋根を使った屋根をおすすめしたいところですが、あくまでもDIYでの施工ということですので、特殊な工具や高度な技術が求められる屋根の施工はご自身で作られるには難しいのではないかと思いました。
そこでおすすめしたい屋根材が「アスファルトシングル」になります。
瓦屋根・スレート屋根・金属屋根とは屋根材の中でもメジャーなもので皆様のお住まいでも聞きなれた屋根材かと思われますが、「アスファルトシングル」と聞くとあまり聞きなれない方も多いのではないでしょうか?
アスファルトシングルとはアスファルトをガラス繊維に含浸させ、その上に細かくした自然石を貼り付けた屋根材になります。
アスファルトシングルは非常にほかの屋根材と比べて、薄くカッターやはさみでも簡単に切ることができるため形状に合わせて屋根材をカットしていくことが容易にできます。
他の屋根材を使用するとなると、高度な技術や特殊な工具が必要となるためあまりDIY向けとは言えません。その点、加工のしやすさからアスファルトシングルはDIY向けの屋根材と言えるでしょう。
他の屋根材同様に、屋根の構造は変わりません。野地板を設置し、野地板に防水紙を敷いたら水切り役物などを設置し、軒先から屋根の頂上に向かって屋根材を設置していきます。
役物板金の設置は少し難しいかもしれませんが、アスファルトシングルであれば他の屋根材と比べて施工しやすく見栄えも優れたものになるのではないかと思います。
当店でも瓦屋根からアスファルトシングルへ屋根の葺き替えを行った施工事例がございますので、ご参考にしてください。
千葉市花見川区|瓦屋根からアスファルトシングル材への葺き替えと雨樋補修
横浜市港南区でボールが当たって壊れた屋根の修理工事
これから、DIYで物置小屋をお作りになられるお客様にはぜひ、頑張っていただきたいですね!
しかし、アスファルトシングルのデメリットとして屋根材自体がペラペラとしているので風などで剥がれやすく、一般的なお住まいでは表面の石粒が剥がれ雨樋を詰まらせてしまう原因ともなります。
10年に一度ほどの周期でアスファルトシングルを張り替えるなどのメンテナンスが必要になるため、一般的なお住まいでの屋根葺き替えを行う際には耐久性に優れ、長期間フリーメンテナンスな金属屋根をおすすめしたいところではあります。
屋根に関するご相談は0120-989-742までお気軽にご相談ください。