更新日:2016年9月18日
本社ではここ数日天気の悪い日が続き、夏の暑さがどこへ行ったのか、半そででは肌寒いような日が続いています。
体感的には過ごしやすいのですが、日照不足が続いているようで塗装の乾きや雨による工期の遅れが心配になりますね。
さて、本日はお客様よりルーフバルコニーの防水工事を検討しているといったお問い合わせをいただきました。
その会話の中で少し印象的だったお客様のお話で、「新築の契約時に普通の家なら数十年したら資産価値は0円になってしまうけど、某ハウスメーカーの家ならしっかり作ってあるので資産価値が数パーセント残ると言われたけど、
10年ごとに防水工事が必要だなんて聞いてないし、ルーフバルコニーが雨漏りしやすい屋根だったなんて知らなかった」とのご相談されました。
確かに、ルーフバルコニーなどの傾斜の無い平らな屋根を陸屋根と呼びますが、このような屋根の場合、一般的な三角形の屋根と比べて傾斜がないため、水はけが悪くなり比較的に雨漏りが起きやすい屋根と言えます。
防水層の劣化状態にもよりますが、新築から10年ほど経過した段階で業者に点検を依頼された方が良いでしょう。
また、どんなに有名なブランドを持ったお住まいでも住宅は年数が経つにつれて、必ず劣化していきます。基礎をどんなに丈夫に作ったとしても、外壁や屋根の塗膜は塗料のランクにより異なりますが新築から10年を目安に塗り替えが必要になります。
一生に一度のお買いものであるマイホームですから、もちろんご自身の気に入ったお住まいを選ぶことも重要です。
しかし、その後何十年と生活されることも視野に入れて、出来るだけ維持費のかからないお住まいを選ぶというのもお住まいを選ぶ際には重要なポイントではないでしょうか?
例えば、お部屋が明るくなっていいですよとハウスメーカーに進められて設置した、トップライトやドーマー、煙突などはシンプルな屋根と比べて雨漏りが発生しやすく当店でも雨漏りの原因として多くご相談をいただきます。
リフォームをお考えの際でも、新築を購入する際でもしっかりとお住まいに対するメリット、デメリットを説明してくれる業者やハウスメーカーを選んだ方が後々のトラブルに発展しにくいと言えるでしょう。
リフォーム業者にしろ、ハウスメーカーにしろ、まずはお客様ことを考えお客様にご満足していただけるようなお仕事を心掛けなければなりません。
工事にデメリットを含んでいる内容であれば、デメリットをしっかりお伝えしてより快適な生活空間をご提案することが大切です。
当店では屋根リフォーム、雨漏りのご相談も多く承っておりますのでお気軽に0120-989-936までご相談ください。