八王子市泉町にて台風で飛散した棟板金を交換
【お問い合わせのきっかけ】
担当:岡野
2018年は台風被害の多かった年でした!
数々の被害を受けた関西だけでなく、関東にもさまざまな被害が発生し、こちらの八王子市からも多くのお客様からご相談を頂く事となりました。
台風で最も多い被害が棟板金の剥がれや飛散です!八王子市泉町のお客様も棟板金が飛散し、行方不明になってしまったということでした。
2018年は台風被害の多かった年でした!
数々の被害を受けた関西だけでなく、関東にもさまざまな被害が発生し、こちらの八王子市からも多くのお客様からご相談を頂く事となりました。
台風で最も多い被害が棟板金の剥がれや飛散です!八王子市泉町のお客様も棟板金が飛散し、行方不明になってしまったということでした。
担当:岡野
ビフォーアフター
【点検の様子】
こちらのお家の屋根はスレート屋根で、形状は寄棟です。
棟板金が飛散したのは四隅にある隅棟(下り棟)と呼ばれる部分で、1箇所だけでした。
棟板金が固定されていた貫板と呼ばれる木材を見てみると腐食などはしていませんでしたので、釘の緩みが今回の飛散被害に繋がったと推測されます(>_<)
各部分を点検しますと、さまざまな部分の釘が傷んでいました!
錆びている部分もあります。
貫板などに打たれている釘の固定力は強固ですが、それでも経年や震動で緩んできます。点検するのは難しい部分ですが、気を付けてあげたいところです(^^♪
また、棟板金の接合部のシールも傷んでいました。
【施工の様子】棟板金交換
棟板金が飛散したのは2階の屋根、なおかつ急勾配だったので安全に作業するためには足場の設置が必要です!
この日は台風が過ぎ去ったばかりだというのに、また1週間後に台風がやってくると予報が出た日です。
それを暗示するかのように、曇天の空です。
雨が降る可能性もあるので、資材が搬入され次第、工事に取り掛かります。
まさに台風一過です(#^^#)
作業を始めた途端に快晴になりました!
気持ちのいい天気の中、棟板金の交換を進めていきます。
まず最初の工程として、これまでの棟板金と貫板を撤去します。
それが終わりましたら、棟板金を固定するための貫板をスレート屋根に設置していきます。
本当は木材ではなく、樹脂製の貫板を使いたいところですが、何と品切れで工場出荷待ちの状態でした(>_<)
さすがに待っているわけにはいきませんので、木材のものを使います。
貫板をスレート屋根に固定しましたら、そこに新しい棟板金の設置していきます。
固定には釘ではなく、ビスを使用します。
釘は一定方向の力が掛かれば緩んできます。
ビスも一定方向の力が掛かれば緩んできますが、そこには力が円運動に変わるというプロセスが必要になりますので釘よりも緩みにくいのです。
ビスは錆びにくいステンレスのものを使用しています。
本当は全ての棟板金を同時に交換してしまうのが理想なのですが、今回は大棟(屋根の頂上部分)の部分はまだ、しっかりしていたので残すことになりました。
棟板金の継ぎ目にシーリングを行えば、棟板金の部分交換の終了です。
【竣工】棟板金交換
今回は4つある隅棟の棟板金を全て交換しました。
長さから言っても、強風時に負担が掛かるのはこれら4箇所でしょう。
これで隅棟に関してはよほど大きい台風や竜巻が起こらない限り、長期に渡って安心です。
工事が終わった途端にまた曇ってきましたが、天候が不順でも心配なくお過ごしいただけると思います(^O^)/
記事内に記載されている金額は2023年11月19日時点での費用となります。
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八王子市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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