府中市|コロニアルへの屋根葺き替え工事でメンテナンスを簡単に!
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
東京都府中市で屋根葺き替え工事のご依頼を承りました。
当初は日本瓦からエコグラーニへの葺き替え工事をご希望していましたが、軽量な屋根材は他にもございます。
今回は雨漏りの有無等、無料点検をした上で、セメント瓦からスレート屋根材への葺き替え工事をご提案させて頂きました。
東京都府中市で屋根葺き替え工事のご依頼を承りました。
当初は日本瓦からエコグラーニへの葺き替え工事をご希望していましたが、軽量な屋根材は他にもございます。
今回は雨漏りの有無等、無料点検をした上で、セメント瓦からスレート屋根材への葺き替え工事をご提案させて頂きました。
担当:富田
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:屋根葺き替え 足場
【無料点検】
点検の時点で足場が仮設されていました。
屋根葺き替え工事では埃が飛散し、近隣へのご迷惑となりますので飛散防止用ネットは必需品です!
準備の様子から、施工を前提とした調査の様ですね。
2階建てで、2階の大屋根と1階部分の下屋の葺き替え工事を行います。
当初は日本瓦と伺っていましたが、正しくは【セメント瓦】、塗装が必要な瓦形状の屋根材です。
30~40年前に日本瓦よりも安価で、同じような重厚感が得られるという理由から多くの住宅に使用された屋根材です!
既に販売はされておらず、何か異常が起きた際には葺き替え工事が必要となります。
正に見た目は日本瓦と同じで、更に区別の付きにくい種類もございますが、唯一の違いはメンテナンス方法です(^^)/
【日本瓦とセメント瓦の違い】
日本瓦の原料は粘土です。
素焼きの種類と、釉薬をかけて焼いている種類がございますが、基本的に瓦自体は塗装が不要で、メンテナンスフリーです。
漆喰補修や防水紙(ルーフィング)の貼り替え、瓦の並び調整等は必要ですが、瓦自体は半世紀以上使用することが可能な頑丈な素材です(#^^#)
対してセメント瓦は、名前の通りセメントを瓦状に成形しています。
セメントは吸水すると耐久性が著しく低下してしまいますので、表面に塗膜保護を行う必要があります。
つまり、瓦特有の補修と塗装メンテナンスも必要なサイクルコストに費用がかかってしまう屋根材なのです。
重さは重さは瓦と同等ですので耐震性が問題視されている近年、使用したい理由がない屋根材です(>_<)
屋根葺き替え工事で金属屋根材やスレート屋根等、軽量な屋根材へ変更し、お住まいへの負担を軽減してあげましょう。
【コロニアルへの屋根葺き替え工事】
屋根葺き替え工事のメリットは、屋根の下地からやり直すことが出来ることです。
築30~40年、今まで手をつけたこともない屋根の非常に重要な箇所です。
雨漏りの有無に関係なく、屋根にたわみや歪みが起きないように屋根を葺く前に合板で補強をしましょう!
【野地板の厚み】
昔は、細い板状の杉板をあえて隙間を作り張っていました。
水が入ったとしても乾燥を早くさせる為、湿気を逃がし快適な空間にする為ですが、今は住宅の在り方が変わっています。
水の浸入をさせないために、防水紙で雨水をシャットアウトしています。
その為、野地板は合板で隙間なく張り付けます。
9・12・15㎜の厚みの合板を使用しますが、下地の状態に合わせて変更します。
屋根葺き替え後に太陽光パネルの設置を検討している場合は、パネル設置のガイドライン等をご確認ください。
確認できない場合は、12㎜以上の厚みの合板を使用していきましょう!
合板で下地補強を行ってから、防水紙(ルーフィング)を軒から貼り重ねていきます。
このシートが雨漏りを防ぐ、屋根にとって最も重要な部材です。
50年以上の高耐久のルーフィングシートや、粘着式のタイプもありますが、屋根材の耐久性に劣らない防水紙を使用します。
充分に重ねながら棟まで包んでいきます。
下屋の外壁との取り合いです。
水切りは外壁に埋め込まれていますので、取り外しは出来ません!
防水紙をギリギリまで立ち上げて、外壁から伝う雨水が入らないように処理していきます。
異なる部材との隙間の処理は、非常に難しいです(>_<)
防水処理が不十分ですと、却って雨漏りを起こす可能性がありますので、丁寧な作業を心がけます!
天窓(トップライト)の周りも同様に、立ち上がりまで防水紙を施工していきます。
天窓周辺からの雨漏りは、屋根部分からと天窓自体に不具合を起こしている事があります。
天窓も10年目の点検、20年で交換が推奨されています。
メンテナンスを怠るとシーリングや下地木材の劣化・腐食を起こす可能性がありますので、充分に気をつけましょう!
屋根の形状は、お住まいによって様々です。
雨漏りのリスクが少ないのは、切妻や寄棟と呼ばれるシンプルな形状です。
リスクが大きいのは屋根材とは異なる素材が設置している住宅、棟違い等の複雑な形状の屋根です。
ほとんどの素材は必ず経年劣化しますので、定期的な点検と交換を行い、全体的な葺き替えに至らないよう気をつけましょう!
ようやく屋根材を葺いていきます。
ご希望は金属屋根材(表面は石粒仕上げ)のエコグラーニでしたが、安価でカラーバリエーションが豊富なスレート屋根材「コロニアル」を使用しました!
原料は前回と同じくセメントですので、必ず定期的な塗装メンテナンスは必須です。
適切な補修を行えば、25~30年程度は安心して生活が出来るでしょう(#^^#)
屋根の換気設備は、換気棟と同じ役割を果たしているようですので、撤去せずに残しました。錆が雨水で流れると屋根材を汚してしまいますので、早い段階で塗装をしましょう。
スレート屋根の雪止めは錆びにくいステンレス製です。
施工後に後付けをすることも出来ますが、降雪日が増えてきたと感じる地域は近隣とのトラブル防止にも設置しておきましょう。
屋根から滑り落ちた雪がカーポートや波板の破損を招いた、敷地内に落ちてきた、急な落雪が怖い等、ご相談を頂くことがあります。
先付けの雪止め金具は、屋根の内部で釘止めしますので、壊れにくい施工です。
施工時は色違いがありますが、塗装工事を行う際には、同一色に仕上げる事が出来ますので、ご安心ください。
【工事を終えて】
屋根工事後、足場を解体し全体を見渡すことが出来ました。
屋根が綺麗になるだけで、お住まいの印象も大きく変わるかと思います。
今回、セメント瓦からスレート屋根に葺き替えたことで1㎡当たり40kgの軽量化が出来ました。
50㎡の屋根でしたら2000kgの差、自動車に換算すると3台分も違います!
屋根を軽量に仕上げることで、地震の発生時に建物の揺れを軽減することも出来ますし、常にかかる住宅への負担が緩和できます。
なによりも、今後のメンテナンスを簡単にすることが出来、お客様の今後のお悩みも解消させることが出来ました(#^^#)
我が家の屋根材はなんだろう?適切なメンテナンスは何?費用を知りたい等、気になる事がございましたら、お気軽に街の屋根やさんへご相談ください。
無料点検をさせて頂いて、お客様のご希望に沿った工事をご提案させて頂きます(^O^)/
記事内に記載されている金額は2023年11月21日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
府中市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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