大田区|落雪対策に陶器瓦へ雪止め取り付け!太陽光パネルも保護!
【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
東京都大田区の築3年、寄棟の2階建て住宅です!
道路側には雪止めがあるのですが、実際に住んでみると想像以上に雪が降る日が多く落雪によってお隣にお住まいの方へ迷惑が掛かってしまっている状態とのことです(>_<)
そこで今回、雪止めの増設のご相談を頂きました。
東京都大田区の築3年、寄棟の2階建て住宅です!
道路側には雪止めがあるのですが、実際に住んでみると想像以上に雪が降る日が多く落雪によってお隣にお住まいの方へ迷惑が掛かってしまっている状態とのことです(>_<)
そこで今回、雪止めの増設のご相談を頂きました。
担当:新海
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:雪止め設置 足場
- 築年数:築3年
【点検の様子】
まず、雪止めを取り付ける箇所の確認を行っていきます。
雪止めは新築時に取り付けることが多いのですが、北面以外には軒先に太陽光パネルの設置がされている為、雪止めを設置しなかったとのことです。
住み始めて1年は何も問題が無かったようですが、記録的な降雪により屋根に雪が積もり、隣家に向かって落雪してしまったようです(>_<)
その為、今後の降雪対策にすべての面に雪止めの設置を検討しています。
雪止めは屋根に積もった雪が滑り落ちないようにするために設置する物です。
「この地域はそれほど降らないから必要ないかな」と思うかもしれませんが、実は雪の少ない地域にこそ必要なのです!
元々降雪の多い地域は雪下しを行うため、雪止めは設置しません。
雪止めで溜めてしまうと雪の重みでかえって住宅に負担が掛かりますし、雪下しの際に邪魔になってしまうからです。
近年は異常気象とも言われ、今まで降雪の少ない地域まで豪雪に見舞われることがあります。
思わぬ積雪で今までは問題のなかったお住まいに大きな被害を及ぼす可能性もあります(>_<)
雪止めを設置していない住宅、これから新たな土地で新築を検討中の方は近年の気象状況で判断していきましょうね!
【雪止めの先付け・後付け】
雪止めには施工時に取り付けることが出来る先付けと、今回の様に既存屋根に取り付ける後付けがあります。
下地に固定できる点から先付の方が耐久性は高いのですが、屋根に合った雪止め金具を使用すればしっかりと役割を発揮できます。
瓦屋根は取り付けられる雪止めが2種類あります。
一つはスレート等にも使用することが出来る金具、もう一つは瓦と雪止めが一体になっている「雪止め瓦」です。
雪止め瓦は施工後の屋根でも既存の瓦と差し替えるだけですので非常に簡単です。
既に製造販売が終了している瓦もありますので、事前に瓦の種類や色を教えて頂ければ施工が可能かお調べいたします!
ちなみにこちらの瓦は鶴弥のスーパートライ110タイプⅡの陶器製平瓦で雪止め瓦も金具もございます。
施工時に下の瓦のハイパーアームが上の瓦のアンダーロックを抑えていますので、雪止め瓦への変更も棟から剥がしていく大がかりな工事になります。
今回は費用を抑えるためにも金具での施工をお勧めいたしました(*^-^*)
通常、雪止めは軒先から40~80㎝程度の部分、軒天ではなく外壁の真上に設置します。
今回の様に太陽光パネルがある場合は、パネルの上部に取り付けます!
パネルを設置している住宅も多くなってきていますが、パネルの表面はガラスのため雪が滑りやすいです。
気にかけにくいのですが意外と危険なポイントです!
滑雪の勢いが出るため、自宅の敷地内に留まらず隣家まで届いてしまう可能性があります。
また、太陽光パネル自体が重たい為、雪の重みが加わり屋根の軒先が破損するかもしれません(>_<)
パネルの上に雪が積もり続ければ、光も届かず発電すら出来ません。
このような問題が出てきてしまいますので、あらゆる事態を想定して雪止めの設置が必要なのです。
【雪止め設置工事】
屋根工事を行う場合は作業上の安全の為に足場を仮設することがほとんどなのですが、屋根の勾配(傾斜)により足場が不要な場合もあります。
5寸以上の勾配がある場合は足場が必要になるケースが多くなり、その分費用も掛かってしまいますのであらかじめご了承くださいm(__)m
後付け雪止め金具は、瓦の重なり部分に差し込み六角ボルトで固定していきます。
雪止めの材質はステンレス、アルミ、亜鉛メッキ製とメーカー・商品によって様々です(鶴弥はステンレス製です)。
今回は太陽光パネルの長さに合わせて1枚の瓦に対し1個の設置、更に隣家のある面に対しては2段設置で落雪のリスクを下げました。
【雪止めを設置するメリット】
今回の雪止め設置工事で、まず近隣トラブルを避けることが出来ました(*^-^*)
また、落雪を防ぐことでカーポートや下屋の破損防止、人を巻き込むような事故を回避することにも繋がります。
シーズンに関係なく前もって施工をしておくことで、急な降雪に焦る心配もありません。
さらに、塗装工事等で足場を仮設するようなタイミングがあれば、同時に行っておくと費用も手間も最小限に抑えられますよ(^^)/
【工事完了後】
雪止め設置完了致しました。
今回の工事で安心して次の冬を迎えられそうですね(#^^#)
お客様もお隣の方へのご迷惑を一番気にされていましたので、大変安心されていらっしゃいました!
雪止めの設置をしているにも関わらず雪トラブルを抱えている場合は、雪止めの増設やネットの設置ももちろん可能です。
雪対策へのご相談、雪止めの設置依頼や費用に関してのご質問はお気軽に街の屋根やさんへお問い合わせくださいませ!
点検・見積もりは無料にて承っております(^^)/
記事内に記載されている金額は2023年11月27日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
大田区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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