葛飾区柴又にて令和4年6月3日に降った雹により被害を受けた波板の交換工事を実施
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白井
葛飾区柴又のアパートにて雹による被害を受けた波板の交換工事を実施致しましたので作業の様子をご紹介しております。 お問い合わせのきっかけですがオーナーのI様より「6月3日に降った雹によりアパートに設置されている波板が破損しボロボロになってしまったので交換を考えている」とご相談を頂きました。 調査に伺い波板の確認を行うと、ベランダに設置されている波板は全体的に穴が開いてしまい破片が残っているような状態になっておりました。I様に確認を行うと火災保険にご加入されていると仰せでしたので火災保険を使用しての波板交換工事のご提案を行いました。火災保険は火災のみならず台風などの自然災害でご自宅が被害を受けた際にはご自宅に掛けてある火災保険が適用されます。元の状態に復旧するために掛かる費用を保険会社が負担してくれますので工事とあわせて保険申請を行う事で工事費用が抑えられます。保険申請を行い、無事に保険が承認されたとのことでしたので弊社へ波板交換工事のご依頼を頂きました。
担当:白井
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:その他の工事 波板交換工事
- 施工期間:3日間(足場含む)
- 築年数:築30年
- 施工費用:詳しくはお問い合わせ下さい
- 平米数:6㎡
- 使用材料:硬質塩ビ波板 強化ガラスネット入り
- 保証年数:詳しくはお問い合わせ下さい
現地調査
現地調査の様子になります。6月3日の雹によりアパートのベランダに設置されている波板が破損してしまったとご相談を頂きました。アパートは階段を中央に左右2世帯ずつあり、1階と2階を合わせると計4世帯が入る建物になります。今回破損してしまった波板は2階のベランダに設置されている2箇所になります。
先ずは、地上から波板の確認を行うとそれぞれのベランダには全体的に破損が見られました。雹による被害は千葉県や東京都でも葛飾区や江戸川区の江戸川沿いで多くご相談を頂きました。こちらのアパートも江戸川沿いに建てられており被害状況から多くの雹が降った事が想定できました。
ベランダにお邪魔しての確認も行います。既存波板はガラスネットが入った硬質塩化ビニル製の波板が使用されておりました。波板設置より年数が経過していることにより紫外線による変色が進んでおりました。また、形成時に添加されている可塑剤の流出により柔軟性が失われておりましたので衝撃を加えると割れやすい状態となっておりました。このような劣化も雹による被害を大きくした要因と言えます。
既存波板はポリカフックというフック状の留具により固定がされておりました。ポリカフックにはサイズが様々あり、波板交換の際にはポリカフックの交換も伴いますので点検の際にフックのサイズを前もって確認しておく必要があります。
今回は雹による波板への被害でした。I様に確認を行うと火災保険にご加入されていると仰せでしたので火災保険を使用しての波板交換工事のご提案を行いました。火災保険の申請を行い保険が無事に承認されたとの事で工事をお任せ頂く事となりました。火災保険は火災のみならず台風などの自然災害でご自宅が被害を受けた際にはご自宅に掛けてある火災保険が適用されます。元の状態に復旧するために掛かる費用を保険会社が負担してくれますので工事とあわせて保険申請を行う事で工事費用が抑えられます。
波板交換工事
既存波板撤去
波板交換工事の様子になります。先ずは、破損してしまった波板の撤去を行っていきます。既存の波板はポリカフックによりアルミフレームに固定されておりましたので、フックを外せば波板の撤去が可能です。フックはL型になっておりフレームに引っ掛けてありますのでポリカフックを90度回転させると引っかかりが解除されます。
波板の撤去が完了しました。アルミフレームの溝に破損した波板の破片や土等の汚れが溜まっており、水下川の溝は樋の役割も果たしておりますので汚れや破片により詰まってしまい排水不良を起こしてしまう可能性がありましたので、こちらの清掃も忘れずに行いました。
新規波板設置
波板の撤去・清掃が完了したので新たな波板の設置を行います。新たに設置する波板は既存と同様の硬質塩ビ波板で強化ガラスネットが入った物になります。色はブラウンスモークをお選び頂きました。
波板は、予めフレームのサイズと近いサイズを選定しましたので長さの加工等を行うこと無く作業が進みました。波板の固定にはポリカフックを使用しますのでフックを通す穴をインパクトドライバーと錐を使い開口を行います。穴をあけたらポリカフックを通しアルミフレームに引っ掛けて固定を行います。フックの固定箇所は1枚に対し幅方向で4箇所、軒方向に3箇所に計12箇所の固定を行いました。固定箇所は下地の状況や立地条件にもよりますので状況に応じて行う必要があります。
複数枚の波板を設置する際には、雨水の浸入防止の為に幅方向の重ねは2.5山以上になるようにしなければなりません。重ねた山が少ないと雨水の浸入リスクが高まりますので注意が必要です。一般的に655mmと規定サイズの波板ですが2.5山の重ねを考慮すると有効幅は575mmとなります。必要枚数を計算する際には有効幅で計算を行わないと枚数が足りなくなってしまいますので注意しましょう。
施工完了
ベランダ2箇所の波板交換工事が完了となりました。工事完了後お客様に確認していただき仕上がりに大変満足して頂くことが出来ました。波板交換工事の費用につきましては、現場状況により金額が異なりますので詳しくはお問い合わせ下さい。(その他工事金額はこちら)
私達「街の屋根やさん」では、引き続き新型コロナウイルスの感染対策を徹底して行っております。飛沫感染のリスクを防ぐ為必ずマスク着用でお伺いさせて頂き、お客様やスタッフの安全管理を徹底しておりますのでお困りの際はお気軽にご相談頂けますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年04月13日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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