勝浦市墨名で強風で変形したケラバの板金を補修
【お問い合わせのきっかけ】
担当:神子
普段はお使いなっていない勝浦市の別宅、海が近いこともあり、夏に宿泊する予定でそのシーズン前にその様子を見に来たら、屋根の端の板金が捲れあがってて、びっくりしたというお客様です。取り敢えずは強風などで飛ばされないように補修してほしいということなので、今回はビスの増し打ちで対応することにしました。お客様は忙しい方でお見積りと修理を一日で済ませいほしいとのこと。点検後、お客様の見守る中での施工となりました。
担当:神子
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:その他の工事 ケラバ板金の補修
- 施工期間:1日
- 築年数:27年
- 施工費用:詳しくはお尋ねください
- 使用材料:ステンレスビス,シーリング材
- 保証年数:部分補修のため、お付けしておりません
- ハウスメーカー:不明
点検の様子~変形したケラバの板金
屋根の端の板金が捲れあがって変形してしまったそうですが、確かにケラバの板金が大きく変形しています。たまに変形しているケラバの板金を見かけますが、せいぜい浮いている程度、ここまで大きく変形しているものは珍しいです。
ケラバの板金の変形のせいなのか、強風のせいなのか分かりませんが、棟板金の端も捲れあがっている状態でするケラバの板金、こうよって見ると化粧スレートの上に被せられているように見えますが、実はスレートが被せられているのです。したがって、交換するにはスレートを全て剥がさなければならず、最終的には屋根葺き替えのような工事になってしまいます。
施工の様子~ビスの増し打ちで元の位置に
お施主様は「強風で飛ばない程度に直してくれれば充分」ということだったので、今回は多少強引ですが、ビスの増し打ちによって力づくで元の位置に戻すことになりました。ステンレスビスをねじ込み、元の位置へと戻していきます。
棟板金の変形した部分もビスの増し打ちで元の位置へと戻します。屋根の色を見る限り、定期的にメンテナンスは行われていたようですが、板金の部分は強風には勝てなかったようです。
変形によって板金が裂けてしまった部分はシーリングでその隙間を塞ぎます。これで棟内部に雨水が浸透してくることもありません。棟板金の表面に傷みは出ていますが、ケラバが変形するような強風で剥がれなかったということはこちらもしっかりとメンテナンスされていたのでしょう。
シーリングで裂けた部分と隙間ができてしまった部分を防ぐことができました。これで雨水が棟板金の内部に浸透してくることもありません。これで原状回復できました。
竣工、ケラバの板金の補修
ケラバのすぐ下、屋根の側面で勾配がある部分は「破風」と呼ばれるところです。文字通り、風を両断し、屋根へのダメージをふせぐところなのですが、今回は風向きが悪かったのか、ケラバの板金に当たってしまったようです。ケラバの板金は補修したことによって、これまでよりも風に強くなりましたので、安心してお過ごしできると思います。
記事内に記載されている金額は2020年08月25日時点での費用となります。
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