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ビフォーアフター

横芝光町屋形にてカーポートの補修工事を実施

　

今回調査を行ったのは横芝光町屋形の大きなお住まいの一角にあるカーポートです。2台分の車が停められる駐車スペースはアクリル板で雨風を凌いでいましたが、強風によって一部が飛散してしまっていました。カーポートはメーカーなどによって構造や使用材料も大きく異なります。例えばアルミや鉄製の支柱にアクリル板やポリカで屋根が取り付けられているもの、ご自身で作成されている場合は木材を支柱にし波板を屋根に使用したりと様々です。メーカーの場合でもほとんど対応可能ですが、特殊な形状や屋根材が使用されているとメーカーに問い合わせ製品の在庫があるかなどを確認する必要があります。今回はセンター部分の屋根だけ少し形状が変わっており、また中央屋根を固定するボルトが破損してしまった為、お客様自身で固定補修されていました。

　

今回破損してしまったきっかけは強風ですので火災保険や共済が適用されます。たとえ経年劣化していたとしても、最終的な破損の原因が台風や積雪・雹といった自然災害であれば火災保険や共済は利用できます。ただしこれらは使用条件や補償額が異なるためあらかじめ確認した上で使用していきましょう。火災保険を申請するには破損個所の補修見積もりと現況写真と必要書類を保険会社に送る必要があります。この手続きが遅れると審査の結果も出ませんのでいち早く破損に気づき、申請手続きを行う事が非常に大切です。その後数週間で審査結果は出ますので補修を行っていきますが屋根が飛んで行ってしまう、雨漏りを起こしてしまう等緊急性が高い場合は写真等を撮影した後であれば補修を先行しても問題ありませんので状態に合わせて補修工事に臨みましょう。

火災保険を利用したカーポート復旧工事

　

ではカーポートの復旧工事に入ります。まずは破損してしまったボルトをメーカーから取り寄せアルミ板に対してしっかり固定します。恐らく同様の形状に加工して別製品を取り付けることも可能かと思いますが、正規のメーカー製品がフィットしますし一安心です。

　

屋根パネルもメーカーから取り寄せ交換工事を実施しました。アクリル板の光線透過率は93％でガラスを凌ぎ、耐候性・耐衝撃性にも優れており万が一割れてしまってもガラスのように飛び散る心配もありません。その重厚な質感からプラスチックの王様とも呼ばれている素材です。

カーポートに使用される屋根材として塩ビやガラスネットも挙げられますが、より耐久性に優れ壊れにくい屋根を求める方はポリカーボネート製やアクリル板がお奨めです。各々特徴が異なりますので、その用途や使用箇所に合わせて使い分けていきましょう。

工事を終えて

今回はメーカーに取り寄せ元通りにカーポートの復旧工事が完了しました。メーカーや製品名はカーポートの支柱に貼られていることが多いため、一度確認しておくと後々も安心かと思います。メーカーも分からないという場合も似た製品等で対応できる可能性がありますので、一度街の屋根やさんへご相談ください。

 

　記事内に記載されている金額は2020年08月25日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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